英国発の老舗ホイールメーカー、DYMAG(ダイマグ)と、日本のカスタムパーツブランドであるドレミコレクションがタッグを組み、Z900RS専用ホイールを新開発。2月1日から販売を開始した。往年の雰囲気を醸し出すデザインに加え、軽さも魅力的だ。

ダイマグとのコラボで独自のホイールをリリース

1974年、イギリスで産声を挙げたダイマグは、創業以来マグネシウムホイールで有名になったブランド。1995年にはカーボンホイールの製造に着手し、2004年にはカーボンと鍛造アルミスポークなどを組み合わせたハイブリッドホイールの特許も取得している。

二輪四輪、オンオフを問わず、トップカテゴリーレースでの実績も華々しい。実戦で培った経験とノウハウを市販品にフィードバックし、50年間トップブランドとして世界中の旧車オーナーや高級車オーナー、レーシングチームから支持され続けている。

そんな名門とパートナーシップを結んだのが日本のドレミコレクションだ。ドレミは、旧車系のリプロダクションパーツや、1970~80年代風のカスタムパーツ、旧車風のスタイルを再現した外装キットで大人気を博しているメーカーだ。

ドレミコレクションは、2023年の東京モーターサイクルショーでダイマグと契約を締結。今までありそうでなかったホイールを具現化するため、提案、開発、販売など積極的に協力していく。

その第1弾となるのがZ900RS用の「CH3A」と「UP7X」。70~80年代のダイマグと言えば鋳造マグネシウムが有名だが、今回は鍛造アルミ製とし、強度と軽さの両立を追求した。塗装に関してはブラックとゴールドカラーの2タイプを展開する。

純正のスプロケットとブレーキディスクをそのまま使用できるのもポイント。これまでのダイマグホイールは専用スプロケなどが必要だったが、ドレミ×ダイマグ仕様は既にスプロケ等をカスタムしているユーザーも安心して交換できる。

またロゴは、黄色×黒の初期ロゴを採用。往年のホイールを思わせる伝統のデザインとしているのも嬉しい。

クラシックな3本スポーク「CH3」を踏襲、軽さと剛性はほぼ同等

3本スポークのCH3Aは、70年代から多数の支持を集めた「CH3」のデザインを採用。CH3が鋳造マグネシウムだったのに対し、鍛造アルミを採用することで、オリジナルのCH3より圧倒的な低価格を実現している。

重量や剛性、強度もCH3とほぼ同等。JWL、DOT等の安全基準をクリアした車検対応品だ。

レース仕様そのまま、さらに軽い7本スポーク仕様

7本スポークの「UP7X」は、レース参戦を前提とした技術開発により、重量、慣性モーメントとも大幅な性能向上を実現。英国スーパーバイク選手権やマン島TTに参戦するマシンにもそのまま使用されているアルミ鍛造ホイールだ。


重量はCH3Aより一段と軽量。軽いCH3Aより7%も軽量で、純正ホイールより約3.8kgも軽い。

ハブダンパーに関しては、ダイマグ純正品に加え、強化タイプも販売予定。今後ドレミ×ダイマグのコラボモデルとしては、旧車に多い18インチモデルを投入するという。早ければ3月の東京モーターサイクルショーで実物が拝めるか?

なお、従来どおり英国本国のダイマグ製品は、日本正規取扱店のダイマグジャパンが販売を担当していく。

【画像】ダイマグ×ドレミコレクションのコラボホイール誕生 (0枚)

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