文/Webikeスタッフ:nemo-T

ド、ドラゴンボール……!

DBって何?
データベース(DataBase)?ドイツ銀行(Deutsche Bank)?それともドラゴンボール(DRAGON BALL)?はたまたドブニウムの元素記号の可能性も?
海外製マフラーを探す時、丁寧に日本語訳されていれば問題ないですが、そうは問屋が卸さないのがグローバル社会。
日本国内で無名の海外パーツを探す時などは特にそう。海外サイトの翻訳を試みなければなりません。ほんやくコンニャク早くできてほしい。
そこで今回は日本語と英語で微妙に違うバイク用語講座です!

ちなみにほんやくコンニャクもアメリカだとTranslation Gummyと言うそうでコンニャクじゃなくてグミ……。助けてドラえもん……。どこでもドアはAnywhere Doorなのに。

DBキラーとはバッフルである


バッフルという言葉なら馴染みがありますよね。サイレンサーの中に入れて音量を小さくするアレです。
その形状は様々ありますが、基本的には、マフラー音の消音を目的としています。
DBキラーというのはその英語版です。

DBキラー(DB killer)のDBとはデシベル(Decibel)を意味していてそれをキラー(Killer)するので音量を殺す物という意味になります。
バッフル(Baffle)というのも英語で邪魔板、調整板などという意味です。排気を邪魔して音を消す。同じような意味です。

でも、なぜだろうDBキラーの方がカッコいい気がする。

他にも、英語と日本語で若干違うバイク用語はあって……。

Full System→フルエキ


もしくは、Complete Systemと言われればそれはフルエキゾーストマフラーです。
スリップオンはスリップオンだそうです。

Tail Tidy→フェンダーレスキット


Tail TidyのTidyとは整頓、キレイにという意味があります。いわれてみればフェンダーまわりをすっきりキレイにしてる!?
他の言い方としては Fender Eliminatorというのがあります。
こちらはフェンダーを除く、削除する。という意味があります。こっちは結構攻撃的ですね。

エリミネーター……うっカワサキ!!!

Turn Indicator→ウインカー


ウィンカーということもありますが、Turn IndicatorやTurn Signalと呼ぶのが一般的なご様子。

Genuine Parts→純正部品


ガチガチの日本語である純正部品のことを海外ではGenuine Partsと言います。
Genuineとは”本物の”という意味が含まれています。
そしてカスタムパーツなどの社外部品はThird Party Partsと呼ばれます。

え?Secondは?と思った方。いい質問ですね。
Third Partyとは第三者という意味に当たりますので、3番目ということではなく第三者のメーカーが作ったパーツという意味です。
ちなみにSecond Partyは買う方の当事者、つまり一般ライダーを指すような言葉です。

そもそもバイクはね、motoである

パーツや用品も国が変われば違う名前になるわけですが、そもそもバイクといういかにも英語チックなお名前も、英語の国に行けばMotorcycle、motoです。
motoGPですしね。
世が世ならWebikeじゃなくてWemotoだったかもしれません……。うーん違和感。

海外製パーツに触れる機会はグローバル化によってどんどん増えています。バイク用語も日本語と英語どっちも知っておくとパーツ選びの幅が広がるかも?

DB killerってバンドの名前みたいだよね。

この記事にいいねする


コメントを残す