
皆さん、こんにちは。アクセル全開🔥【ぶんぶん!みかちゃんねる】の『みか』です!
皆さんはツーリングやサーキットを走る時にどういった装備品を身に付けていますか?
または、こだわりはありますか?
今回ご紹介する内容は私が普段サーキットで身につけている装備品について詳しくお話しします。
参考にして頂けたらと思います。
目次
革ツナギ(レーシングスーツ)
MFJ公認の製品のツナギを使用しています。
MFJ公認とは国内競技規則に合致することを認めるものであり、JIS企画より厳しいテストをクリアし安全性が認められたもの。
初めてツナギを購入した際、こちらに注目して購入しました。
着た事の無い方はツナギを着て走るのは大変そうと思うかもしれませんが、体の作りやライディングポジションを徹底的に研究して作られているのでバイクに乗ってしまえば、動きやすいです。購入した当初はまだ革が馴染んでおらず、固い事が多いため沢山着て慣らしましょう!
私が初めて購入したツナギは友人がサイズが合わなかったと譲り受けた中古のダイネーゼ。こちらを練習用として使用してます。セミオーダーで自分サイズに合わせたHYODをレース本番用として使用してます。
革ツナギは丁寧にメンテナンスを行えば、長く使えます。ベテランの方に聞くと10年以上使用されている方も居ます。私は1年に1度オフシーズンの時、福岡にあるライトスポート・スーツマジックさんにてメンテナンス、修理やワッペン貼り付けを対応して貰っています。
私はダイネーゼの既製品のツナギも着てますが、私の体型では袖が長く余ってしまい擦れてしまいます。今までにインナーを厚手のものにしたりと様々な対策をしてきました。ツナギはオーダーで自分仕様に採寸して作成出来るお店もあります。予算が許すのであれば、オーダーメイドで作ることをお勧めします。既製品がジャストフィットでしたら問題ございません!
ヘルメット
公道とは違い、フルフェイスが必須となってきます。
今年からオージーケーカブトさんのF-17をサポートして頂き使用しています。
先日筑波サーキット1000のコースで使用してみた所、ヘルメットが風圧でブレる事なくライディングに集中して走る事が出来ました。首を動かしても全方向の風を流してくれているイメージ。高速だからと言って浮き上がることもなく快適に走行でき、かなり良かったです。高速道路やモビリティリゾートもてぎなどの高速域で走ると更に体感できると思います。
Kabutoプロフィッティングサービス認定店でフィッティングもしたため、フィット感も最高でした。サーキット走行時は多少キツい位がお勧めです。
センターロック・2軸ラチェットシールドで密閉性も高く、この速度域では風切り音も気になりませんでした。ヘルメット内部にこもった熱気を放出させてくれるベンチレーションも多数あるので、夏に使用して風の入り方を体感したいと思います。
ヘルメットもMFJ公認の製品を推奨しています。
公道でもフルフェイスヘルメットが一番安全ですので、サーキットを走る可能性が少しでもある方はフルフェイスのヘルメットを用意すると良いでしょう。ゆくゆくサンデーレースなどに参加してみたいと考えている方はMFJ公認ヘルメットも注目して見てください。
シールド
シールドは状況によって使い分けることがあるので、複数あると便利です
シールドは、天候によって変更します。
晴天で日差しが強い時はスモークかミディアムスモーク、雨天時はクリアと使い分けています。
ヘルメットバッグ
トランポ移動される方はヘルメットバッグも用意したほうがいいでしょう
ヘルメットは、頭を守る大事な装備の一つなのでヘルメットバッグに入れて持ち運びをしてます。
ヘルメットリムーバー
負傷したライダーのヘルメットを外す際に役立つのがヘルメットリムーバー。レースではヘルメットリムーバーの装着が義務付けられています
ライダーの意識がない場合など、緊急時に周りの人が頚椎に負担を加えることなく、ヘルメットを脱がす役割があります。
万が一の事もあるため、ヘルメットの下に必ず装着しましょう。
レーシンググローブ
かなり使い込んでいますが、私はクシタニのGPVグローブ2を愛用しています
クシタニのGPVグローブ2を着用してます。クシタニの革製品は柔軟性が高く、フィット感も良いため運動性に優れています。ブレーキをかける指は繊細なため、絶妙なタッチを実現できるこちらのグローブを使用しています。
既製品なので、多少大きい部分もあります。追々ですが、自分に合ったオーダメイドのグローブにも興味があります。メンテナンスとして、ミンクオイルを塗り込むと更に柔らかくなるため定期的に塗っています。
サーキットを走る際は、ツーリング用のグローブはNGとなります。手首が隠れるプロテクター付きのロングタイプのレーシンググローブを準備しましょう。
ちなみに私は、ツーリングでもレーシンググローブを使用しています!
