文/Webikeバイヤー:けんたろう

春のツーリングシーズンの楽しさを倍増させる必需品、それはバイク用のインカムです!
今回は、カルドのハイエンドモデル「PACKTALK EDGE」を購入したのでご紹介しますッ!

カルドのインカムは、バイクライダーの安全と快適を追求した最高のパートナーです。ぜひ、この春のツーリングにお役立てください!

カルドとはどんなブランド?

カルドとは?

カルドは、バイク用インカムの世界的なメーカーで、100か国以上で愛用されています。2004年に初めてバイク用インカムを発売し、その後も革新的な製品を次々と世に送り出してきました。特に、「メッシュ通信」や「JBL社との共同開発によるサウンドシステム」など、常に最先端の技術を取り入れ、使いやすさと機能性を両立させています。

カルドのインカムの特徴

カルドのインカムには、ユーザーの快適性を追求した機能が満載です。

SOUND BY JBL
世界有数のスピーカーブランド「JBL」と共同開発した上質なサウンドがカルドの魅力です。
2019年、カルド社は、JBL 社と共同で音響に関わるソフトウェアからスピーカーまで全てを開発した製品を発表しました。風、道路、エンジン、ヘルメット形状の影響を考慮した、今まで音響メーカーが挑戦しなかった、バイク走行に最も適したサウンドプロファイルを作り上げました。2022 年発売のモデルでは、さらに音質にこだわり、カルド史上最高の音質へ進化しました。

ダイナミック メッシュ コミュニケーション(DMC)
「 DMC(Dynamic Mesh Communication)」は、一般的なBluetoothインカムの常識を覆すカルド独自の通信技術です。
最大1.6km の余裕のある通信距離、信号で離ればなれになっても安心な自動再接続機能、よりクリアな通話音質、グループの走行順序を気にすることのない通信方式など、従来のBluetooth インカムの悩みを解決してくれるカルドの先端技術です。

ボイスコマンド
「ボイスコマンド」は、インカム操作による片手運転の不安を解消する、安全・安心を手に入れることができるカルドの最先端機能の一つです。
声で操作が可能となり、電話を繋げたり、音楽再生や音量調整をしたり、「Hey Siri」や「OK Google」に接続して、近くのガソリンスタンドを探すこともできます。

カルド コネクト アプリ
今までは複雑な操作をインカム本体で行っていましたが、専用アプリ「カルドコネクト」で簡単に操作できるようになりました。
取扱説明書を読まなくてもいいほど直感的に分かるシンプルな画面や、グローブを装着した状態でもストレスなく操作できる大きなボタンも魅力の一つです。もちろん、iOS・Android両方のスマートフォンで使用することができます。

インカムの選び方

カルドのインカムを選ぶ際には、まず3つのシリーズから自分に適したシリーズを選びましょう。

PACKTALKシリーズ
ハイエンドモデルの『PACKTALKシリーズ』は、最大15人まで接続可能です。
JBLサウンドの搭載や、第2世代のDYNAMIC MESH COMMUNICATIONの自動再接続機能など、最高水準の機能が搭載されています。大人数でのツーリングライダーや、上質なインカム体験を求める方に最適です。
FREECOMシリーズ
ミドルクラスの『FREECOMシリーズ』は、最大2人または4人まで接続可能です。
JBLサウンド搭載で、少人数でのツーリングライダーや、高品質な音響体験を求める方に適しています。
SPIRITシリーズ
エントリークラスの『SPIRITシリーズ』は、最大2人まで接続可能で、他社インカムとの接続も可能です。
ソロツーリングや少人数でのツーリングを楽しむ方や、音楽やナビを楽しみたい方に最適です。

以下の早見表で詳細をご確認ください。

カルド早見表

ハイエンドモデル:『PACKTALKシリーズ』

最大15台まで接続できるPACKTALKシリーズは、大人数でのツーリングライダーや、上質なインカム体験を求める方に最適なシリーズです。その中でも『EDGE』と『NEO』2つのタイプが存在しますが、『EDGE』には唯一、「エアーマウント」という、マグネットでインカムを固定できる機能が搭載されています。

