デイトナから超高感度GPSレーザー&レーダー探知機「MOTO GPS LASER MSSS」が登場。測位精度が大幅に向上し受信可能衛星数が80基となり、新型移動式オービス「MSSS]にも対応。価格は税込4万4000円で12月上旬に販売が開始される。
新型移動式オービス「MSSS」に対応!
同製品の特長は数タイプのオービスに対応していることであり、特にMSSS式移動オービス(小型オービス)への対応が可能となったことが大きい。MSSS式移動オービスとは、従来設置できなかったような狭い場所への設置を可能とした、従来とは異なる複数の周波数を使用する移動タイプのレーダー式オービスのこと。
本体に登録されたGPSデータにより「レーザー式固定オービス」への対応はもちろん、コンパクトで設置しやすい可搬式/半可搬式の小型オービスもそれぞれ識別警報を可能とする。さらにGPSデータ(位置情報)による警報に加え、小型オービスのレーザー/レーダー波(MSSS含む)を受信し警報する事ができるように。GPSデータがない新設された小型オービスにもダブルで対応可能とのことだ。
さらに従来のネズミ捕りなどで使用されるXバンド式レーダーを別で識別し、個別のグラフィックを用いて警報音で警報する機能も採用されている。
対応機能一覧
・ガリレオ衛星受信対応で測位精度大幅アップ
GPSに加え、グロナス/ガリレオ/ひまわり対応で受信可能な衛星数が大幅に増加。日本上空にとどまる準天頂衛星みちびき対応で都市部や山間部でも自車位置を見失うことなく精度の高い測位を実現。
・移動式小型オービスダブル対応
「小型オービスダブル対応」機種では、従来GPS情報による警報だった「小型オービス警報」に加え、新取締周波数へ対応することにより、レーダー波(MSSS含む)受信でレーダー警報を行なうことも可能。
・小型オービス識別対応
コンパクトで、生活道路やゾーン30に指定された場所などに設置しやすい移動式/可搬式/半可搬式の4タイプの小型オービスをGPSデータでそれぞれ識別し警報することが可能。
・ラウンドアバウト(環状交差点)対応
ラウンドアバウトとは信号や一時停止がないなどの特徴をもった環状の交差点のことで、進行方向の注意喚起のために通知が行われる。
・新交通規制【ゾーン30】対応
住宅街など生活道路が密集する区域を最高速度時速30km/hに制限する新交通規制に対し、警報後、エリア内走行中はアイコン表示で知らせてくれる。
・速度警戒ポイント警報搭載
取締りを行なう可能性の高い、最高速度が切り替わる地点を「速度警戒ポイント」として警報を行なう。
2パターンの待機画面表示、安心の防水性など基本的な機能も充実
メイン表示と2連ミニメーター表示の切り替えが可能で、好みの表示項目を2つ同時に表示することもできる同製品。それだけにとどまらず、「デジタル時計」「スピード」「コンパス」「運転時間」「レーダースキャン」「バンク角」「走行距離」「オイルメンテナンス」の8種類から待機画面から選択できる。
さらに防水性能にも抜かりはなく、本体、レーザー受信ユニット共に防水性能IPX7相当を獲得。IPX7とは、簡単に言えば“水深1mで30分の間水没させる”テストであり、雨程度であれば問題なく使用できるのだ。
そのほかBluetoothヘッドセット対応、最新データをダウンロードして新設オービスへも即対応で可能であったりと親切機能も充実。徹底的にオービスへの対策を打ちたいライダーにおすすめだ。
MOTO GPS LASER MSSS概要
・サイズ:本体-103(W)×57(H)×24(D)mm(突起部除く)、レーザー受信部ユニット-38.8(W)×27.4(H)×49.8(D)mm
・重量:本体-116g、レーザー受信ユニット-45g(ケーブル込み)
・バイク用ステー取付ピッチ:長辺38mm/短辺30.5mm
・液晶ディスプレイ:2.4インチTFT
・表示面積:49(W)×36.7(H)mm
・対応SDカード:microSDHCカード32GB以下
・電源電圧:DC5V
・最大消費電流:450mA以下
・受信方式:パラレル33ch ダブルスーパーヘテロダイン
・測位更新時間:最短0.5秒
・検波方式:FMトラッキングタイムカウント方式
・動作温度範囲:-10℃~-60℃
・Bluetooth送信部:プロファイル-HFP、バージョン-5.0、送信出力-Class2、認識コード-0000、機能名称-MOTO GPS LASER
・価格:44,000円(税込)
情報提供元[ デイトナ ]
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