先日突如、SHOEIオフィシャルfacebookにて公開された1枚のイラスト。14年前を最後に廃盤となっている「ワイバーン」が復活する!? と、当時を知るファンの中で大きな話題となった。そんな中、SHOEIからついに2枚目の画像が登場。新「ワイバーン」らしいシルエットと、「6月下旬情報解禁」のテキストがあった!

「ワイバーンIII」登場は確定的!? ついにシルエットがあきらかに

90年代に発売されたSHOEI「WYVERN(ワイバーン)」は、シンプルながら四輪用ヘルメットのような独特のシルエットで人気を博したモデルだ。後には内装の脱着機構が追加された「ワイバーン II」として、スポーティーかつアウトローなスタイルはそのままロングランを続けた。しかし2011年を最後に廃盤となり、現在に至るまでは過去のモデルとなっていた。

ところが先日、SHOEIはオフィシャルfacebookにて漫画家・東本昌平氏による、ワイバーンを装着したライダーのイラストを公開。そのほかに何ら解説はなかったが、ついにワイバーンの新型モデルが登場する!? とにわかに注目を集めた。これに続いて6月、同じくfacebookにて2枚目となる画像が公開。東本氏のイラストに加えて、疾走するZX-9R、そして「ワイバーンIII」らしきシルエットが明らかとなった!

新「ワイバーン」の2枚目の画像が突然公開! ついに実物のシルエットが明らかになった。

東本氏のイラストも追加。ZX-9Rや震えるメーターは90年代の空気感!

ワイバーンIIは14年前に廃盤となっていたが、東本氏の『キリン』に登場するなど、いまなおファンは多い。

ベンチレーション位置が後退!? 独特のスリットはデザイン変更か

シルエットはかなりの部分が暗く、その全容は未だ不明だ。しかし全体の形状は、狭いアイポートや突き出たチンガードといった、ワイバーン特有のフォルムが現代風に見直されている様子。さらに気になるのはベンチレーションの位置で、ワイバーンIIの特徴だった3つのスリット&サイドアウトレットの小穴は、どうやら全体的に後退しつつ、小穴は見えなくなっている。現代水準のエアフローを実現するために、かつてのデザインからかなり変更されているとみてよいだろう。

そして、画像右下には「6月下旬情報解禁」の文字が。いよいよこのタイミングで「ワイバーンIII」が正式に発表されるのは間違いない! 気になる全容や価格、発売時期といった情報もこの時明らかになるのだろうか!? 続報を待ちたい!

面長なチンガードや狭いアイポートといったシルエットは旧モデルによく似ている。

口元を明るくしてみた! スリットの位置は明らかに後退しているようだ。

情報解禁は6月下旬! ネオクラシックヘルメットの新機軸が出現するか。

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    待ち遠しい。多少のデザイン変更が有るにせよ ワイバーンとして発売してくれるのは ありがたい!

  2. 匿名 より:

    これもいいけど ネオテック4が出て欲しい

    ①帽体がスリム(特に横幅)

    ②もう少し軽量

    ③もう少し気密性向上(風切り音の低減)

    がクリアー出来たモデル(なんて夢か。。。)
     

  3. 匿名 より:

    このzx-9rは初期型ではなく2代目のC型です。

  4. 匿名 より:

    あとは値段だな

  5. 匿名 より:

    値段が問題

  6. クルーズ より:

    ワイバーンは2回買ったけど、今度のワイバーンはショウエイらしくシールドの脱着が素早く出来るやつだといいな。

  7. 匿名 より:

    スリット後退してピューピュー音対策はしてるみたいだな

  8. あま より:

    四輪のホイールで有名な「ヘッド40とか「OZラリーレーシング」のように、復刻したがコレジャナイ感にならなきゃいいが。

  9. zx より:

    晴れの日に一日走ると、夜帰ってから酷く目が痛くなる。まるごとスモークにするのも結構不便なので、インナーシールドがあればとよく思う。このヘルメットのスタイルに合うかどうかはわからないけど。

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