
今話題のカーボンパーツブランドであるX-TOP。今回はドゥカティ「StreetFighter V4S」を用意し、同社のカーボンパーツを実際に取り付けてみました。その完成度の高さをご紹介していきます!
目次
プレミアム志向のカーボンパーツブランド「X-TOP」!
X-TOPとはWebikeが代理店を務める、高品質なカーボンパーツブランドです。その最大の特徴は輸入車(ドゥカティ、BMW、ハーレー、ベスパなど)をターゲットにしたラインナップと、こだわり抜かれた仕上がりの美しさ。
価格帯は決して安くはありませんが、
・フィッティングの正確さ
・継ぎ目の処理やカーボン織りの美しさ
・耐久性と装着後の一体感
といった点で、価格に見合ったパーツをラインナップしているのです。特に、空力特性なども意識したデザインがされており、見た目だけでなく性能や精度にもこだわりたい本格派ライダーにピッタリのブランドと言えるでしょう。
そんなライダーに向けた、プレミアムな選択肢を与えてくれるブランド、それが「X-TOP」なのです。
ストリートファイターV4Sへの取り付けインプレッション
そんなX-TOPパーツを使って、今回はバイクに取り付けてみました。取り付けたパーツは以下の通りです。
・SPECIAL外装キット(ランボルギーニ風外装キット)
(フロントフェンダー、アンダーカウル、シングルシートカバー)
・ウイングレット
・ホイールカバー
・その他
(オイルパンプロテクター、ヘッドライトアンダーガード、メーターバックカバー、エンジンヘッドカバー、キャリパー冷却ダクト、リアフェンダー、スイングアームカバー)
それぞれのパーツを詳しくレビューしながら、完成後の全体像や装着感も紹介していきます。
使用車両
車種:ドゥカティ StreetFighter V4S 2024
シングルシートカバー
この製品最大の魅力は、まさに「ドゥカティ×ランボルギーニ」コラボモデルを彷彿とさせるデザイン。シャープなラインとアグレッシブな造形は、純正のボディワークをよりスーパーカーライクに引き上げてくれます。
フロントフェンダー
純正のフロントフェンダーは黒一色で、やや地味な印象ですが、X-TOPのSPECIALフロントフェンダーは、カーボン素材に加え、ドゥカティのイメージカラーである赤をあしらったバイカラーデザインに仕上げられています。見た目の華やかさとスポーティさが一気に引き立ち、存在感が大きくアップします。
アンダーカウル
ボリューム感のあるアンダーカウルで、車体全体の一体感が増します。さらにスーパーカーをイメージしたエアインテーク形状も設けられており、走行時にはエンジン周辺に冷却効果をもたらす構造に。デザインだけでなく、機能性にも配慮された造形が特徴です。
また、見えない部分の作り込みにも注目。多くのカーボン製品では、裏側のフックが樹脂製で割れやすいといった不安要素も持ちますが、X-TOPでは金属製や高強度な素材が使用されており、取り付け時のトルクや振動にも耐えうる構造になっています。
実際に装着してみても純正パーツと同等の精度と安心感があり、「見えない部分にこそ品質が出る」というX-TOPのこだわりが感じられます。
ウイングレット
ストリートファイターにおいて、もはや定番カスタムとも言える「ウイングレット」。純正オプションではなかなかの価格帯ですが、X-TOPはそれに匹敵する質感と精度を備えながら、コスト面でも現実的な選択肢として魅力を放ちます。
取り付け後は、フロント周りの印象がガラッと変わり、質感の高さも相まって、ワンランク上のスタイルへと進化させてくれます。「高すぎず、安っぽくない。」その絶妙なバランスが、X-TOPの真価です。
ホイールカバー
このカーボンホイールカバーは、もともとMVアグスタのごく一部の限定車にのみ採用された非常に珍しいカスタムパーツ。それをX-TOPが独自に再設計し、ドゥカティ向けに最適化してリリースしました。また、ステッカーは付属品なので、シンプルに使いたい方にも嬉しい仕様です。
