
文/Webikeバイヤー:オリモ
ウェビックプラスをご覧のみなさま、あけましておめでとうございます! 新年早々厳しい寒さですが、愛車の“エンジンオイル”のコンディションはチェックされていますか?
バイクの「オイル」は人間でいう“血液”のような存在。 古いオイルを使い続けてしまうことでエンジン本来の性能や燃費の低下といった問題が起きたり、気温や気候に合わせて最適なオイルを選択することもエンジン寿命に関わります。また愛車にとって最適なオイルを使用したり、最適な交換時期を守るだけでもエンジンパフォーマンスが向上する可能性もあるのです。
そこで今回はウェビック取り扱い中の豊富なオイルメーカーの中から、当店の実績をもとに作成した独自のランキングを発表! 愛車にピッタリのエンジンオイルがきっと見つかるハズ。それでは、TOP10ランキングをご覧ください!
目次
- 1 4サイクルオイル人気ランキングトップ10
- 1.1 第10位 WAKOS:ワコーズ|Pro-S 40 プロステージS【粘度:10W-40】
- 1.2 第9位 A.S.H OIL:アッシュオイル|PSE【粘度:15W-50】
- 1.3 第8位 Shell ADVANCE:シェルアドバンス|ウルトラ4T【粘度:15W-50】
- 1.4 第7位 HONDA:ホンダ|ウルトラG4 レーシング 【粘度:0W-30】
- 1.5 第6位 RevTech:レブテック|エンジンオイル【粘度:20W50】
- 1.6 第5位 YAMALUBE:ヤマルーブ|【ヤマハ純正】プレミアムシンセティック【粘度:10W-40】
- 1.7 第4位 MOTUL:モチュール|300V FACTORY LINE ROAD RACING 4T【粘度:10W-40】
- 2 いよいよTOP3! 2024年4サイクルオイル人気ランキング
- 3 まとめ
4サイクルオイル人気ランキングトップ10
第10位 WAKOS:ワコーズ|Pro-S 40 プロステージS【粘度:10W-40】
WAKO’S(ワコーズ)独自のベースオイル技術「3Dテクノロジー」を採用した高性能ストリートスペックエンジンオイル。低温から高温まで優れた潤滑性能を維持し、エンジンを摩耗から守ります。
また実際に使用ユーザーからは「オイルの性能劣化が遅いため長くオイルを使用できます。」との声も。冬場のエンジン始動も問題なく、エンジンの吹き上がりも良いと絶賛されています。
第9位 A.S.H OIL:アッシュオイル|PSE【粘度:15W-50】
A.S.Hオイルの高度な技術が集結した「高品質・高性能」が売りのオイル。その性能の高さからユーザーのリピートも多く、「劣化しにくい」「低温から高温まで幅広く対応」「安定した油膜でツーリングから街乗り・高速走行まで使いやすい」という特徴を持つオールマイティなオイルとなっています。
第8位 Shell ADVANCE:シェルアドバンス|ウルトラ4T【粘度:15W-50】
「PurePlus Technology」という独自の技術で天然ガスからベースオイルを製造しているため、不純物を含まずエンジン内部にカーボンが発生しにくいオイル。またULTRA 4TはDUCATI純正指定されている4サイクルオイルです。
真夏に乗っていてもシフトフィーリングが良いなど、油温が高いDUCATIユーザーに愛用されています。
第7位 HONDA:ホンダ|ウルトラG4 レーシング 【粘度:0W-30】
サーキットでは最大限のエンジン性能を引き出せるのがウルトラG4オイル。 ウルトラG3とベースオイルは一緒ですが、特殊添加剤を使用してることによって二輪業界初の「0W-30」の低粘度オイルを実現しています。
サーキットだけでも通学・通勤、ツーリングなど公道で使用するユーザーからも評判がいいオイルです!
第6位 RevTech:レブテック|エンジンオイル【粘度:20W50】
ハーレーユーザーに人気なエンジンオイル。価格や性能についてもコストパフォーマンスが非常に良く、「ハーレーにオイル入れるならこれ!」 というリピーターも多数!
