
2022年に生産が終了し、2024年2月に再び再登場を果たしたCBR600RR。復活から間もなく1年が経過する同車だが、モリワキよりCBR600RR用“2本出し”のフルエキゾースト「ZERO GP」が近いうちに発表されると予想する。
モリワキ「MD211VF」の活躍で一躍知られることとなった「ZERO GP」
「ZERO GP」が復活するという予想の前に、少し「MD211VF」というマシンの説明をさせてほしい。かつてMotoGPで活躍していたモリワキは、自社開発したMD211VFにより、スポット参戦ながら7戦で7ポイント獲得という快挙を達成。ホンダRC211Vの5気筒エンジンを搭載し、当時では未知数であった200数十馬力という出力を放った。
MD211VFはモリワキエンジニアリングが2年間MotoGPにワイルカード参戦し、7戦で7ポイントを獲得した
特徴的なシート下と右サイドの2本出しレイアウトのマフラーを採用していた
外観上の特徴としては白・青・黄色のお馴染みモリワキカラーに包まれたカウルの他に、センターと右サイドへ飛び出した異形の2本のマフラーだろう。これはV型エンジンを採用したために、右1本出しでエキゾーストレイアウトをまとめることが困難だったことが要因。しかしエンジン以外はほとんどゼロから造り上げた車両であり、2本出しマフラーも例外ではない。世界に実力を示したことで、一躍このマフラーは知られていくこととなる。
その後公道仕様にCBR1000RRとCBR600RR PC37用に、MD211VFからのフィードバックを基にした4-2-1-2レイアウトである「ZERO GP フルエキゾースト」を発売したモリワキ。ホンダのMotoGPマシンであるRC211Vを明確に感じさせるスタイリングのCBR1000RR・CBR600RRだけに、モリワキが公道仕様ZERO GPを打ち出したのは必然だったのだろう。当然ZERO GPは当時のCBRオーナーからも人気が高く、愛用していたライダーも多かったのだ。
こちらはZERO GPを装着したCBR600RRの予想CG。往年のデザインをそのまま現行CBR600RRに与えたイメージだ
復活後もセンターアップマフラーを採用し続けるCBR600RR
CBR600RRといえば、復活前も後もセンターアップマフラーというスタイルを守り続ける貴重な車両のひとつ。現行ランナップでセンターアップを採用している車両はほとんど存在せず、もはやホンダでもCBR600RRのみとなった。そしてなにより、現行CBR600RR用のJMCA認証"フルエキ"は1本も存在しないのだ。
生産終了が報じられた後、注文が殺到したCBR600RR。もちろん購入できなかったユーザーも多かっただけに、2024年に復活してからすぐに飛びついたライダーも少なくないだろう。そしてCBR600RRオーナーは思っているはず。“公道仕様のフルエキゾーストマフラーはないのか”と。
そこで編集部としてはモリワキからZERO GPが再び復活するのではないかと踏んでいる。しかも今年中にである。というのも、今年のモーターサイクルショーでモリワキ単体として20数年振りのブース出展をするという噂があるためだ。そのタイミングでZERO GPを打ち出してくる可能性は十分あり得るだろう。今後のモリワキの動向が見逃せない。
国産現行車で唯一センターアップマフラーを採用するCBR600RR
現行CBR600RRでまたZERO GPが見られる日が来ることを期待したい。※写真は2005年 MotoGP 中国GPでMD211VFを駆る宇川徹選手
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