
文:伊藤康司・小川勤
バイクを“自分だけ仕様”に作り上げるカスタム。レーシングマシンが採用するような機能パーツを装着すれば性能アップで気分も上々!……でも本当に効果があるのか?
飛ばさないなら必要ないかも?? そんな疑問を解決して、思いっきりカスタムを楽しもう!!
目次
コアガード編
現行バイクの多くは水冷エンジンでラジエターを装備するが、なぜかロードスポーツ車はコアが剥き出し……?
Q:ラジエターって剥き出しだけど大丈夫?
A:コアガードでラジエターを守ろう!
エンジンを冷やす冷却水の熱を、コアに設けた細かな冷却フィンで放熱するラジエターだが、ロードスポーツ車の多くはコアが剥き出し。前輪が巻き上げた砂利や小石、また飛来した虫などが衝突すると、アルミ製のコアはいとも簡単に潰れて冷却能力が低下する。そして万一のもコアに穴が開いたら、クーラントが噴出して走行不能に。そんな事態を避けるにはコアガードの装着が必須だ。
グリップ編
乗車中は常に触れているグリップだけに“握り心地”は重要なファクター。“消耗品”ということも忘れずに!
Q:もっとも気軽にできるカスタムって?
A:ファッション感覚でグリップを変えてみよう
グリップの“グリップ感”が良くないと振動で疲労が大きくなったり、ブレーキやクラッチレバーの操作に悪影響もある。しかも柔らかいゴム製品なので、長期間使用しているとヘタリが生じる。だからフィーリング向上のためにも、たまにはグリップを交換するのがオススメ。しかもグリップはMotoGPマシンと完全同一品を選べる数少ないカスタムパーツであり、プライスもお手頃だ!
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