発売当初から人気継続中のZ900RS。
そのフォルムは「究極のZ」と呼ばれたZ1(900Super4)の要素を多く取り込み、現代でも違和感の無い仕上がりになっています。
そんなZ900RSをアルミ削り出しで有名なアエラがフルカスタムに挑戦しました!
まるでFXの様なカラーリングに仕上がった車両を今回はお借りして隅々まで調べてみました!

フロント周辺パーツ

アクスルシャフト


こちらのアクスルシャフトはクロームモリブデン鋼(通称クロモリ)を特殊焼き入れしたもので、純正よりも約40g軽く、しかもスポーティな走行にも対応できるようになっています。

クロモリシャフトはノーマルのシャフトとは違い、制振効果・剛性UPが見込めるパーツなので、取り付けるだけで車体の倒しこみが容易になり、切り返しが軽く感じられます。

チタンキャリパーボルト


純正ブレーキの効きが気になる方はこのチタンキャリパーボルトを試してみてはいかがでしょうか。
このパーツはブレーキのフィーリングを改善して、握った分だけしっかり効くというタッチに仕上げる事が出来ます。


キャリパー、マスターと両方のカスタムを行うと費用がドーンと上がってしまいますが、まずはキャリパーボルトを変えて様子を見てみるといいかもしれません。

ガード・スライダー

フロントアクスルスライダー

フロントアクスルスライダーが付いていないとフォークのボトムケース部分がダメージを受けてしまい、最悪のパターンとしてフロントフォークを全交換になってしまう事も……。
そうならない為にも、アクスルスライダーはしっかり装着しておきましょう。
アエラのアクスルスライダーは軸部分にワンポイントカラーが入っており、デザインにもこだわっています。

ラジエタープロテクター


冷却効果とプロテクト効果を両立させるために、前輪の巻き上げが多い中央部分には細かい網目を採用し小石などが当たるのを防いでいます。
両サイドは中央部とは違い、走行風が良く当たる為、粗目の網目を採用することで冷却効果を損なわない様に工夫されています。
また、表面部分にはヘアライン処理を施している為、細かな傷などが目立ちにくいようになっています。

クラッチカバーガード・ジェネレータカバーガード・パルサーカバーガード


転倒からバイクを守る手段としてもっとも大事なのがエンジン部分のプロテクションです。
特にエンジンから出っ張っている「クラッチ」「ジェネレータ」「パルサー」の3つは転倒時に最もダメージを受けやすい部分です。
各種エンジンガードを装着することで、転倒後のバイク自走可能率を飛躍的に向上させることが出来ます。

フレームスライダー


エンジンガード類と合わせて使用したいのが、フレームスライダー。
フレームスライダーを付ける事で、カウルなど車体への接地を最小限に抑える事が出来ます。
クランクケースやクラッチカバーの損傷はオイル漏れだけでなく、自走不可能にもなってしまうリスクがあるのでしっかりとスライダーを付けて守るようにしましょう。

操作系パーツ

シフトホルダー


シャフト自体のグラつきを抑え、ライディング時のシフト操作をより正確に行うことが出来るパーツです。
ライダーにとって滑らかに入るシフトチェンジは気持ちよく走る上で必須の条件だと思います。
見えない部分のカスタムですが、こういった所をこだわる事でいつもより楽しく快適にライディングが出来るんですね。

ライディングステップキット


正確な操作、ダイレクトなフィーリング、走りに集中出来る様々なメリットを備えたライディングステップキットは独自の形状をしていながらも、剛性と軽量化を突き詰めた無駄のないデザインに仕上がっています。
可動部にはダブルベアリング構造、ヒールガードの肉抜き加工による軽量化、シフトチェンジ側とブレーキ側で硬さの異なるゴムをペダル先に使用しており、ライダーへの配慮が伺えます。

アルミ可変ハンドルバー


スポーティなライディングポジションを求めているライダーには、この可変ハンドルをオススメします。
商品名に「可変」とあるように、ハンドルの「絞り角」の調整が可能です。
純正21°に対して19°/21°/23°の3つから選ぶことが出来ます。
更に「垂角」を作る事も可能で、ライダー1人1人に合ったベストなポジションをセッティングすることが可能となっています。

