
文/Webikeバイヤー:たく
ペタッと貼れるし、視界も晴れる!アンチピンロックシールド!
ヘルメットのシールドの曇りはライダー永遠の悩みの1つ。
かくいう僕も、雨の日や寒い日の信号待ちでパカパカシールドを、開けて換気する日々を過ごしております。だって曇るんだもん。
春もいつの間に終わってしまいそうで、次は梅雨です。そうなるとシールドが曇って視界は悪いわ、雨で視界は悪いわで地獄。
そこで活躍するのが、曇り止めシートこと、ピンロックシート。
でもピンロックシートって、専用のピンが装着されているヘルメットのみ取り付けられるので、ピンなしの場合はシールドも買うハメに。
このほど、アライから発売されたARフォグフリーシートはそんなお悩みを解決する、ピンいらずの貼り付けタイプの曇り止めシートです。
そもそも、どうやって曇りを解消してるの?
ヘルメットのシールドにペタっとつけるだけで曇りが解消される各種シート類ですが、アレ、なんで曇らないか不思議じゃないですか?
曇りというのはほとんどの場合において、内側外側の温度差が激しいために発生します。
ヘルメットの場合、外側の空気が雨や冬で、冷やされているのに対して、内側は体温と呼吸である程度暖かい空気が滞留し、温度差が発生。曇りにつながるというわけです。
冬に車の窓が曇るのも、同じ原理です。
ピンロックシートをはじめとした各種曇り止めシートは、このヘルメット内外の温度差をシールドとシートの間に、薄い空気の断熱層を作ることで減らし、曇りを抑える仕組みになっています。
つまり、二重構造になっている。というわけですね。
ピンがなくても貼れるAR フォグフリーシート
今まで、ピンロックシートといえば、取り付けのために専用のピンがついたシールドを使うというのが基本でした。
ということは、もし、ピンがないシールドしかもっていない場合は、シールドも買わないといけないという……。
その点今回登場したAR フォグフリーシートは、シールドに張り付けるタイプの曇り止めシートなので、ピンの無いヘルメットに使えます。
シールドへ密着させるシールにはゲル状の特殊粘着剤を使用していて、一般的なシール剤より高い密着性能を発揮します。
つまり、ピッタリくっつくということです。
ちなみに、貼り直しもちゃんとできるので安心。
さらに、シート本体にも親水性のある特殊素材を使用しており、湿度に応じて吸湿・放湿を繰り返し、優れた曇り止め効果を発揮します。
ひとつ注意点!2020年4月現在、公式で対応しているとされているシールドはスーパーアドシスI シールドと、ラパイドNEO標準VAS-V ポスト付シールドです。
これからのラインナップ拡大に期待せざるを得ない!
僕もピンロックシート付けたいのに、ピンなしシールドのピンロック難民なので、この手のシートがデフォルトになってほしいのだ!
お願いアライさん!
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