PACKTALK EDGE

PACKTALK EDGE

PACKTALK EDGEは、次世代のテクノロジーが注ぎ込まれたフラッグシップモデル。

最大15台まで接続でき、また、第2世代DMC(メッシュ通信システム)の採用により、通信接続が安定しクリアな通話が実現。走行中に仲間と離ればなれになり通信が途切れても、通信距離以内に近づけば自動的にインカム同士が再接続してくれます。

音響面では、ノイズフィルターの改善やパワフルなJBLのハイクオリティ40mmスピーカーにより、クリアで臨場感あるサウンドが楽しめます。また、急速充電機能も搭載され、短時間の充電で長時間の通話が可能。

さらに、最新のBluetooth5.2チップを搭載し、他社インカムやCardo同士の接続の信頼性も向上。ペアリング時間の短縮や高速化によりストレスなく接続が可能です。そして、業界初の「いつでもアップデート」機能で常に最新の機能を保つことができます。

USBタイプCの採用や、3年の製品メーカー保証など、高品質かつ先進的な要素が詰め込まれたPACKTALK EDGEは、確実にバイクライダーのライフスタイルを向上させるインカムです。

  【こんな人にオススメ】
PACKTALK EDGEは、高品質な音楽をライディング中に楽しみたい方や、大人数でのツーリングライダーに最適!次世代の機能や快適性を求める方にとって理想的なインカムになること間違いなし!また、唯一「エアーマウント」を採用しているのでインカムの取り外しがとても容易です。複数ヘルメットを持っている方や、盗難が気になる方、こまめに充電をする方にもオススメです!

PACKTALK『EDGE』の使用レビュー

今回購入したのは、ハイエンドモデル「PACKTALK EDGE」

ハイエンドモデル「PACKTALK EDGE」

カルドインカムの中で唯一、「エアーマウント」という、マグネットでインカムを固定できる機能が搭載されています。音響メーカーJBLのハイクオリティスピーカー搭載で音質にも期待でき、最大接続人数も15台までと多かったのと、当分の間に買い替えることも無さそうなので、一番グレードの高い『EDGE』を選びました。

内容物をチェックしましょう。
・Packtalk Edge Unit本体。軽くて薄くてコンパクトな印象です。
Packtalk Edge Unit本体
・マグネットで取付できるインカムマウント。これをヘルメットに貼り付けます。
マグネットで取付できるインカムマウント
・パワフルなJBLのハイクオリティ40mmスピーカーは、重量感があり音質にも期待できそうです。
パワフルなJBLのハイクオリティ40mmスピーカー
・マイクはワイヤーマイク、アームマイクの2種類が同梱。ヘルメットの形状でお好みで選べます。
マイクはワイヤーマイク、アームマイクの2種類
他には、スピーカーやマイクを取り付けるための付属品と、簡単な説明書が入っています。説明書はWEBからでも確認できますが、スマホに接続してしまえば、すべてスマホ操作で完結できます。インカムの電源のオンオフだけ覚えておけば大丈夫そうです。

SHOEIのグラムスターに取付します。

取付ステーにスピーカーとマイクの配線を接続して、ヘルメットに取付します。まずはヘルメット内側のスピーカーの取り付け位置の確認から。
耳が当たるところを確認
ヘルメットを被ったときに耳が当たるところを確認して、スピーカーをセッティングします。

配線はヘルメットの内装を剥がして裏側に隠しましょう。ケーブルの長さはある程度余裕があるので、どんなヘルメットにも対応できそうです。
内装を剥がして裏側に
配線に負担がかからないように取り回しをして、インカムのマウントをヘルメットの左側面に貼れば完成です。
ヘルメットの左側面に貼れば完成

「エアーマウント」がめちゃくちゃ便利!