チタンハンドルバーエンド制振カラー


長時間のライディングでは手の痺れが常に付きまといます。
バイクから降りても痺れが長引く事も多々……。
そんな時はこの商品がオススメです。
エンジンの共振によって振動を軽減、小さな部品でありながらその制振効果は絶大です。

リアショック(参考装着)


今回の車両には見たことのない色のリアショックが付いています……。

これ実は……アエラのリアショックなんです
詳しい情報は得られておりませんが、Z900RS用に作られたとの事。
オーリンズやナイトロンとは違う、シックな落ち着いた色合いのスプリングが今回のフルカスタムZ900RSにマッチしています。

その他の多彩なパーツ達

アルミ削り出しショートナンバープレートホルダー


Z900RSのスタイルを崩さずリア周りをスッキリさせることが可能なショートナンバープレートホルダー。
アルミの削り出しで作られたこのショートナンバープレートはカウルとのバランスを考え、やりすぎ感が出ない最適な位置に取り付けられています。

リアアクスルナットカバー


Z900RSリアアクスルナットには純正でラバーキャップが装着されています。
純正はナット部分に使われている割りピンによる怪我などの防止の為、ラバーキャップを採用しているのですが、アエラでは割りピンでは無く再利用可能なクイックピンを使い、工具不要で取り外しが可能になっています。
ナットカバー内側にはスポンジを使用してガタツキを防止しています。

リアスタンドフックスライダー


このパーツを装着することで、メンテナンススタンドを用いた整備が可能になります。
材質はジュラコン樹脂なので、整備性向上だけでなく万が一の転倒時にはスライダーとしてダメージを軽減する役割も兼ね備えています。

マスタータンクキャップ


アルマイト処理された質感の高いマスタータンクキャップです。
上面に書かれた文字はレーザーマーキングによるもので、アエラのロゴが記入されています。
ハンドル周りを引き締めたい方にオススメのパーツです。

ナビゲーションステー


アエラのナビゲーションステーは視認性、操作性のみならず取り付け後のデザインも重視しています。
そのため、アエラのナビゲーションステーは車種ごとに専用設計され、車両デザインを崩さない為にハンドルブラケットへの共締めタイプを基本としています。
取り付けの簡単さ、ハンドル操作への影響も無いのでロングツーリング等でも安心して使えます。

「ワイバン」コラボ チタンフルエキゾーストマフラー


バイクの中で特に目を引くパーツと言えば、やはりマフラーでしょう。
今回のZ900RSに装着されているマフラーは「ワイバン」とアエラのコラボによって誕生した逸品です。
サブサイレンサーレスにすることで扱いやすいトルクとアクセルを開けた時に轟くエキゾーストサウンドはワイバンならではのマフラーです。


通常のワイバンマフラーと違い、エンド部はアエラの得意とするアルミ削り出し!
これによってオリジナリティの高いマフラーに仕上がっています。

ラインテープ(開発中)


往年のFXを彷彿とさせるこのラインテープ。
現代のZ900RSにこのノスタルジックなラインテープは新たなZの可能性を感じさせてくれます。
こちらはまだ発売されておりませんが近日発売との事なので楽しみに待ちましょう。

今後もアエラのフルカスタムから目が離せない!


今回は簡潔に商品の紹介を行って参りましたが、気になる商品はありましたでしょうか?
動画では細かいディテールが伝わるように撮影を行いましたのでそちらもご覧ください!


今後は製品開発では話題のZX-25Rのパーツも開発中との噂も……、アエラの次のカスタム車両が楽しみですね!
開発中の商品もWebikeでは掲載予定ですので、販売されるのを今しばらくお待ちください!

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら

カワサキ Z900RSの価格情報

カワサキ Z900RS

カワサキ Z900RS

新車 123

価格種別

中古車 194

本体

価格帯 148.5~170.5万円

152.75万円

諸費用

価格帯 ―万円

5.99万円

本体価格

諸費用

本体

129.9万円

価格帯 104.94~224.95万円

諸費用

10.52万円

価格帯 9.46~10.11万円


乗り出し価格

価格帯 148.5~177.59万円

158.75万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

140.42万円

価格帯 114.4~235.07万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す