
サクッと新車のツヤが蘇る!
何ということでしょう!カサカサだったスクーターの外装があっという間にツヤツヤ黒々新車の輝きに!ビフォーアフター的なBGMをつけてお届けしたいケミカルをインプレッションしてみました。
正直艶出し系ケミカルって、効果が持って3か月というのが僕の感覚。その分安いんで、いいんですけど。
その点、今回使うタナックスの「ガラスコートプロ艶」はまさかの1年耐久+ガラスコート効果あり。
ガラスコートって一台施工するのに、諭吉を数人生贄に捧げるブルジョアなヤツでしょ?それがケミカルでできるって?あの、おいしい話過ぎて……怖いです。
目次
なんで外装って白っぽくなるの?
未塗装樹脂の外装の表面が白っぽくなってしまうという現象。皆さん何かしらで経験ありますよね?
バイクもそうですし、外に置いてあるプラ製バケツなんかも白っぽくなります。
これは、塗装でガードされていない樹脂パーツが直射日光を浴びたり雨でぬれたり乾燥したりを繰り返すことで起こります。
俗にいう経年劣化の一つですが、白っぽくなった樹脂パーツってかっこ悪いですよね
室内保管のバイクならいざ知らず、通勤通学で使うバイクなどは、予防することは難しくバイクに乗る上で逃れられない宿命のようなものです。
おうちで簡単1年耐久のガラスコート!「ガラスコートプロ艶」
今回インプレッションしていく「ガラスコートプロ艶」は、そんな外装の輝きを取り戻し、ガラス被膜を形成することで1年間輝きが維持される、すごいケミカルです!
同じような未塗装樹脂のツヤ出しケミカルは世の中に多数ありますが、それらの多くは水性、油性の保護艶出し剤で洗車や雨で落ちてしまうものです。
「ガラスコートプロ艶」の場合はガラス質被膜を形成し、樹脂に浸透・密着するので、落ちない!酸化劣化もしないので1年間に渡って効果を発揮します!
※対候性試験データ(JIS K-5600-7-7 促進対候性及び促進対光性試験)実施済み。
一般的なガラスコートは施工した後に付着した汚れが落ちやすくなる。という効果がありますが、このケミカルもフッ素と専用調合の撥水成分がガラス成分に配合されています。
そのため、光沢に加え、撥水性、防汚性にも効果を発揮します。
ツヤを復活させるだけでなく、ガラスコートと同じように撥水性、防汚性を手に入れられる、すでに劣化の始まった車両にはもちろん、新車にも劣化予防&保護アイテムとして使える一石二鳥なケミカルになっています!!
ただし一つ注意事項!未塗装樹脂に施工するケミカルです。塗装済みのカウル等には塗らないように注意を!
実際に「ガラスコートプロ艶」を使ってみた!
ま、宣伝はここまでにして、実際に使用してみましょう。「百聞は一見に如かず」ですからね!
今回施工する車両はこちら!スズキアドレスV125!
毎日の通勤で相当ヤレてます。ヤレ感好きな僕ですが、これはただ汚いだけ。
「ガラスコートプロ艶」の施工は簡単4ステップ
- 洗車
- 液剤塗り
- 拭き取り
- 乾燥
それでは、やってくぜ!
まずは洗車しましょう
この手のケミカル全般に言えることですが、施工前にしっかり洗車や拭き掃除で車体をキレイキレイしましょう。
軽微な汚れだけが付着してる場合は固く絞ったタオルで拭き取るというのもアリ。
この時、水分が残ると、ガラスコートの定着の妨げになるので完全に乾燥させた状態を作りましょう。
コーティング開始!液剤をスポンジにつけて塗る!
車体の下準備が完了したら、いよいよコーティング開始です。
やり方は簡単で、液剤を付属のスポンジにしみこませ、それを車体に塗るだけ!
写真の通り小瓶に入っているので、液体がダバッとで過ぎないように慎重にスポンジに染み込ませます。
この段階でかなり色が変わっているのがよくわかる。
リアフェンダーもぬりぬり
ね?簡単でしょ?
塗る際のコツですが、薄くムラなく塗り広げるのがコツです。
また、未塗装樹脂以外の部分に付着してしまった際はすぐに硬く絞ったタオルで拭き取るようにしてください。
塗り終わったら拭き取ります
車体に塗り終えたら、付属のウエスを使ってならし拭きをしていきます。
ムラが起きるのを最大限抑えられるのと、余分な液剤を拭き取るということですね!
一通り作業が終了したらあとは、30分は水に濡らさないように待つだけ!
塗って、拭いて、乾かして終わり!
奥さん!簡単ですよコレ。
もしも、一回の施工で光沢が出ない場合は複数回コーティング作業と拭き取りを行ってください。
今回の車両の場合は一回の施工で大丈夫そうでした。
施工するとこんな感じ!
なんということでしょう!新車並みのピカピカ具合です!
くすんで白くなってしまっていた樹脂部分が黒く輝く新品のような質感に!
ここまでゆっくり作業してましたが、15分+待ち時間30分ぐらいでした。
工程も簡単ですし、サクッと作業できるので今週末できる!
今回スクーター1台全体を施工するのに使った液剤はおよそ2本。
液剤の容量が15mLなので、複数台を1本で担うのはちょっと難しいかな?
とはいえ、未塗装樹脂の少ないロードバイクやオフロードバイクであれば15mLあるので1本で1台施工できるかなと思います。
そして何より、万単位の出費必須のガラスコーティングに比べれば安い!
耐久性と効果はいかほど?
施工が簡単なのはお分かりいただけたでしょう。
問題は効果の持続性!タナックスの発表では1年耐久ということですので、本当は1年待ちたいんですけど、1年待ったら2021年じゃん!
ということで施工2週間目の様子をお届けします。
この2週間毎日通勤に使用。雨の中、風の中、森の中、あの子のスカートの中を走行し、屋外保管の車両です。状況としては最も過酷な環境に晒してみました。
うーん、2週間経ってもツヤに変化なし。
触ってもべたつきや質感の変化もなし。本当に外装取り替えたような感覚です。
面白かったのは雨の日で、施工したフェンダーがしっかり水を弾いています。
これは効果が期待できそう!
これまでいくつかのツヤ出しケミカルを使ってきましたが、どれも2週間前後から輝きを失いはじめ、3か月後には何も残ってないことが、ほとんどでした。
その点、1年耐久でガラスコート効果もあるガラスコートプロ艶は使えるケミカルといえるでしょう。
ただし、効果に比例して定価3,960円(税込)と比較的高価なのと、容量が15mLで少な目ではあるので、施工面積の広い車両の場合は注意が必要です。
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