EFFEX ゲルザブ ウォーム シートカバー

昨年ぐらいから増えてきたバイク用シートヒーター。
元々は自動車用装備として普及しているアイテムで、特にヨーロッパなど比較的寒さの厳しいエリアでは定番装備。体幹に近い部分を暖めることで、冬場のライディングを快適にしてくれる、最新の電熱防寒アイテムだよ。

そんなシートヒーターにEFFEXブランドから最新アイテムが登場したよ。それがゲルザブ ウォーム シートカバー。

耐久性にこだわった表皮や、IP65という高い防水性を実現スイッチ部。さらに断線に強いフィルムヒーターの採用やヒーター部分の昇温試験のクリアなど、徹底的に品質にこだわったシートヒーターなのだ。

ゲルザブRと組み合わせ可能

ゲルザブ ウォームという名の通り、ゲルザブRと組み合わせての装着が可能。
入念なテストを繰り返した設計により、ゲルザブの耐圧分散効果を保ちつつシートを温めてくれるよ。

ゲルザブのエクスジェルと電熱ヒーターの組み合わせにより、包み込むような温かさを実現してる。

ゲルザブRと同時装着するとこんな感じ。

シートに耐圧分散と暖かさという機能を足すことで、冬場のライディングを快適なものにしてくれるのだ。

ゲルザブウォーム単体でも装着可能

ゲルザブRと組み合わせることで、最強の快適性能を発揮するゲルザブウォームなんだけど、オプションの単品装着変換面ファスナーを2セット用意すれば、単体での装着も可能だよ。

尻の痛みに無縁な人や、シート高の上昇を抑えたい人には、単体装着もオススメ。30000回の耐久検査に合格し、防水性にも優れた、高品質なシートヒーターとして、暖かライディングを実現してくれるのだ。

ゲルザブウォームの厚みは最大部分で約5mmなので、単体装着であれば足つきへの影響も最低限だよ。
詳しくはあとで触れるね。

USB変換アダプターで配線不要の簡単動作

ゲルザブウォームの取付については、付属のハーネスをバッテリーもしくはアクセサリー配線に繋ぐんだけど、オプションのUSB変換アダプターを使うことで、USB給電も可能。
車体にUSBの電源取り出しがあれば、それを使うこともできるし、モバイルバッテリーでの動作も可能。

冬はグリップヒーターなどの電熱装備を車体に装着している場合もあるし、車両によっては追加装備の消費電力が気になる場合も結構あると思う。特にハンターカブとかの小型車は発電量も少ないし。

でも、ゲルザブウォーム+USB変換アダプターならそうした不安も解消できるよ。

ハンターカブに取り付けしてみる

では実際に、ハンターカブにゲルザブウォーム+ゲルザブRを取り付けしてみるよ。
まずはゲルザブウォームの四隅にあるループに、ゲルザブRのベルトを通すよ。

4本全部通すとこんな感じ。ゲルザブウォーム本体から出ている配線もループに通しておいた。

あとは、ゲルザブRのベルトで車体に付けるだけ。
注意点としては、シートロック部分を挟まないようにすることくらいかな。特に問題なく装着できるはず。

お次は電源の取り出し。

と、いっても装着自体は凄く簡単。付属のハーネスをバッテリープラス(もしくはアクセサリープラス)とマイナスに繋ぐだけ。
付属ハーネスはこんな感じね。割と長いので車種を選ばず取り付けできそう。

このハーネス、すごく気が利いた設計でびっくりした。配線の長さも程良いし、なんといっても途中がギボシ接続になってるのよ。
丸型端子でバッテリーに繋ぐときはヒューズが効くし、透明被膜を外せばギボシでアクセサリー電源取り出しに繋ぐことができるのよ。

今回は丸型端子でバッテリーに直接つないでみるよ。
ハンターカブの場合はバッテリーリッドを開けて、バッテリーの蓋を外しておこう。

そしたらバッテリーのボルトを外して、ゲルザブウォームの丸型端子を共締めするだけ。
バッテリーの配線を外す時はマイナスを先にしてね。
逆に取り付ける時はプラスから。これ大事だよ。