注意点としては、取り付けには特殊工具が必要ということ。
・専用のホイールナットソケット
・トルクレンチ(230Nm対応)
事前に工具を揃えてから作業に入りましょう。
その後、ホイールカバーをナットでしっかり固定します。V4の場合は230Nmという高トルクでの締め付けが必要になるので、なるべくトルクレンチを使用し規定トルクまで締め付けましょう。
装着後は、まさに唯一無二の存在感。街乗りでもイベントでも、誰もが振り返るレベルの“異次元リアビュー”が完成します。
純正ホイールとのクリアランスはほぼゼロ。完璧な仕上がりで、感動すら覚えます。
その他のパーツ
カスタムの完成度を左右するのは、実は「全体のバランス」。細かな部分にもカーボンパーツを取り入れることで、統一感が生まれ、より完成度の高い仕上がりになります。
・カーボンエンジンカバー
ドゥカティの純正エンジンカバーはプラスチック製のため、せっかくカーボンパーツで全体をまとめても、どうしてもそこだけ浮いてしまう印象になってしまいます。そこで、エンジンカバーもX-TOPのカーボン製に変更しました! 見た目の統一感が増すのはもちろん、カーボン素材は熱にも強いため、エンジンヘッドからの熱をしっかり遮る役割も果たしてくれます。
・ヘッドライトアンダーガード
普段あまり目立たない部分ではありますが、こういった細かいパーツこそ、カーボンにすることで全体の完成度やこだわりがしっかり伝わります。見る人が見れば「おっ」と思ってもらえる、そんな密かな主張ポイントです。
・リアフェンダー+スイングアームカバー
リアフェンダーとスイングアームカバーを組み合わせることで、リア周りにも存在感が生まれ、全体のカーボン感をさらに引き立ててくれます。
特にスイングアームカバーにはチェーンガードが一体化されており、X-TOPならではのオリジナルデザインとなっています。
機能性とデザイン性が融合した、細部まで抜かりのない仕上がりになっています。
・オイルパンプロテクター
ドゥカティV4シリーズはオイルパンの位置が低く、走行中に飛び石や段差の衝撃を受けやすい構造になっています。もしここをしっかり保護していないと、思わぬトラブルや高額な修理費用に繋がる可能性もあります。
そこで今回装着したX-TOPのカーボンオイルパンガードは、外装カーボンとは異なる、さらに高強度な素材を採用。“銃弾を防ぐレベル”とされるほどのタフな構造で、保護性能はまさに最上級。大切なエンジン下部をしっかり守ってくれます。
・キャリパー冷却ダクト
走行中の走行風を効率よく取り込み、キャリパーの冷却をサポート。サーキットを走らない方にとっても、装着するだけでマシンの雰囲気が一気にレーシーにになります。見た目のアクセントとしても抜群で、機能性とドレスアップ性を兼ね備えたパーツです。
これらのパーツは単体では控えめな存在かもしれませんが、車体全体の雰囲気にしっかり溶け込み、統一感を演出してくれます。
X-TOPで手に入れる「理想のカスタム」
すべてのパーツを取り付け終えた車体を前に、まず感じたのは「完成された一体感」でした。ランボルギーニスタイルの外装から始まり、細部を彩る小物パーツに至るまで、すべてが統一されたデザイン思想のもとで構成されており、まさに「一台の完成車」として仕上がった印象です。
そして、何より精度が高く、スムーズに取り付けられる点が大きなポイントです。カーボンパーツというと、「多少の加工やすり合わせは覚悟」というのが正直なところですが、今回装着したX-TOPの製品は、一切の加工なくすべてがポン付け可能でした。
細部の作り込みから、取り付け時のフィッティング精度に至るまで、改めてX-TOPというブランドの品質と設計力の高さに感動させられました。価格帯こそ決してリーズナブルではありませんが、それに見合う所有満足感、完成度、そして圧倒的な存在感を確実に得られるはずです。
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