EDGEには唯一、「エアーマウント」が搭載されています。


インカムマウントと、インカム本体をマグネットで固定する機能で、コレがとても便利!
インカム本体を、ヘルメット側のマウントに近づけるだけで、磁力の力で強力に張り付きます。手で無理やり取ろうとしても、全く取れる気配はありません。走行風で飛ばされる心配は無さそうです。(無理やり剥がそうとすると、爪が折れますので注意。)

取り外しは、インカムステー前面の爪を押し込みながら、インカム本体を前方にスライドさせると簡単に取り外しが行えます。バイクから離れるときや、充電するときに重宝します。他のインカムでは、インカムの裏にある爪を押し込んで配線を外して、、、など煩わしさがありましたが、エアーマウントではそのストレスから開放されました。すべてのインカムでこの機能を取り入れればいいのに!ってくらい快適です。

いよいよ本体の起動

設定はスマホですべて完結します。スマホアプリ「Cardo Connect」をダウンロードしておきましょう。
Cardo Connect
インカム側でブルートゥースのペアリングを開始し、スマートフォン側で接続。その後、スマホアプリに沿って言語の設定やアップデートなどを行い初期設定完了です。

インカム側の操作で、音楽再生やラジオ、電話やインカム接続なども行えますが、グローブを装着していても使いやすいアプリケーションを使うことですべてスマホで完結できるのが便利!

音楽再生に関しては、標準のミュージックアプリ以外にも、アマゾンミュージックやYouTube Musicなども再生できます。ハイエンドモデルのPACKTALKシリーズ同士であれば、ミュージックシェアをしながら会話も可能です。

インカム同士の接続も簡単

DYNAMIC MESH COMMUNICATION(DMC)で接続する場合は、接続したい人が、インカムの接続ボタンを長押ししておくだけで、自動的に接続ができます。
インカムの接続ボタンを長押し
DYNAMIC MESH COMMUNICATION(DMC)は、最大15人のライダーで通信を行うことができます。DMCは、走行中に仲間と離ればなれになり、通信が切れても安心です。通信距離以内に近づけば、自動的にインカム同士が再接続してくれます。世界最高峰の通話音質でライダー同士の会話がストレスなく楽しめます。

他社インカムと直接接続する場合は、メーカー毎に設定している他社インカム接続モードで接続するか、ブルートゥースを使用します。Cardo機器1台につき他社インカム1台まで接続可能です。これは、他社インカムにおいても基本的に同様です。

大人数でのツーリングでは、インカムのメーカーが異なることが多いと思いますが、それぞれのインカムをスマホに接続して、LINEのグループ電話などで通話ができるので、このあたりは心配しなくでも大丈夫そうです。

ボイスコマンド機能が結構便利!

ボタンでインカムを操作する必要がなくなりました。「ヘイ、カルド」と声をかけるだけで、ハンドルから手を放すことなくインカムを操作して、音楽再生や音量調整、バッテリー残量確認などができます。「Hey Siri」や「OK Google」にも対応しています。

JBLの大型スピーカーで音質も最高!

JBLのスピーカーなので、音質も最高品質です。通勤中とかも音楽聞きながら使っていますが、まるでヘッドホンをしながら音楽を聞いている感じ。低音もしっかり出ています。音量調整はインカム側のコントロールホイールで調整ができます。
バッテリー残量もインカムの電源オフ時に25%刻みで教えてくれるので便利です。週5回の片道20分前後通勤で毎日使っていますが、2週間以上は充電が持ちます。

総論:『EDGE』は現行インカムでは最高の製品だった!

PACKTALK EDGE

本体の脱着もやりやすく、ペアリングをしておけば電源を入れるだけでスマホに繋がるの事や、ボイスコマンドでラジオを聴いたりなどの操作が出来るのがとても便利。音質はヘッドフォン並みで、接続も快適。煩雑な操作を必要としないアプリで直感的に操作もできるので、心配なし。
ほぼ全てにおいて不満はありませんが、電源のオンオフのときの音量が大きいことと、グローブをしている状態でのインカムボタンの操作は少々慣れが必要そうです。

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