
先日行われたデイトナ主催のローンチイベントに参加。そこでモーターサイクルショーでも話題となった最新スマートモニター「Mio MiVue MK50」が登場し、今年5月発売予定、価格は税込7万400円との情報が公開された! もちろん製品説明も聞いてきたので、MK50の特徴をお伝えしていきたい。
目次
Mioブランドで初となる画像ブレ補正機能搭載! スマホ画面×カメラ映像の分割画面も革新的だ
今回ローンチイベントの開催に当たり、株式会社デイトナの代表取締役社長 織田哲司氏、続いてMioブランドを擁するMiTAC(マイタック)デジタルテクノロジー代表取締役のスティーブ・チャン氏が登壇。日本国内はもとより、マイタックが本社を構える台湾でのドラレコ普及率や、世界的なドラレコ需要の傾向について語ってくれた。
さて、今回登場した2輪用スマートモニター「Mio MiVue MK50」だが、特徴としては“前後2カメラ搭載”という点である。とはいえ、カメラ付きスマートモニターは近年増加傾向にあり、別段珍しいというわけでもない。しかしこの「MK50」の優れている点は、スマートモニターでありながらカメラのEIS(電子式画面ブレ補正)機能をMioブランドとして初採用した点だ。そのおかげでどんなシーンもくっきりと映し出すことが可能で、事故などの決定的な場面も撮り逃すリスクが少ない。そう、ドライブレコーダーとしても優秀なのである。
そしてもう一つ特筆したいのは“画面分割機能”で、スマホ画面と前後カメラの映像を分割して表示してくれるのだ。これによりナビなどを見つつ、しっかりと録画ができているかの確認ができると同時に、ミラーを見ずとも背後の状況にも目を配ることができるというわけ。
ディスプレイ、カメラ両面で圧倒的性能を誇る「MK50」
この「MK50」についてもう少し詳細な説明をしていきたい。まずディスプレイの主な仕様としては「5.5インチ 1440×720 IPS液晶」「クイックマウント方式」「画面分割表示」「速度、走行距離、高度、方位表示」「SuperMP4」「IP67防水」などがある。「画面分割表示」は先ほど説明した通りで、取り外しやすい「クイックマウント方式」や急な雨風でも安心な「IP67防水」、コンパクトで扱いやすいMP4フォーマットと高画質・高音質に対応する「SuperMP4」など使い勝手も非常に良い。画面には「速度、走行距離、高度、方位」などが表示されるが、オプションのエアモニターを装備すればタイヤの空気圧、内部温度なども確認することができる。
そして前後カメラには「画像ブレ補正」「デュアルカメラ1080P HDR,58fps」「Sony Starvis Ⅱ IMX662」といった仕様が。逆光時に白飛びを防ぐ「HDR」と、夜間でも明るい映像が撮れる「Starvis Ⅱ」の装備で事故の際も“確実に”その瞬間を捉えることが可能なのだ。
録画方法もイベント録画や駐車監視モードなどシーンに合わせた方法が選択できたりと非常にフレキシブル。スマートモニターとドライブレコーダーとしての役割を高次元で融合させたのが「MK50」なのだ。
そう思えば税込7万400円という金額はかなりリーズナブル。スマートモニターやドラレコ単体でも4万~6万円はザラであり、機能だけを見れば10万円以上の価値があるように思える。発売は今年の5月を予定している「MK50」。発売の際には是非チェックしてみてはいかがだろうか。
Mio MiVue MK50 詳細
・価格:税込7万400円
・発売時期:2025年5月頃
仕様
ディスプレイ
・ディスプレイ画面サイズ:5.5インチ 1440×720 IPS
・輝度:1000nit
・明るさ調整:〇
・ディスプレイ自動光量調整:〇
映像
・カメラセンサー:Sony Starvis Ⅱ IMX662
・解像度:1080p @29fps HDR / 1080p @58fps
・F値:F1.8
・画像ブレ補正(EIS):〇
・視野角:136°(水平115°垂直61°)
・ファイル形式:SuperMP4
・コーデック:H.264
機能
・WIFI:WIFI5G
・Bluetooth Ver:5.4
・GPS:〇(ユニット式)
・Gセンサー:〇(3軸)
・リモコン:3ボタン式
・マイク:〇
・スピーカー:〇
システム
・対応スマホ:iOSシステム/Androidシステム
・ディスプレイレイアウト:フルスクリーン/分割
・ダッシュボード表示:速度、走行距離、タイヤ空気圧、高度、方位
・駐車モード:衝撃検知式による駐車監視
ケーブル/マウント
・5in1ケーブル:電源、フロントカメラ、リアカメラ、リモコン、GPS
・クイックマウント:ラムマウント等市販マウントに対応
・オプション:タイヤ空気圧センサー:対応
・防水性能:IP67
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