レーシングマフラーの製造で知られるトリックスターより、Ninja650/Z650(23~24)用 政府認証フルエキゾーストマフラー「IKAZUCHI(イカヅチ)」の受注予約が開始された。「焼チタン」と「ブラックエディション」2色のカラーラインアップとなり、デリバリーは10月~11月頃を予定。価格は焼チタンが税込29万4800円、ブラックエディションは税込29万7000円となる。ウェビックでも取り扱い中の同商品、さっそくご紹介していこう。
専用ステー付属で「アップタイプ」と「パニアタイプ」の使い分け可能!
今回発表されたIKAZUCHIの大きな特徴は、パニア専用ステーが付属していることだろう。通常はアップタイプのステーを使い、サイレンサーが上向きにレイアウトされるのが普通。しかし車体にサイドパニアが付いていると、どうしてもサイレンサーとパニアが干渉してしまうのだ。
そこであえてサイレンサーの角度を下げ、パニアに接触しないように調整可能としたのが今回のIKAZUCHI。Ninja650やZ650でロングツーリングに出かける際も、気兼ねなくサイドパニアを取り付けることができる。レーシングスペックを意識したシリーズながら、ツーリングライダーへの配慮も怠らない懐の深さは流石トリックスター。ステーを換装するだけでアップタイプかダウンタイプに変更できる点も嬉しい。
職人による手作業で最高品質を実現するIKAZUCHI
すべてにおいて拘り抜かれて製造されるIKAZUCHIシリーズは、まさにトリックスターの技術の粋を結集したマフラーと言える。全知全能の神「ゼウス」が手にする最強の武器の名を授かったIKAZUCHI。その名に違わず、世界耐久選手権という過酷なレースを戦い抜くため、史上最高の排気システムとして作り出された。
まず目を引くのはその特徴的なデザインだろう。角ばったデザイン性は唯一無二の異彩を放つが、この形状は性能にも直結している。最も合理的なその形は深いバンク角を可能とし、その上優れた空力性能をも発揮。事実IKAZUCHIが装備されたZX-10Rでは、ストレートでの最高速で343kmを記録、H2Rではなんと385kmを叩き出しているのだ。
製造では職人による手作業も多く、特殊な形状から成形も非常に難しいという。「リアルレーシング」というコンセプト通り、耐久性の高いグラスウールを使用しているところも本格的。サウンドにも大きな拘りがあり、音量は抑えつつも低音から高音までの官能的なエキゾーストノートを実現した。
政府認証フルエキゾーストマフラーIKAZUCHI(イカヅチ) 詳細
・価格:税込29万4800円/税込29万7000円(焼チタン/ブラックエディション)
・受注予約受付中
・10月~11月頃デリバリー開始予定
・適合型式:8BL-ER650S
・政府認証:JMCA認定
・騒音規制適合:車検対応
・パイプ素材:チタン
・サイレンサー:IKAZUCHI(焼チタン/ブラックエディション)
・付属品:エキゾーストパイプ/サイレンサー/サイレンサーバンド/マフラースプリング/マフラーステー/パニア対応ステー
情報提供元 [ トリックスター ]
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