ハンターカブの前期モデルJA55って、キックアームの張り出しが大きいので、靴によっては引っかかることがあったりなかったり。そこで、純正流用カスタムや、JA55用の新商品「JA55用すっきりキックアーム」を装着してみるよ。

ハンターカブ(JA55)のキックアームに靴がひっかかった

先日、ハンターカブでの走行中に、靴のかかと側がキックアームに引っかかったんですよ。

特に、脱ぎ履き用のループがかかとについてるような靴だと、結構激しく引っかかる。実際、純正キックアームって隠れる気も無いくらい飛び出してるんですよね。

ちなみにこれは初期モデルであるJA55の話。現行のCT124(JA65)では改善済みというか、もっと引っ込んでる。走行中に引っかかるではちょっとよろしくない気がする。セル付だし、ゆうてそんなにキックアームなんて使わないから、人によってはキックアーム自体取っちゃう人もいるとか。

でも、キックは好きなので、できれば外したくない。なのでエイプのキックアームを試してみるよ。純正流用カスタムサイコー。
あと、近日登場予定の最新商品、愛知のカブ専門店M&Fカビィさんによる「CT125(JA55)用すっきりキックアーム」のサンプルを借りられたので、それも含めて純正との比較などを見てみるよ。

APE用のキックアームを中古で買ってみた

キックアームを何とかしたいと思って調べてたら、エイプ用がシンデレラフィットらしい。逆にスーパーカブ90用とかかはスピンドルの径が違うので流用できないのよね。

というわけでエイプ用って書いてあった中古キックアームを買ってきたよ。多分純正だと思う。

webikeなら純正パーツも注文できるので、新品を購入することも可能だよ。

値段は7000円ちょっと。微妙に高いので中古で見つかるとラッキー。
大丈夫、webikeなら中古パーツも探せるよ。中古パーツなので、見つかるかどうかは一期一会の運次第だけどね。

装着は簡単。純正キックアームの取り外しはボルト1本。エイプ用キックアームの装着もボルト1本。どちらも二面幅12mm。

なんだけど、いざ装着しようとしたらはまらない。スプラインの数も間違ってなさそうなんだけど、なんか微妙にせまいのよ。ハンマーとかで打ち込んでしまうと、キックが抜けなくなりそうなのでなんとか広げなければならない。せっかく買ったし。

どうやら、中古なので車体に締結した際に隙間が締まっちゃってるみたい。悩んでいたら「こういうときはマイナスの角軸で開くと良いよ」とのアドバイス。

角軸ってのは普通の丸軸ドライバーより強いらしい。こういうやつ。

PC角軸ドライバー No.30

でも、そんなの持ってないのでコインドライバーをショックレスハンマーで打ち込んだら何とかなった。しかし油断するとコインドライバーがひん曲がりそう。

無事、スピンドルにはまるようになった。位置調整しつつ装着してボルトで締結して完成。

収納状態でもっとも収まりが良いのがこの位置。これより後ろだと微妙に干渉するので、スピンドルへの取り付け位置をちょっと外側にするなどの工夫が必要。
あまりにも収まりが良いので、自分はここでいくよ。

キックアームを出してみると、相当厳しい角度。垂直。純正キックアームみたいに気軽にキック始動するのは難しい。というか、座ったままとか車体にまたがったままでの始動は慣れが必要。

とはいえ、普段はセルだし、いざというとき用ならこれで充分でしょ。

垂直とはいっても遊びがあるので、ちゃんと後ろ側に角度はつくし。
バイクの横に立って全体重掛けるような、なんというかちょっとハーレーみたいな掛け方をすれば問題なくいけるよ。

ちょっとなんというか、イキった感じになるけどね。

キックシーンの動画

M&Fカビィオリジナル CT125(JA55)用すっきりキックアームも試してみよう

APE用の純正流用してみたけど、M&Fカビィからキックアームの干渉を避けるための専用品も登場するのよ。その名もJA55用すっきりキックアーム。そのサンプルを借りてきたよ。

ハンターカブのJA55専用品ね。JA65はキックスピンドルの径が違うので装着不可。

クラシックで良い感じ。クロムメッキなので結構見た目の雰囲気も変わりそう。

取り付けはもちろんボルト一本なんだけど、二面幅10mmなのでご注意を。

発売前サンプルなせいか、取り付け口部分が割と狭かったので、マイナスで広げておいた。とはいえAPE用より、広げるのは簡単だった。せっかくハンターカブ用新商品なので、APE流用と純正キックアームとも比較してみるよ。

純正、APE用、M&Fカビィすっきりキックアームを比較

真横からの比較

まずは真横から。

真横からだと純正アームもそんな邪魔には見えない。

すっきりキックアームは、純正同様にペダル部分が外側に開く構造。クロームメッキのおかげでかなり印象が変わって恰好良い。

APE用は、付け根部分が可倒式。構造が違うので、収納位置も大きく異なる。クランクケースとオイルフィラーの隙間にシンデレラフィット。

上からの比較

張り出し具合を見るために上面から。純正はステップに乗せた脚に干渉しそうな位置。

すっきりキックアームは、収まりが改善されてるし、ペダル先端部分もステップから離れてる。これならよっぽど足にもひっかからないはず。

APE用はもう干渉の可能性ゼロ。なんせステップより前に行っちゃってるからね。オイルフィラーとのクリアランスがギリギリなので、ちょっと外側に装着することを意識した方が良いかも。

斜めからの比較

最後は斜め後方から。
斜め後方からだと、純正のぐいっと張りだした形状がわかりやすい。

すっきりキックアームはその名にたがわずすっきりシルエット。先端も内側まで曲がるので、より干渉しないようになってる。

APE用に関しては、どっから見ても問題なし。

まとめ

APE用キックアームの純正流用は、使い勝手も変わるしかなり攻めたクリアランスなので、ちょっと人を選ぶ感じ。ただ、ハマル人には激ハマリしそう。

CT125(JA55)のキックアームが靴に引っかかるのでペダル交換を試みる ギャラリーへ (20枚)

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