天然の革を見極める力【バイク専用レザーをつくるクシタニについて改めて思うこと vol.3】

実際に革を裁断するシーンを見ると、驚くほどスピーディで大胆。様々な形や大きさの物を、リズミカルかつ正確に切り取っていく。集中力、技術力、判断力、そこには職人の色 々な「力」が宿る。

しかし、ミスは許されない。レザースーツのパーツは 200 個以上。 そのすべてが 1mmズレれば、200mmのズレになるからだ。線の上を切るのか、内側を切るのか、外側を切るのかそれだけで簡単に誤差が生まれる。

クシタニの「プロトコアレザー」と「エグザリートレザー」は塗装も極力薄めで、天然の牛のシボがそのまま見える。 人に例えるとスッピンに近い状態だ。スッピンが綺麗だと、化粧は薄くて済むというわけ。しかし、牛の革は天然素材。当然、同じものはないのだが、製品の品質は揃えないといけない。しかも高いレベルでだ。

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情報提供元 [ KUSHITANI LOGS ]

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