
先日発売となったヨシムラ発のXSR125適合「ストレート762サイクロン」。ネオレトロスタイルにバッチリ似合うパーツとして注目だが、東京モーターサイクルショー会場にて早速そのデモ車を発見! マフラーの他にも気になる最新パーツが装備されており、要注目の1台となっていた。さらにブースには、もうひとつ目を惹くサイクロンマフラーも……? こちらも合わせて紹介したい。
70年代ルックが最新機にマッチ!ストレート762サイクロン
ヨシムラがレース用にデビューさせた集合管。これをベースとしたストレート762サイクロンは、艶消しブラックのペイント、別体サイレンサーのない特徴的な直管スタイルで、どんな車種に搭載されていてもそれとわかる。ヨシムラの代名詞的フルエキゾーストだ。
ルーツの通り70年代、80年代の名車には定番と言えるモデルだが、伝統のルックスは最新のネオレトロにも似合わないワケがない。今回登場したXSR125用ストレートサイクロンは、まさにそんなアイデアを実現したパーツだ。トルクや出力も伸びるうえ、純正よりも軽量化を果たしており、単なるドレスアップに終わらずスポーツ性能も引き上げてくれるのだからうれしい。
そんなXSR125用「機械曲ストレート762サイクロン」は2024年5月中旬発売予定、価格は7万4800円と発表されている。
ストレート762サイクロン装備のXSR125。シルバーのボディがマットブラックのサイレンサーと絶妙にマッチしている。
未発表のドレスアップパーツにも注目!
このデモマシンをよく見ると、ストレートサイクロンの他にも様々なパーツが取り付けられていることがわかる。既に発売しているパーツもあるが、これからという未発表パーツも見逃せない。要点をチェックしてみよう。
XSR125用ラジエーターコアガード。ヨシムラの印字が大写しとなる定番パーツで、飛び石やゴミからの防護性も高い。価格は1万3750円。
こちらはフェンダーレスキット。発売情報は未発表だが、価格は2万4200円を予定。テール周りをスッキリとし、レーシーなシルエットを作り出す。
Z1用チタン手曲げサイクロンの情報も!
最新機に似合うストレートサイクロンも嬉しいが、旧車ファンからすれば、往年の名車向けのパーツも手に入らないことか……と考えるところ。そんなファンへの朗報もお届けしたい。ヨシムラブースの一角に展示されていた美しい曲線のフルエキゾーストは、なんと「Z1用フルチタン製手曲サイクロンマフラー」!
ヨシムラが「ものづくりと性能へのこだわり」を軸に掲げる「F-TUNIG」のシリーズとして位置付けられたこの手曲げサイクロン。手曲げによる曲線美はもちろん、内部を4-2-1構造とすることで出力特性も扱いやすくチューニング。さらにヨシムラレーサーマシンと同様のEXHポート接続構造を採用し、脱着が用意に行えることからメンテナンス性も高いというから、往年のファンにとっては嬉しい限りだ。
発売時期、価格などは未発表だが、Z1オーナーは続報にアンテナを立てておきたい注目のパーツといえるだろう。
参考出品されていた、開発中の「Z1用フルチタン手曲げサイクロン」。腐食に強いチタンと、サイレンサーのリメイクにも対応する設計で、長く愛車を楽しめる工夫を施す。
美しい曲線美は手曲げならではのものだ! 価格、発売情報は未発表。今後の続報に期待したい。
この記事にいいねする