今回はアクスルシャフト交換。アクスルシャフトカスタムの定番といえば、クロモリ。つまりクロームモリブデン鋼。ノーマルよりも精度が高いアイテムがいくつも存在する中、選んだのはキタコの中空アクスルシャフト。黒くてかっこいいし、ノーマルアクスルより軽くて精度も高くて、さらに値段も非常にリーズナブル。せっかくアクスル交換するので、同じくキタコのアルミアクスルカラーも同時装着するよ。これで、黒くて引き締まったフロント周りにできるってワケ。

アクスルまわりを黒くしたい

ハンターカブのボトムケースはブラック。ハブもブラック。リムもブラック。でもアクスルシャフトとアクスルカラーは銀色。ここを統一したいんですよ。

そこでキタコの中空アクスルシャフト。抜群にお求めやすいお値段。でもメイドインジャパンで、精度には徹底してこだわった一品。しかも黒い。最高。

ちなみにこれはCT125(JA55/JA65)のフロントに適合するアクスルシャフト。

リアに適合するのはこっち。リアに関しては、スイングアームサイドプレートが銀色なので、無理に黒くしないでもいいかな、と思って今回はスルー。

せっかくアクスルシャフトを交換するなら、アクスルカラーも黒くしたい。
そんなこともあろうかと同じくキタコから黒いアルミアクスルカラーが出てるのよ。しかも2個セットで約1000円。さくっと衝動買い。

純正アクスル&アクスルカラーとキタコ中空アクスル&アルミカラーを並べるとこんな感じ。
キタコの中空アクスルは、クロムモリブデン鋼の押し出し材を特殊研磨加工により真円性を高めたこだわりの逸品。

 

どれくらい軽量化できるかを実測してみる

自分の意図としては、足元の見える部分が黒くなれば良いんだけど、キタコのサイトを見てると軽量化効果があるらしい。部材の比重とかはよくわからないけど、センター部分に5mmの中空穴があることで、軽量化効果を高めているのね。
バネ下の軽量化は、バネ上の何倍もの効果があるっていうしね。軽さと精度ということで、かなり優秀な性能向上パーツぽい。

せっかくなので、どれくらい軽くなるか実測してみよう。

まずはアクスルシャフト。

アクスルだけで34gの軽量化。

お次はアクスルカラー。

なにげにアクスルカラーのが効果が大きくて、65gの軽量化。

というわけで合計するとこんな感じ。
JA55純正アクスル+純正アクスルカラーの合計重量約308g
キタコ中空アクスル+キタコアルミカラーの合計重量約209g
ざっくり100gくらいの軽量化になるのね。バネ下の軽量化はバネ上の何倍も効果あるっていうし、これはなかなかあなどれないかも。

さて、実際に作業をしてみるよ。

アクスルシャフトの交換作業

ディスクブレーキなので作業は簡単。アクスルシャフト緩めて、ホイール外して、新しいアクスル&カラーにするだけ。

ただ、作業中にフロントフォークが地面にガリガリ当たるとイヤなので、支えを用意したよ。2×4材を約25cmに切ったもの。ちょうど端材があったので2×4にしたけど、25cmくらいあるしっかりしたものなら何でも良さそう。

必要な工具は以下の通り。

19mmメガネレンチ
14mmメガネレンチ
17mmメガネレンチ×2
トルクレンチ&17mmソケット
グリス

ノーマルのアクスルはボルト側二面幅が14mmでナット側二面幅が19mm。
キタコの中空アクスルシャフトはボルトもナットも二面幅17mm。

あと、中空アクスルシャフトを取り付ける際にはグリスも必要。メーカーであるキタコ推奨はこれ、マルチパーパスグリス。

自分は家にあったスーパーゾイルを使ったよ。

センタースタンドを掛けて、木をあてがってフロントが落ちないようにすれば、あとはアクスルシャフトを緩めて外すだけ。

新たに装着する中空アクスルシャフトには、グリスを塗布しておこう。べちゃっとなっちゃったけど、薄くまんべんなく塗布すればよいはず。

そしたらホイールをセットしてアクスルを差し込もう。アクスルカラーがハブにさくっとハマるので、かなり簡単。

そしたら17mmメガネ2本を使って締結していくよ。

最後はトルクレンチを使って規定トルクで締結しよう。

アクスルシャフトの締め付けトルクは、59N・mね。結構トルク大きいので、本締めは着地させてからのが楽かも。

これで完成。

せっかくフロントが浮いてるので空転させてみたらめっちゃ回る。さすが高精度クロモリアクスル。気持ち良いね。

ナット側はこんな感じ。ナットの二面幅が19mmから14mmになったことできゅっと引き締まった感じ。

せっかくなのでノーマルと比較してみるよ。

黒く引き締まってかなりカッコよくなっちゃった。

まとめ

軽量化と真円性による性能向上が期待できるだけじゃなく、価格も安いし、二面幅が17mmになることで車載工具も小さくなるし良いことづくめ。それに、なんといっても黒い。こうなったらリアも中空アクスルにしちゃおうかな。

ハンターカブの足回りを「クロモリ中空アクスル」と「アルミカラー」で黒く引き締めるのだ ギャラリーへ (23枚)

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら

ホンダ CT125 ハンターカブの価格情報

ホンダ CT125 ハンターカブ

ホンダ CT125 ハンターカブ

新車 440

価格種別

中古車 114

本体

価格帯 36.3~65.78万円

44.39万円

諸費用

価格帯 ―万円

2.3万円

本体価格

諸費用

本体

39.11万円

価格帯 32.54~48.04万円

諸費用

4.27万円

価格帯 3.99~4.49万円


乗り出し価格

価格帯 39.41~61.02万円

46.7万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

43.39万円

価格帯 36.53~52.53万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す