
ZETA RACINGから発売されたアドバンスシートには高さが3種類用意されているのですが、単に足つきだけを選べるわけではありません。今回は4つの観点から、アドバンスシートの選び方を考えてみます。
足つきを確保する
多くのライダーにとって最も重要な観点は、やはり「足つき」でしょう。足つきなどオフロードではうまくなったら関係ない、という論調も聞こえてきますが特にストップ&ゴーの続く公道ではクリティカルな問題。
とにかく足つきを重視したいというライダーには、当然ながら座面高さ純正比-25mmのローシートがオススメです。身長159cmの編集部伊澤がローシートのセロー250に跨がると、足の母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)まで接地していて、だいぶ安心感がありますね。伊澤は普段ハスクバーナのTC85に乗っているモトクロス女子ですが、それでもシート高の高いバイクは乗りたくないそうで「セローにローシートがついていれば、だいぶ安心できますね。レース会場で転倒する分には笑い話で済みますが、公道で立ちごけして隣の車に傷をつけてしまったりしたら、大変。私のような筋力もなく背が低いライダーにとっては250ccのトレールバイクでも停車時にふらついてしまうと怖いので、やっぱり足つきがいい方が嬉しいです」とのこと。
情報提供元 [ [RIDE-HACK ]
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