ゲルザブウォームのハーネスはそこまで太くないので、左サイドカバー(エアクリーナーガーニッシュ)の隙間から取り出すことが出来た。一般的に配線の取り出しって結構苦労するんだけど、これは非常に楽で良い。

取り出したハーネスをゲルザブウォームと接続すれば取付完成。
接続部分はシート下に隠すこともできそう。車体内部にも隠せそうだけど、給油時にシートを跳ね上げることも考えるとある程度マージンをもって装着したい。

ゲルザブウォーム単体での装着

さっきはゲルザブRとゲルザブウォームを同時装着したけど、ゲルザブウォーム単体での装着も可能だよ。
必要なのは、単品装着変換面ファスナー2セット。

ゲルザブウォームの四隅にあるベルトに、単品装着変換面ファスナーを通していこう。

全部通すとこんな感じ。
あとはゲルザブRとの同時装着同様に、シートに装着してハーネスを接続すれば完成。

操作は簡単ワンボタン

無事に取り付け完了したので詳しく見ていくよ。
まずは操作方法。ゲルザブウォームの左側にスイッチが付いてるんだけど、操作系はすべてこのワンボタンでこなせる。

電源オンはボタン長押し。その後、ボタンを押すごとに三段階の温度調整ができるよ。
温度レベルはボタンの発光色で判別できるようになってて、赤発光=High(60℃±5℃)、白発光=Medium(53℃±5℃)、青発光=Low(45℃±5℃)。

最大消費電力は24w。Highモードだと相当暖かいんだけど、わずか24wしか使わないというのはかなり効率が良い印象。
実際に電源を入れて走行してみると青でも十分に暖かかった。電熱装備の中でも消費電力はかなり少なめんじゃないかな。

実際に走行した印象

バイク用シートヒーターというのは初めての経験だったけど、正直予想以上に暖かい。

最初はHighにして走行したけど、あったかすぎてLowで十分だった。
試した日は、やや肌寒いくらいだったんだけど、ゲルザブウォームを付けたらすぐに寒さを感じなくなるのね。
体の中心部分に近いせいか、効果絶大。
ゲルザブRと同時に装着して試運転をしたので、乗り心地も良いし、あったかいしで超快適だった。

停止時であればスイッチを押しての温度調節も可能だよ。

最大消費電力でもわずか24wなのに、ものすごいあったかい。電熱装備としてはものすごく効果も大きく、効率も良いんじゃないかな。

装着時の高さを比較してみる

最後に、シート高に対する影響を見ていくよ。
こないだ衝動買いしたアウトスタンディングのサドルタイプシートで試していくよ。純正と違って座面にえぐりがあるので、追従性もわかりやすいかな、と。

これがアウトスタンディングのサドルタイプシート。峠の下りでフロントブレーキを掛けた時に、前に滑るのが嫌でえぐりのあるものにしたよ。快適。ホールドが良くて、アメリカンバイクぽい座り心地。

まずはゲルザブウォーム単体。薄手なので座面への追従性もかなり高く、実際座ってみてもシート高への影響はほとんどなし。えぐりの大きいシートだけど、座り心地に対する影響も感じなかった。

お次はゲルザブRのみ。カブ用のゲルザブといえばゲルザブCもオススメ。そちらはシートカバータイプなので、見た目もスッキリするのよね。
厚みはそれなりにあるけど、実際に座るとゲルが沈み込むので、見た目よりは足つきへの影響も少な目。
それよりも、座り心地の改善効果が凄い。

そしてゲルザブR+ゲルザブウォーム。
かなりシート高が高く見えるけど、中央部分が滑り止めによって追従してないのかも。一度座ればゲルザブR単体と同じくらいになるよ。
ゲルザブとヒーターの組み合わせにより、快適性は最強。冬のロングツーロングも怖くない。

まとめ

高い品質と基本性能、さらにゲルザブRと組み合わせることで最強の快適性を実現してくれるゲルザブウォーム。
冬の寒さを軽減してくれる神アイテムだよ。

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