【PR】丸中洋行 文:栗田晃

通勤通学メインの街乗りユーザーやツーリングライダー、カスタム好きのバイクファンも誰もが欠かせないのが消耗品交換や破損補修などのメンテナンス。愛車のコンディションを維持するために必要な交換部品カテゴリーにおいて「規格部品」という新たな発想で支持されているのがNTBパーツだ。同ブランドを展開する丸中洋行は、フランスで設立されたBSバッテリーの日本正規代理店でもあり、バイクライフに欠かせない存在となっている。

純正部品と同等の性能でプロメカニックからの信頼も厚い「規格部品」

経年劣化や転倒などによる破損で部品交換を行う際に頼りになるNTBの規格部品。見た目の印象を左右するシートカバー(シート表皮)のラインナップはスクーターから大型車、絶版車まで150種類以上揃っている。

国内4メーカーの各モデルに対応するフロントフォークオーバーホールキットは、必須パーツであるオイルシール・ダストシール・スナップリング・ドレンボルトワッシャーをまとめた使い勝手の良いアイテムだ。

機能的には付いていなくても問題ないが、ゴムが劣化して取り外してしまうと見た目が締まらないのがフロントフォークブーツ。NTBではセロー250/XT250用、W800/メグロK3用を近日発売予定。登場が待ち遠しいパーツだ。

エアフィルター交換を怠ると徐々にエンジンパフォーマンスが低下してしまうため、走行距離に応じた定期交換が必要。NTBでは全170品番を販売しており、このうち6品番は販売終了となった純正部品に対応する。

バルブ交換ができないLEDヘッドライトユニットに対応したホンダスーパーカブ用パーツも2種類ラインナップ。ウインカーASSY、テールランプASSY、ウインカーやテールレンズの品揃えも豊富。

ブレーキパッドやオイルフィルターエレメントなどの消耗部品は、車両メーカーが設定が設定している純正部品とそれ以外の社外品に二分することができる。アフターマーケットパーツと呼ばれることもある社外品には価格や性能が異なるさまざまな部品があり、ユーザーとしては選択基準が不明瞭で何を選べば良いか分からないことも多い。
そんな補修部品カテゴリーに独自の「規格部品」という基準を作り、製品作りを行っているのが丸中洋行である。
同社のバイクパーツブランドであるNTBは、消耗・補修部品分野で純正部品と同等の性能を持つ製品を独自で開発。JASO規格(自動車技術会)やJIS規格(日本規格協会)に基づいて製造することで、車両メーカーの純正部品と同等の品質、性能を持っているのが特長だ。また開発された部品をISO認証取得工場で製造することで、趣味でバイクに乗るライダーやプロの整備業者が安心できる製品を提供している。
NTBの規格部品はブレーキケーブルやクラッチケーブル、ハンドルバーやバックミラー、駆動系パーツやシート表皮やエンジンバーツなど多岐に渡り、なかでもフロントフォークのオーバーホールキットは豊富な機種ラインナップが魅力。純正部品だとオイルシールやダストシールといった構成部品を1個ずつ注文しなくてはならないが、必須パーツをまとめたオーバーホールキットなら注文漏れの心配が無用。もちろん、各部品の性能は純正同等だから、機能面での不安もない。
安心でリーズナブルなメンテナンスができるNTBの規格部品は原付からビッグバイクまで幅広い車種を網羅しているので、同社ホームページの「N.T.Bオートパーツサーチ」で愛車にマッチする規格部品を検索して、愛車のメンテナンスに活用していただきたい。

世界80カ国以上の国々で販売されているBSバッテリーにも注目

大きくて重い絶版車のカスタムでは軽量化が必須。アルミやチタンパーツの採用も有効だが、交換するだけで大幅な軽量化が実現するバッテリーのリチウム化の効果は絶大。

純正の鉛バッテリーに比べて重量は3分の1程度で体積も小さくなるリチウムバッテリー搭載により、カスタムの自由度もアップする。

丸中洋行が販売する製品でもう一つ注目したいのがBSバッテリーだ。2008年にフランスで設立された同社は、数多くの海外車両メーカーへの純正採用や日本メーカーを含む車両メーカーでアクセサリー取り扱いを通じて高い評価を獲得。そのBSバッテリーの日本正規代理店を務めているのが丸中洋行なのだ。
BSバッテリーは絶版車から現行モデルまで幅広い車種に対応できるよう、オーソドックスな開放式バッテリー、メンテナンスフリーバッテリー、電解液注入済みで即使用可能なSLAバッテリー、リチウムバッテリーをラインナップ。
ここで注目したいのがLITHIUM MAXとSLA MAXだ。

