2月上旬に発売を控えるArai(アライ)の「ASTRO-GX(アストロGX)」新グラフィック「ジャングル2」。様々な動植物が描かれるエネルギッシュなデザインが目を引くグラフィックだが、一体“なんの動物”が“何匹”隠れているのか気になっていた。ということで、アストロGXの紹介を兼ねつつ動物を探していこうと思う!

数多の“生命”をヘルメットに凝縮したジャングル2!

すでに海外でリリースされていたジャングル2は、その奇抜で美しいデザインから非常に好評だったために国内でも導入されたグラフィック。特徴としては赤や水色を基調とした派手なカラーリングと、シェルのいたる場所に動植物が描かれている点である。

コンセプトとしては“ジャングル”という名の通り自然のエネルギーを表現しており、見ているだけでエネルギーが湧いてくる感覚。いくつもの工程を経て施された塗装も非常に美しく、ここは流石アライと言える出来栄えだ。

アライグマ、トカゲなど様々な動物が生息

さて、それでは気になっていた“動物たち”をピックアップしていきたい。まずは間違いなく同グラフィックの主役ともいえる「アライグマ」から。前頭部に大きく描かれているのでとにかくインパクトが強く、粗々しく牙を剝いてこちらを威嚇しているかのうような表情が印象的。だが「なぜアライグマなんだ・・・?」と不思議に思う人も少なくないだろう。答えは単純明快。“アライ”と“アライグマ”をかけているからである。そんなアライの遊び心に“クスッ”としてしまうのは自分だけではないはず。

そのほかの動物としては、頭頂部を這うトカゲが目立つ。黄緑色のサイケデリックな模様が印象的で、当グラフィックの中でも文字通り異彩を放っている。ただし全体で見ると悪目立ちしているわけでもなく、良いアクセントとしてデザインに貢献した。

チンガード部分には中央の花を挟むようにハチドリがホバリング。2匹が一つの花の蜜を吸っているようで、淡い色合いが非常に美しい。

グラフィックに描かれていた動物は、アライグマ・トカゲ・2匹のハチドリと計4匹が確認できた。しかしまだ隠れいている可能性もゼロではないので、購入されるライダーは是非じっくりと探してみてほしい。

シンプル&高性能を実現したオールラウンダー「ASTRO-GX」

シンプルなデザインと高い快適性能を実現させたアストロGX。特徴としては、高い空力性能と大量の空気流入量を両立させた点だろう。前頭部に大きく主張する「Arai」ロゴはフロントダクトを兼ねており、従来品より40%もの空気吸入量を増加させた。そのほか頭頂部左右の「Gフローダクト」、耳上部の冷却効果を向上させる「インナーサイドダクト」など、内部の快適性を徹底的に追及している。

空力性能に関して大きく寄与するのは「GTスポイラー」で、高速走行時の疲労を軽減しつつ、エアーアウトベンチレーション兼ねる。アライのフラッグシップモデルRX-7Xレーシングスポイラーをベースとし、ツーリングでの使用を想定。高速域での頭部安定と、エアロダイナミクスの向上を達成した。

ファッション性と高い機能性を兼ねた「アストロGX ジャングル2」。是非アライの象徴(?)とも言える“アライグマ”を頭部に宿し、ライディングを楽しんでみてはいかがだろうか。

ASTRO-GX JUNGLE 2 詳細

詳細
・価格:税込7万400円

・規格:スネル・JIS
・サイズ:(54)(55-56)(57-58)(59-60)(61-62)
・内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭・防汚内装)

アライグマがワイルドに吼える! Arai ASTRO-GX「ジャングル2」に隠れている動物を探してみた ギャラリーへ (20枚)

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