第5位 YAMALUBE:ヤマルーブ|【ヤマハ純正】プレミアムシンセティック【粘度:10W-40】
人気のYAMALUBE プレミアムシンセティックオイル。低温から高温まで安定して高い性能を発揮するハイグレードオイルで中型から大型に使用されているオイルです。
また1L・4L・20Lタイプがラインナップし、ポイパックが付いたオイルチェンジキットまで用意。複数バイクを所有しているユーザーには1Lを4本購入するより、4Lの購入がお得です!
第4位 MOTUL:モチュール|300V FACTORY LINE ROAD RACING 4T【粘度:10W-40】
2024年の春に300Vが11年ぶりに全面リニューアル! Motul独自のEster Core®テクノロジーと最新のベースオイルとの相乗効果によりエンジン出力の向上、内部の摩擦を低減などオンロード用モーターサイクルにとって理想のパフォーマンスを発揮します。使用ユーザーからのインプレッションをご覧いただくとわかりますが、非常に好評なオイルとなっています。
独自のベースオイルの配合技術「Ester Core®テクノロジー」を用いており、エンジンの耐久性を損なうことなく、優れたパワーとパフォーマンスを発揮。MotoGPやFIM世界耐久選手権などで培った経験とノウハウから生まれた、非常に信頼度の高い製品となります。さらに300V FACTORY LINE ROAD RACING 4Tは【0W-30】【5W-40】【10W-30】【10W-50】【15W-50】と選択肢が豊富なことも特徴です。
いよいよTOP3! 2024年4サイクルオイル人気ランキング
第3位 Kawasaki:カワサキ|Kawasaki elf Vent Vert 冴強【粘度:10W-50】
Kawasakiの「冴強(さえきょう)」は高温に強い特性で、特に真夏の暑い時期には名前通り“最強”のオイル。またKawasaki純正オイルのAPI規格で性能TOPを誇ります。筆者も夏場に愛用していましたが、空冷エンジン、大型車には非常にオススメ。
他にもスーパースポーツに最適な「冴速(さえそく)」や今年10月に新登場したMOTULとのコラボオイル「Kawasaki Semi-Synthetic Oil by Motul」などもラインナップしています。夏は「冴強」、冬は「冴速」を入れるなど季節によって使い分けたいですね。
※API規格とは【米国石油協会(API)とアメリカ材料試験協会(ASTM)、アメリカ自動車技術者協会(SAE)の三者が定める規格】です。
第2位 SUZUKI:スズキ|ECSTAR R9000 二輪用エンジンオイル【粘度:10W-40】
SUZUKI純正オイルの中で最高級グレードなのに価格が安いコストパフォーマンス最強オイル! スロットルレスポンスの良さ、シフトフィーリングの軽さ、吹け上がりの良さが特徴です。SUZUKI車ユーザー以外にも人気のオイルとなっています。
第1位 HONDA:ホンダ|ウルトラG1 スタンダード【粘度:5W-30】
HONDA ウルトラG1はHODAが新型車開発に使用するすべての基準となるオイル。始動性の向上や低温時の燃費向上を狙った設計により、スーパーカブからCBR1000RR-Rに入れても爽快な走り出しが可能です。
通学・通勤、寒冷地に最適なオイルで、あらゆる車種におすすめできるHONDA 純正オイル。またHONDA 純正オイルの中で最も安く、お財布にも優しい点が人気の理由でしょう。
まとめ
ランキングの結果はいかがだったでしょうか。「このオイルがこのランクなのか」と驚いた方も少なくないのでは?