圧倒的大容量のLITHIUM MAX

既存のリチウムバッテリー(左の3個)と近日発売予定のLITHIUM MAX(右の3個)。同じ製品番号でもMAXの方がサイズが大きい。

純正の鉛バッテリーを互換性のあるリチウムバッテリーに交換すると本体サイズは小さくなるというのが常識だが、LITHIUM MAXは鉛バッテリー用ケースに収まるサイズに拡大したのが特徴だ。本体サイズを拡大することで容量、CCA値ともに既存のリチウムバッテリーを大幅に上回る。

リチウムバッテリーと同容量の従来型鉛バッテリーを比較すると、性能の指標であるCCA(コールド・クランキング・アンペア)値は2倍程度、寿命は3倍程度とリチウムバッテリーの優位は圧倒的だが、実は軽量化の面でも大きなメリットがある。
鉛バッテリーからリチウムバッテリーへの交換の場合、両方のバッテリーの容量によって増減するものの重量を3分の1程度に削減することができる。例えば3000gの鉛バッテリーがリチウム化するだけで1000gになるのは、カスタムマシンやレーサー作りにおいては大きなメリットになるのは間違いない。
近日発売予定のLITHIUM MAXは、リチウムの利点はそのままにさらなる性能アップを果たした要注目アイテムだ。
最大の特長は同一名称でありながら容量とCCA値がほぼ倍増となっている点。
例えばBSLi-10の容量は90WhでCCAは480Aと、開放式で互換性のあるBB-18L-Aの18.9Ah/235Aを大幅に上回る。これがBSLi-10 MAXになると180Wh/750Aとパフォーマンスは圧倒的となる。
鉛バッテリーとの比較はさることながら、リチウムバッテリー同士でもMAXがほぼ2倍の能力となる理由は、本体サイズの違いにある。
リチウムバッテリーは鉛バッテリーに比べてエネルギー密度が高いため本体をコンパクトにでき、サイズ差によって生じるバッテリーケースとの隙間をウレタンパッドのスペーサーで埋めるのが定番の設置方法となっている。
これに対してLITHIUM MAXは通常よりサイズが大きなパウチセルを採用して本体サイズを拡大すると同時に、容量とCCA値を向上しているのだ。拡大と言っても同容量の鉛バッテリーよりはコンパクトなので、バッテリーケースからはみ出すようなことはない。
バッテリー容量が大きくなることで、セルモーターなど大電流を一気に放出するような場面での安定性が向上しバッテリー上がりの心配も少ないため、従来のリチウムよりもさらに性能アップを目指したいユーザーに最適な選択となるだろう。

ハーレーダビッドソンユーザー向けのSLA MAX

電解液充填済みで車体に搭載すれば補充電不要で即座に使用できるSLAバッテリーのパワーを強化したSLA MAX。高電力が必要なバッテリー容量が大きいバイク向け。

端子はスペーサーリングなしで搭載でき、ハーレーダビッドソンへの搭載性に優れる。

製造時に電解液を充填して完全密封することで、輸送時の液漏れがなくターミナルを接続すれば即座に使えるのがメンテナンスフリーのSLAバッテリーの特長だ。従来のSLAバッテリーに対して容量とCCA値をそれぞれ10%ずつ向上したのがSLA MAXの特長である。
中でもハーレーダビッドソン向けのSLA MAXバッテリーは、Vツインエンジンの振動対策として強化済みケースを採用し、スペーサーリングを使用せず車体に搭載できる専用端子を付属するなど、ハーレーユーザーの使い勝手に配慮した仕様となっているのが魅力。

絶版車や旧車で一般的な開放式やメンテナンスフリー(MF)、即用式のSLAタイプのラインナップも豊富。スマートバッテリーチャージャー&メンテナーBS10 (右端)は、6/12V鉛バッテリーとリチウムバッテリーに対応する高機能充電器だ。

BSバッテリーは2019年からフランス人MotoGPライダーのファビオ・クアルタラロ選手とスポンサー契約を結んでおり、ヘルメットにBSバッテリーのロゴが入っている。さらに、MotoGPに参戦するApriliaファクトリーチームにも採用されている。

BSバッテリー最先端の技術を活用したリチウムバッテリーに加えて、ベーシックな鉛バッテリーでも進化を続けている。絶版車や旧車用から最新モデル用に至るまで、BSバッテリーの豊富なラインナップの中からベストなバッテリーを見つけて欲しい。

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コメント一覧
  1. 辟易者 より:

    BSのLFPバッテリーはWebikeで販売終了みたいな感じになってましたが、メーカーの生産ロットが尽きて次の生産まで未定だからですか?

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