
2025年5月に開催され、大盛況で幕を閉じたレースイベント「テイスト・オブ・ツクバ」。会場ではクロモリシャフトなどでお馴染みのKOOD(クード)ブースを発見し、そこで発売されたばかりの「CB650R/CBR650R Eクラッチカバー」が展示されていた!
Eクラッチの保護とドレスアップを叶えるアルミ製カバー!
ホンダEクラッチとは、バイクのクラッチ操作を自動で行ってくれるホンダの新機構。オートマではなくしっかりとマニュアル車に搭載されており、電子制御によってクラッチの断続や半クラッチをライダーの代わりに代行してくれる話題のシステムである。
Eクラッチが搭載されている車両の大きな特徴としては、外観上はノーマル車とほとんど変化がないものの、右側のクランクケースカバーに小型のデバイスが装着されている点。今回KOODはこのEクラッチの保護を目的としたアルミカバーを製造したというわけ。クロモリ製のピボットシャフトやアクスルシャフトのイメージが強いKOODだが、リンクプレートやステップなど魅力的なアルミ製パーツも数多くラインナップしているのだ。
Eクラッチ自体が車両から少し張り出していることもあり、転倒してしまうとダメージを負ってしまうリスクは高い。しかしアルミカバーが装着されていればEクラッチはもちろんエンジンも保護でき、しかも傷ついたアルミの面のみの交換も可能なのである。
カラーは「ブラック」「シルバー」「レッド」の3カラーが用意され、定価は¥39,930(税込)となる。現状では「CB650R Eクラッチ」「CBR650R Eクラッチ」の2車種にのみ適合だが、発表されたばかりの「レブル250 Eクラッチ」用のアルミカバーも是非製品化していただきたい。
そのほかZ900RS用のアルミリンクプレートとクロモリ製ボルトのデモンストレーションを披露。純正品のプレートとボルトではどうしてもガタつきが出てしまい、マシンのパワーロスや操作性の悪化に繋がってしまう。しかしKOODのアルミプレートとクロモリボルトには全くガタが無く、車両のポテンシャルを引き出してくれるのだ。
ほんの小さなパーツが車両の性能を左右することも珍しくない。少しでも愛車をチューニングしたいというライダーは、是非一度KOODの製品をチェックしていただきたい。
KOODより「CB650R/CBR650R Eクラッチカバー」登場! テイスト・オブ・ツクバにて実物をチェック ギャラリーへ (10枚)この記事にいいねする