どんなに性能の良いオイルを使用していても、定期的なオイル交換が重要なことはご存じの通り。2000~3000kmの走行距離や、5~6ヵ月でオイル交換を実施することが愛車を長持ちさせるコツです。
つまり高級オイルを長く使うより、HONDA G1のようなオイルをこまめに交換するほうがオイルの性能を最大限に発揮することができるというわけです。もちろんMOTULのような高性能オイルをこまめに交換するのがベストですが・・・(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました! 2025年も変わらず、ウェビックをご愛顧の程よろしくお願いいたします。
まさかあのオイルが1位に!? バイク用4サイクルオイル人気ランキングTOP10【2024 Webike ランキング】 ギャラリーへ (11枚)この記事にいいねする
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WAKOS
Pro-S 40 プロステージS【10W-40】【4サイクルオイル】
¥2,640(税込)
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A.S.H OIL
PSE【15W-50】【1L】【4サイクルオイル】
¥3,124(税込)
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Shell ADVANCE
ULTRA(ウルトラ) 4T【15W-50】【1L】【4サイクルオイル】
¥3,514(税込)
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HONDA
ウルトラG4 レーシング (ULTRA G4 RACING) 【0W-30】【1L】【4サイクルオイル】
¥2,899(税込)
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RevTech
エンジンオイル 【20W50】【4サイクルオイル】
¥1,511(税込)
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YAMALUBE
¥7,911(税込)
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MOTUL
300V FACTORY LINE ROAD RACING 4T (300V ファクトリーライン ロード レーシング) 【10W-40】【1L】【4サイクルオイル】
¥4,400(税込)
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Kawasaki
Kawasaki elf Vent Vert 冴強 (カワサキエルフ ヴァンヴェール サエキョウ) 【10W-50】【1L】【4サイクルオイル】
¥2,840(税込)
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SUZUKI
ECSTAR[エクスター] R9000 二輪用エンジンオイル【10W-40】【1L】【4サイクルオイル】
¥1,535(税込)
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HONDA
ウルトラG1 スタンダード (ULTRA G1 STANDARD) 【5W-30】【1L】【4サイクルオイル】
¥1,536(税込)
EPLがランク外なのが意外
今まで真面目にヤマハのエンジンオイルを買ってたけど、これからはコスパの良いモノタロウのエンジンオイルにする予定
チョイ乗りやたまにのEG始動がなぜオイルの劣化が早まるのか?根拠がよくわからん。
ただの人気ランキングでつまらない内容。
もっと突っ込んだディープな記事書いて下さい。
チョイ乗りがなぜエンジンオイルに厳しいのかというと、エンジンオイルにも80℃から90℃程度という適温となる範囲があり、チョイ乗りだとエンジンオイルが適温まで上がらず、水分などが残りやすくなってしまうのです。
エンジンオイル エマルジョン
で検索ぅ〜
正解!
ガソリンが燃焼すると…
炭化水素+酸素=炭酸ガス+水(+その他もろもろ)が発生する。
ブローバイとしてオイルに少しづつ混入する。
ある程度以上の距離を走るとオイルが帯熱して混入した水分が蒸発する。
ウマ〜
オイル事情に疎いバイク初心者には、これからのオイル選択な指標になる。参考にさせて頂きます。
ヤマハ車じゃないけど、
バイクショップのオススメでエフェロ時代から使い初めて、15万キロオーバー
保護性能とコスパのバランスは秀逸だと思う
温度が上昇しきらないと外気温との差でクランクケース内に結露が生じ、オイルと水がカクハンされて乳化(劣化)が進みやすくなるからです。
このランキングは売れ筋って話なので性能と直結する内容では無さそうですね!
個々に車体に悩みなどある場合は拘りのオイルを選ぶとバイクライフが充実すしそうですね☆
PANOLIN RACE Webikeさんで、もう販売しないのでしょうか?
ホームセンターの工具コーナーにある機械油メーカーの、AZのオイルは意外と良い。
コスパも高いので気に入ってる。
AZのMEO-012という4ℓで2,500円前後の格安オイルにSOD-1plusを加えるという謎仕様で落ち着いた。
ならば最初から高級オイル使えって?
いやいや、余計な添加剤があまり入ってないベースオイルにプラシーボ効果絶大な添加剤を加えたいのよ。
ちょい乗りだと結露した水滴がベアリングに付いたまま錆びて腐食しそのまま走行すると削れてじきにガタ出て来る