
ヘルメットメーカー「OGKカブト」より、MotoGPで活躍中のアレイシ・エスパルガロ選手シグネチャーモデル「F-17 Mips ALEIX-2(エフ・イチナナ ミップス アレイシ-2)」が登場。価格は税込7万400円となり、“数量限定”で今年9月頃に発売予定だ。
カブト唯一の“Mips”を搭載する特別なF-17
今回発表されたALEIX-2は、2023年よりカブトのサポートライダーを務めるアレイシ選手が、2024年シーズンで着用するデザインがモチーフ。パープル、ピンク、イエローなどビビットなカラーが特徴的であり、チンガード部に描かれたパーソナルナンバー“41”が輝く。
商品名に含まれる“Mips”とは、ヘルメットの安全性に特化したスウェーデンの企業名。頭への斜角衝撃から生まれる回転運動が脳に伝わるのを防ぐ技術「Mips safety system」を搭載しており、アレイシ選手が使用するものと同じシステムが採用されている。ちなみに、現状カブトでMipsが搭載されているバイク用ヘルメットはこのALEIX-2のみ。
すでに生産が終了している初代ALEIXは、“2”とはまた異なったテイストが特徴的だった。“人目を惹く”という点で言えば共通しているものの、ゼブラ柄のデザインは引き継がれなかったようだ。2の価格は初代モデルから4000円ほど上がっており、これはMipsが追加されたところが大きいと思われる。
初代モデルのF-17 アレイシ。ゼブラ柄がなんともアーバンギャルドだった
引退が惜しまれるアレイシ・エスパルガロ選手
オートバイ世界最高峰のロードレースMotoGPにてアプリリア・レーシングより参戦するアレイシ。2023年にはスプリントレースで1勝、決勝レースで2勝を挙げ、カブトにおける最高峰クラス初優勝を叶えた。
しかし、2024年シーズンをもってMotoGPへのレギュラー参戦の引退を発表。直後に行われたカタルーニャGPのスプリントレースで優勝を飾るなど、彼の引退を惜しむ声も少なくない。有終の美を飾るために全力で戦う残りのレースはファンであれば見逃せないはずだ。
アレイシ・エスパルガロ選手。2024年シーズンカブトヘルメットを被り、有終の美を飾るか
F-17 Mips ALEIX-2 詳細
・2024年9月より発売(数量限定モデル)
・価格:¥6万4000円(税込7万400円)
・カラー:パープルイエロー
・サイズ:XS(54-55cm)/S(55-56cm)/M(57-58cm)/L(59-60cm)/XL(61-62cm)/XXL(63-64cm)
・規格:JIS、MFJ公認
・標準シールド:DAF-1R シールド(クリア)
・同梱品:DAF Pinlock Original Insert Lens、ブレスガードNo.10、ウィンドシャッターNo.5、GC-01リキッドボトルキット、KF17ジョイントベース
・クレストスポイラー(PAT.P.)、ウェイクスタビライザー(PAT.)を装備した、最先端のエアロフォルムによる全方向型エアロダイナミクス。
・頭への斜角衝撃から生まれる回転運動が脳に伝わるのを防ぐ技術のMips safety systemを搭載。
・優れた耐貫通性と衝撃吸収性を兼ね備えた最先端の帽体成形技術と安全設計。
・A.C.T.構造をさらに進化させた新帽体構造「A.C.T.-2」。
・大型レバーを備えたセンターロックと2軸構成の新型「DAF-Rラチェット」を採用。
・コーナリング姿勢でも効率よく風を捉え、直進時の姿勢と同等のエア導入を目的としたサイドベンチレーション。
・整流効果と同時に、ヘルメット内部にこもった熱気を放出するトップエアロベンチレーション。
・設計思想から見直し、徹底的に検証された「着脱のしやすさ」と「極上のかぶり心地」を実現。
・インナーパッド表地に、繊維上の細菌の増殖を抑制する、DEOFACTOR®の「制菌加工」を使用。
・アクシデント発生時に簡単かつ素早く安全にヘルメットを脱がせるKabutoの独自構造のエマージェンシーシステム(PAT.P)。
・使いやすい眼鏡対応チークパッド。
・インカム取付を考慮した、専用取付スペースを設置。
・サイズは、XS〜XXLの全6サイズをラインナップ。
情報提供元[ オージーケーカブト ]
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