レーシングブーツ
現在愛用しているAlpinestarsのSUPERTECK-R
AlpinestarsのSUPERTECK-Rを使用しています。インナーブーツがありフィット感が良く、柔軟性があるため操作もしやすく感じました。
そして私がバイクに跨った瞬間、一番感じた事はソールのグリップ力が高いと感じました。以前履いていたモデルのソールが無くなりやすく滑りやすかったのに対して、グリップ力が高く踏み込む時に安心感があります。そしてパンチング加工が施されているため、通気性も良く快適です。
私がサーキット走行をまだ始めて無い時に、初めて購入したライディングブーツがこちら。
この時はサーキットを走るなんて思ってもみなかったです。(笑)
プロテクター
胸部プロテクター
胸部プロテクターは、TAICHIのNXV018 HELINXレーシングチェストプロテクターを使用しています
TAICHIのNXV018 HELINXレーシングチェストプロテクターを使用しています。
軽量でありながら、CE Lv.2規格をクリアする安全性能。薄いためライディングポジションに影響しにくいため、お気に入りです。肌側には通気性の高いヘリンクス構造を採用しているため、蒸れにくいです。
脊椎プロテクター
サーキットで使用しているHYODのDYNAMIC PRO D3O BACKRROTECTOR
TAICHIのNXV019 ステルスCEバックプロテクターを使用しています。
こちらも軽量で薄型、CE Lv.1をクリアした背中用プロテクターです。3Dメッシュを使用しており通気性も優れ、ウエスト・ショルダーベルトでサイズ調整が可能です。
プロテクターカバーは取り外して洗濯可能なため、清潔感も保てるため長く使用する事が出来ます。
レーシングスーツはもちろん、ライディングジャケットの下にも着用する事ができ万能です。
もう一つですが、速度域が高いレーシングコースではHRZ907 HYOD DYNAMIC PRO D3O®️BACKRROTECTORと使い分けて使用してます。CE Lv.2をクリア。D3O®️とハードジェルの2重構造で柔軟性があり、前傾する体勢にフィットします。こちらもウエスト・ショルダー部分で調整可能です。
私がプロテクターを選ぶ基準は、CE規格と動きやすさです。CE規格にはレベル1とレベル2があり、レベル2の方がより厳しい安全基準となります。皆さんも購入される際は、注目してみて下さい。
チェスト・脊椎プロテクターを装着すると、ツナギが閉まらなくなる可能性もあるので(笑)プロテクター類を装着した上でツナギの購入をして下さいね。
エアバッグ
何度も助けられているhit-air社のレース専用エアーバッグRS-1
hit-airレース専用エアーバッグRS-1を使用してます。何度お世話になった事でしょう。エアバッグやその他装備品のお陰もあり、5回の転倒で大きな怪我はありませんでした。
RS-1は脊椎神経で重要な頚部への保護を重視したエアバッグです。ライディングに影響する事なく、動きやすいです。キーボックスが背中に配置されており、展開も速い。ワイヤーを長くしすぎると外れにくくなったり、作動が遅れたりする場合もあるため、取り付け時は必ず調整を行ってください。簡単にはとれないため、走行中の動きで突っ張りがなければ大丈夫との事でした。
エアバッグが展開しても破損が無ければ、ボンベを変え再度使用できます。年に一度は専門店で点検に出す事を推奨してます。
ツーリングやサーキットでもエアバッグを着用されている方が増えてます。備えあれば憂いなし。皆さんも万が一のために取り入れてみてはいかがでしょうか?
マウスピース
怪我・外傷や脳震盪等を未然に防ぐ事ができるスポーツマウスガード
2024年度からサーキット走行時にスポーツマウスガードを着用しております。
装着する事により、怪我・外傷や脳震盪等を未然に防ぐ事ができます。集中している際、噛み締めやすいため食いしばり予防にもなります。
Mikaロゴも入れて頂きとてもカッコ良く、お気に入りです。千葉県幕張の小口デンタルクリニック様で作って頂きました。
インナー
インナーを着ていないとツナギの脱ぎ着がしにくいため、ワークマンやスポーツ用のインナーを着用してます。特に汗をかいた時にツナギが脱ぎづらくなってしまうため、着用する事をお勧めします。
まとめ
楽しく走るためには装備品をしっかり準備すること
今回は具体的なメーカーや商品名を上げて、装備品について解説させて頂きました。
皆さんの参考になれば幸いです。
装備類は少々値が張ってしまう買い物になりますが、自分の身を守る大切な防具です。バイクが壊れてしまったら直せば良いですが、自分自身が大きな怪我をしてしまったら、今後のバイクライフを楽しめなくなってしまいます。
なるべく安全性に優れた物を揃えて、楽しいバイクライフを送って頂けたら幸いです。
これらの装備品を身に付ける事によって安心感が生まれ、走りにも自信がつきます。
サーキットを初めて走行する場合は事前の準備を行い、楽しくサーキットデビューして頂けたらと思います。サーキットや走行会によって、レギュレーションが異なりますので、注意してください。
私を守ってくれている装備品を、これからも大切に使っていきたいと思います。
次回は、私の装備(ツーリング編)をお届けします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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走る上での安全装備勉強になりました!
昔ブカブカだったツナギも今はパンパンになりパット類が入りません😅痩せなきゃと思うけど毎年成長する現実🤣
安全装備で走りま〜す🏍️🏍️
昔NANKAIのツナギを着てた。
F・スペンサーレプリカの既製品だったけど体にはフィットしてたけど、着て立ってる時は猫背のゾンビみたいな立ち方になっちゃうんだよね(笑)でも愛機NSRに跨ぐとピッタリって感じで走りやすかった。やっぱり1番はオーダーメイドだね。
いつも参考にさせて頂いてます。
装備品もバイクに乗る以上は欠かせないですね!
お金は掛かるけど、1つ1つ揃えていきたいと思います。
ツナギは本番用と練習用があって凄いですね、
しかもどちらも格好良いです☺️
ぶんみかさんの記事を見て、サーキットを走行する時の装備品について、大変参考になりました。
ヘルメット、ツナギ、グローブ、ブーツは、なんとなくあればいいやと思ってましたが、プロテクターやヘルメットリムーバーなど、この記事で知ったことも多く、大変勉強になりました。
今もお付き合いされているのかわかりませんが、その当時お付き合いされていた彼氏様と東名高速のあるSAにいるところをお見受けいたしました。その時被られていたアムロ専用を示すマークが大きく貼られていたヘルメットがヤフ◯クに出品されていたのを思い出します。貴方がどんどん有名になり彼氏さんとお揃いのヘルメットが出品されているのをみて何だか淋しい想いをしたのを思い出しました。