
SHOEIが誇るフラッグシップモデル「X-Fifteen(エックス - フィフティーン)」より、新グラフィックモデル「DAIJIRO(ダイジロウ)」が発売された。かつて天才日本人ライダーとして名を馳せた加藤大治郎選手のレプリカモデルである。2色のカラーラインアップが加わり、価格はソリッドモデルから税込み1万9800円アップの9万6800円。ウェビックでも取り扱いが開始した同商品を早速ご案内していこう。
目次
象徴的なデザインはそのまま健在! 「X-Fifteen DAIJIRO」
以前よりSHOEIではお馴染みの「DAIJIRO」レプリカシリーズが今回もリリースされた。X-Fifteenの前身であるX-Fourteen(エックス - フォーティーン)でもDAIJIROレプリカがラインアップされており、基本的なカラーコンセプトやデザインに大幅な変更はない様子。
象徴的なシンボルは相変わらず健在であり、まず目を引くのは天頂部に輝くスター。さらにその少し後方には大治郎選手のゼッケンである“74”が躍り、後頭部には彼の鋭い眼光を表現した“ダイジローアイ”が睨みを利かす。大治郎選手が実際に使用していたヘルメットと同様のデザインであり、最新鋭ヘルメットであるX-Fifteenにそのまま落とし込まれた形だ。
X-Fifteen DAIJIRO(YELLOW/BLUE)。後頭部のダイジロウアイが象徴的だ
唯一無二の走りで世界を股にかけた天才ライダー、加藤大治郎
16歳から本格的にロードレース活動を開始し、圧倒的な才能で頭角を現していった大治郎選手。1996年開催の世界選手権GP250クラス 日本GPでは初出場でいきなり3位表彰台、続く1997年、1998年の同クラスでは2年連続優勝を飾る。
2000年には世界選手権GP250クラスにてシリーズランキング3位を獲得し、同クラスにてルーキーオブザイヤーを受賞。同年に行われた世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久では総合優勝という活躍を見せる。その後2001年GP250クラスにて、年間最多優勝回数新記録11勝を獲得し、シリーズチャンピオンに輝いた。
2002年にはMotoGPクラスへのクラスアップを果たし、シリーズランキング7位、MotoGPクラスでのルーキーオブザイヤーを受賞。鈴鹿8時間耐久でまたも総合優勝を果たす。しかし2003年、鈴鹿サーキットで行われた開幕戦日本GPで事故が発生。大治郎選手はこの事故の影響により帰らぬ人となってしまったが、現在でも影響力は計り知れず、いまだ人気は衰えを知らない。
X-Fifteen DAIJIRO 詳細
X-Fifteen DAIJIRO
TC-3 (YELLOW/BLUE)
X-Fifteen DAIJIRO TC-1 (RED/BLUE)
製品概要
・価格:96,800円(税抜価格 88,000円)
・規格:JIS規格、FIM規格、MFJ公認
・サイズ:XS(53~54cm)、S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、XL(61~62cm)、XXL(63~64cm)
・カラー:TC-3 (YELLOW/BLUE)、TC-1 (RED/BLUE)
・構造:AIM+( Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)
・付属品:布袋、ブレスガードJ、チンカーテンD、ロアエアスポイラー、シリコンオイル、防曇シート、SHOEIロゴステッカー、シールド用ステッカー(No.11ステッカー)
X-Fifteenについて
「X-Fifteen」は、空力性能をはじめとする卓越した性能により、世界のレース界を席巻した「X-Fourteen」の後継モデルとして2023年1月に登場したフルフェイスヘルメット。
時速350km/hを超える超高速走行でも安定した空力性能を発揮する完全新設計のエアロフォルムは、従来モデルと比較し、上方へ浮き上がろうとするLiftが1.6%、前方から押し付けられるDragが6.1%低減している。
また、あらゆるライディングシーンにフィットする快適さを追求し、風や雨の侵入を防ぐセンターロック式のCWR-F2Rシールドや、ノイズの発生を抑えてヘルメット内の静粛性を高める設計、アイポートの位置の調整による、より広い上方視界の確保など各所にブラッシュアップが施されている。
高い成形技術をもって実現した頭頂部左右の稜線からリアスタビライザー上部にかけての形状は、X-Fifteenのデザインを特徴づけるとともに高い空力性能を発揮する。
情報提供元[ SHOEI ]
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だがしかし日本仕様は軽量化して代償にすねるも通らないクソシェルを採用したのであったチーン♪ やめてよショーエイさん