以前、Webike+では絶対に折れないレバーというふれこみの商品を紹介したことがある。(実際折れなかった)今回は純正に近い形状に簡素化され、大変リーズナブルなポリスポーツ【APT UNBREAKABLE LEVERS】を紹介していく。

納車前に交換するショップが増加中!

今、ポリスポーツ製品で一番売れている商品がこの【APT UNBREAKABLE LEVERS】である。何故か?
新車や中古車に装着して納車するオフロード系ショップが増えている。
レースに強いショップから、リーズナブルであり性能面で不満が無いという理由で選ばれているのである。

本当に折れないの?

どうやったら破壊できるのかはメチャクチャバズった過去の記事を参考にしてもらいたい。同様の素材を使用したピボットレバーを実戦で使用し、最終的には力ずくで破壊するという大変有益な検証をしている。

 

力ずくで破壊した結果

どう曲がるの?

今回紹介するレバーは前回の商品とは違いピボット機構の無いレバーである。では、レバーが衝撃を受けた場合はどうなるのだろうかという疑問が残る。

 

こうなる。

 

未だかつて、曲がったレバーをあたかも新品の如くカタログに掲載したメーカーがあっただろうか。
レバーが衝撃を受ける前に、私が衝撃を受けてしまった。

 

要するにこういう事である。

上方に曲がったレバーを元に戻せますよというお話。
ピボットするかの如く自然なたたずまいだが、曲がっているだけである。
勘違いされた方もチラホラ…。

形状は?

レバー形状は純正を模した形状となっている。

触り心地はプラスチック感満載。似た機能を持つARCレバーなどとも違う素材となっている。
冬季はキンキンに冷えたアルミレバーに触れているだけで指が凍る。
そんな経験のある方も多いかと思うが、触れる面がプラスチックという事で、熱伝導率の関係で指が冷えにくいという利点が挙げられる。
そして軽い!!

YZ125純正レバー

YZ125用 APT UNBREAKABLE LEVERS

純正比85%と軽量。末端部分なだけにハンドリングにも影響有り?
純正形状の為、クラッチレバー引きの軽さには大きな影響はない。

実際に曲げてみた

すでに痛めつけられて無残な姿になってしまったレバーがこちら。

社内オフロード運動会にて曲げられたレバー ~ハンドガードを添えて~

 
新品レバーに比べて前方向に曲がってしまっている。

これにフンっ!!と力を加えた結果。

この方向だと力が入れづらいが...。

完璧。

これだけではアレなので、今度は上側方向に曲げてみる。
社内一の握力自慢に曲げてもらった。

軽々曲げた

そして、それを先日のJNCC高井富士にて指が4本イカれてしまって握力ミニマムな私が修復。

マジか...

あら不思議。あっさりと元に戻すことが可能。
癖がついてしまい曲がりやすくなる懸念もあるが、元の形状に戻すことは可能である。

こんな方にオススメ

・仰々しいレバーが嫌いな純正派
・とにかく安く済ませたい倹約家
・折れないスペアレバーを常備したい慎重派

 

ちなみにYAMAHA MY25 YZ125のブレーキレバーは3,377円、クラッチレバーは2,420円である。
対してAPT UNBREAKABLE LEVERS セットの希望小売価格は6,217円、そして現在はセール中である。(2025年6月5日まで)
純正を予備として持っておくというのはどうだろうか?

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