2019年の創業以来、ハイクオリティかつリーズナブルなバイク用品を販売し続ける「Kaedear(カエディア)」。そんな同社から、なんとライダーの“視線上に投影される”ヘッドアップディスプレイが発表された。詳細を確認していこう。

ナビ・音楽・通話・速度・後方視野のすべてを視界に! 近未来を想起させる「ヘッドアップディスプレイ スマートレコードアイ KDR-BH2」

自身の前方にスマホの画面を投影! 顔を動かすことなくすべての情報を管理できる

バイクに乗る際に必須となりつつある“スマホ”。基本的にはナビに使用したり、音楽を再生する際に活用しているライダーが多いはず。そして近年その代わりとなるスマートモニターが台頭し、ドラレコ機能を持つカメラ付きモデルも多数ラインナップしてきている。

そんな中でカエディアは“モニター”を必要としないバイク用ヘッドアップディスプレイ「スマートレコードアイ KDR-BH2」を発表したのだ。具体的にどういった製品かというと、ヘルメット内のシールド手前に小型のヘッドアップディスプレイを装着し、そのディスプレイからスマホの画面を投影するというもの。そのため、常にライダーの視線の先にはスマホの画面が表示されるというわけ。

走行中、視界にナビを表示させたり・・・

後方映像を表示させることもできる

走行中に視線を前方に維持したまま、ナビ・音楽・通話・速度・後方視野などの運転支援情報を視野の範囲に表示可能。従来のモニターと比べて視線の移動が少なく、音声コマンドにも対応し、安全かつ直感的に情報の取得ができるようになる。映像が実際に投影される距離感は3mに相当し、映像サイズ感に至っては55インチに相当するのだとか。バックカメラ装備で後方の映像も録画され、常に後ろの状態がモニター可能となる。

バックカメラで常に後方が録画されている

取り付けは専用のアタッチメントを活用

音声での操作も可能だが、操作用コントローラーも付属する

さらに凄いのはインカム機能を搭載しており、デュアルモードBluetooth&メッシュインカムを採用している点。Bluetoothで最大9台、モバイルデータ通信で最大15台同時通信が可能に。最大通信距離は4kmと十分すぎる性能も獲得した。正式な発売時期などは未定であるものの、価格は税込11万円になる見通し。本当の意味でストレスフリーなバイクライフを体感できそうだ。

ヘッドアップディスプレイ スマートレコードアイ KDR-BH2 特徴

・タイプ:KDR-BH2-A(アームマイク)/KDR-BH2-W(ワイヤーマイク)
・価格:税込11万円
・ディスプレイ輝度:3000ニット
・明るさ:手動調整/自動調整
・映像距離感:3m
・映像サイズ感:55インチに相当
・microSDカード:最大64GB/クラス10 UHS-I U3(1枚付属)
・ノイズキャンセリング:ADSP
・スピーカー:40mm
・最大通信距離:4Km
・Bluetooth:デュアルモード、(クアッドコアBluetooth:スマートフォン/ワイヤレスリモコン/インカム/トランシーバー等の外部機器)
・他社とのインカム接続:Bluetooth接続(1台まで)、又はアプリでモバイルデータ通信による接続
・CarPlay&Android Auto対応
・解像度:200万画素 (FHD1920×1080)
・フレームレート:27.5FPS
・広角レンズ:120°
・画角調整:上下20°
・録画:ループ録画
・補正:HDR/WDR
・GPS:1Hz
・記録メディア:MicroSDカード
※別売りのフロントカメラを設置することで前後走行映像を録画可能。

【近未来】ライダーの目の前にナビ画面や後方映像を“投影”! カエディアが「ヘッドアップディスプレイ スマートレコードアイ KDR-BH2」を発表 ギャラリーへ (12枚)

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