
ヘルメットメーカーSHOEIより、プレミアムツーリングヘルメット「GT-Air3」の新グラフィック「LILT(リルト)」が登場。トリコロールが印象的なグラフィックであり、価格は税込8万300円となる。発売は2025年1月で、2025年4月末までの受注限定となる。
“ショウエイ・ヘルメット”ロゴや旧SHOEIロゴを携えたレトロチックなLILT
今回発表された「LILT(リルト)」は、日本語に訳すと「陽気な・生き生きとした」「軽快な動き」といった意味。その名称に違わず、天頂から青・白・赤とグラデーションする鮮やかなトリコロールは見るものを明るい気持ちにさせる。
特に注目なのはヘルメット各部に散りばめられた“ロゴ”だろう。前頭部とシェル後方左右に配された“SHOEI”ロゴは、以前使用されていた旧ロゴを採用。重ねて後方左右のSHOEI旧ロゴの上部にもそれぞれ“ショウエイ・ヘルメット”とのレトロな字体が躍る。
全体的にどこか懐かしくも、洗礼されたシンプルなデザインが非常に目を引くグラフィックとなった。前述した通り2025年の1月から販売開始され、その3か月後には受注が終了する予定の同商品。欲しい人は動向をチェックしておこう。
SHOEI GT-Air3 LILT。どことなくレトロチックなデザインが渋い
より高度に研ぎ澄まされたツーリングフルフェイスGT-Air3
SHOEI「GT-Air3」は、従来モデルGT-Air2のデザイン・ベンチレーション・シールドシステムなど各部を一新し、より高い品質と性能を発揮。空力性能や換気効率が見直され、従来型から大きく昇華された快適性能が体感できる。
ヘルメットの空力性能に貢献するサイドパーツにより、スポーティな外観にも寄与。従来モデルとの空力性能を比較すると、上方へ浮き上がろうとするLiftが11%、前方から押し付けられるDragが6.5%とそれぞれ低減された。※SHOEIの大型風洞設備での参考数値。
ベンチレーションシステムは、新設計されたベースパーツやリブ、シャッターの形状により効率的に走行風をヘルメット内へ導入。従来モデルに比べ前方にアウトレットホールを配置することで排気効率の向上も実現させた。
チンガードに装着されたエアインテークには、虫などの侵入を防ぐ脱着式デフロスターフィルターを装備。同梱のブレスガードKを装着することでシールドの曇りを防ぐと同時に、走行風の一部を取り入れることでヘルメット内の息苦しさ低減に一役買っている。
GT-Air3ではバイク用インカムの専用設計も充実。SENA製のSRL3、サイン・ハウス製B+COM SX1の専用装着機構「SHOEI COMLINK」対応モデルとなっている。よりコンパクトにインカムが装着可能なため、ヘルメットのデザインを損なわないことはもちろん、シート下などに収納しやすい点も大きな魅力だ。
SHOEI GT-Air3 LILT
・価格:8万300円(税抜価格 7万3000円)
・2025年1月発売予定 ※2025年4月末までの受注生産
・規格:JIS規格
・サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
・カラー:TC-10(BLUE/RED)、TC-8(BLACK/ORANGE)、TC-11(BLACK/YELLOW)
・構造:AIM+( Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)
・付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、防曇シート、SHOEIロゴステッカー、サービスツール、スペア防曇シート用ピン
情報提供元[ SHOEI ]
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