
ヘルメットメーカーBELLより、フルフェイスタイプの「BULLITT CRF(ブリット)」とジェットタイプの「CUSTOM500 CRF(カスタム500)」が国内で販売される。両モデルともSG規格を取得し、日本人の頭の形に合う「アジアンフォーム」に改良された。ブリットのソリッドは税込7万400円、グラフィックは税込7万2600円。カスタム500のソリッドは税込2万6400円、グラフィックは税込2万8600円だ。
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オリジナルモデルが持つ機能を継承し、日本人向けに新設計されたアジアンフォーム
実は今回発表されたブリットとカスタム500は、すでに海外では流通していた人気モデル。日本国内でも手に入れることはできたが、国内で着用可能なPSCやSGマークが取得されていなかったのだ。
ブリットはネオレトロ・ネオクラシックを体現したデザインが特徴のフルフェイスで、カフェレーサーやネイキッド全般に合う外観。カスタム500はシンプルながら「BELL」のロゴがアクセントとなったジェットタイプで、1954年にベルが初めて製造したヘルメットからインスピレーションを得ている。
両モデルとも共通しているのは日本人(アジア人)の頭の形状に合うよう改良し、無理なく快適に、そして安全に着用できるよう再設計したBELLアジアンフォームヘルメットという点。アジアンフォームヘルメットでは側頭部と後頭部の設計を見直し、日本人にジャストフィットする仕様へ変更した。
BULLITT CRF 特徴
ブリットの大きな特徴はアイポートの広さで、フルフェイスヘルメットとしては異例と言えるほどの視界を確保。ジェットヘルメット並みの開放感と視界の広さを実現し、左右の視認性が向上すると同時に、安全性やツーリング時の快適性がアップしている。
またSG規格を取得したバイク用ヘルメットは、日本国内の安全基準を満たした証明であり、公道走行が可能。シェルは軽量で強度に優れるグラスファイバー(FRP)で成形された。またマグネット式シールドシステムを採用しており、ボタンではなくマグネットで留めるため片手でも簡単に開閉可能。走行中のバタつきを抑え、クラシックなデザインを損なわないスマートな構造である。
内装は高級感のあるスエードを採用し、インカムを想定したスピーカーポケットも完備。外観以上に利便性や使用感を追求したフルフェイスに仕上がった。
BULLITT CRF 詳細
・価格(ソリッド/グラフィック):税込7万400円/税込7万2600円
・仕様:アジアンフォーム/Dリング/スピーカーポケット/立体裁断チークパッド
・規格:PSC/SG
・カラー:単色3種類/グラフィック3種類
・サイズ:S/M/L/XL
CUSTOM500 CRF 特徴
1954年にベルが初めて製造したヘルメットからインスピレーションを得たCustom500は、楕円形のデザインと薄型のフィット感で新たに改良され、 昔ながらのスタイルを保ちながら、より小型な外観を実現。楕円形のデザインと薄型のフィット感が特徴で、こちらもしっかりとアジアンフォームである。
内装はヴィンテージ感のあるキルティング加工で、所有感を向上させるあごヒモのタグも好印象。シェルはグラスファイバー(FRP)製で軽量&強度にも優れているのだ。よりクラシカルなヘルメットをお求めの方に是非おすすめしたい。
CUSTOM500 CRF 詳細
・価格(ソリッド/グラフィック):税込2万6400円/税込2万8600円
・仕様:アジアンフォーム/Dリング/内装抗菌
・規格:PSC/SG
・カラー:単色2種類/グラフィック6種類
・サイズ:S/M/L/XL
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