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手当たり次第に触るよりまずはキャブを整えよう

エンジンは掛かるが始動性が悪い、アイドリングが安定しない、吹け上がりが悪いといった症状がある時に、真っ先に疑うべきはキャブレターだ。ここで紹介するホンダGB250クラブマンも、初期型の登場は1983年で40年以上前の旧車である。走行距離が少なければ何年も不動であったとも考えられるし、長期間にわたりキャブレター内部にガソリンが残っていれば各部が腐食してもおかしくない。

さらには旧車や絶版車で注意が必要なのは「いじり壊されている」パターン。ジェットの孔を針金やピンバイスで突いたり、ジェットニードルをサンドパーパーやワイヤーブラシで磨くと、その行為でセッティングが崩れて調子が悪くなることもあるのだ。

そんな時に頼りになるのが、キースターの燃調キットである。原付からリッターバイクまで、国内4メーカーの500機種以上のキャブレターに対応する燃調キットは、パイロットジェットやメインジェット、ジェットニードル、パイロットスクリューやフロートチャンバーガスケットなど、オーバーホールやセッティングに必要なパーツがすべて入った便利で使い勝手抜群の製品なのだ。

メンテナンスやオーバーホールの際に助かるのは、スタンダードサイズのジェットやニードルがある点。マフラーを交換した場合は再セッティングが必要なこともあるが、汚れて詰まったキャブを徹底洗浄する際は、エンジンコンディションを知る上でもスタンダード状態で復元することが重要なのだ。

どうも調子がイマイチだという絶版車オーナーは、キースターのホームページで愛車用の燃調キットがラインアップされているかを確認してみよう。

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1983年のデビュー時にはデュアルキャブで、1987年のマイナーチェンジ以降はシングルキャブを装着。キースターは初期型用に加えて中期、後期用の計3種類の燃調キットを設定している。

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フロートチャンバー内にガソリンが残ったままで長期間放置すると、揮発するのは当然だがワニス状となり各部に付着することもある。ジェットやジェットホルダーの穴はガソリンや空気を計量する重要な部分で、寸法は1/100㎜単位で管理されている。詰まっているからといって針金などで不用意に突くと拡大するリスクがある。

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燃調キットは原則としてキャブレター1個ごとで販売しており、2気筒2キャブなら2セット、4気筒4キャブなら4セット必要。だが単気筒2キャブの初期型クラブマン用は、1セットで2キャブ用のパーツが入っている。

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ジェット類とともに重宝するのが、ガソリンジョイントパイプ用のOリング。経年劣化でヒビ割れ、ガソリンを入れた途端にパイプからポタポタ染み出す定番トラブルも、Oリング交換で回避できる。

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初期型クラブマンにはないが、キャブレターによってはスロットル急閉時のアフターファイヤー軽減のためエアカットバルブが装着されていることもある。経年劣化やクリーナーケミカルの影響でゴム製のダイヤフラムが傷むと機能が損なわれるが、こうした機種向けには「エアカットバルブ入り燃調キット」も設定されている。

情報提供元[ 問岸田精密工業 ] 【WebikePlus Vol.07】絶版車オーナーに朗報!! キースターの燃調キットが純正キャブレターを救う ギャラリーへ (9枚)

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