2020年のデビューから2022年までのハンターカブJA55と、2023年以降のJA65では、エンジンをはじめいくつか違いがあるのはご存じの通り。ただ流用できるものもいくつかあって、例えばサイドスタンドは接地面積が大きくなってることから定番の純正流用カスタムにもなってる。
ただ、調べてもあまり情報が出てこないのが、アンダーパイプ。パーツリストでいうところのパイプ。今回はJA55にJA65のアンダーパイプが装着できるか試してみたよ。

JA55とJA65のアンダーパイプの違い

というのも、実はJA65用アンダーパイプが中古で売ってたので衝動買いしちゃったのよね。

さて。アンダーパイプの違いは2カ所。補強の有無と、フロント側の取り付け構造
補強については見ての通り、JA65ではフロント側に補強パイプが追加されてる。
取り付け方式については、JA55は左右分割可能なので接続パーツが中央部に設けられてる。JA65は左右のアンダーパイプが補強パイプで繋がっていて、ひとつのパーツになってる。

 

JA55用

 

JA65用

 

アンダーパイプを交換するメリット

正直、JA65用パイプを取り付けるメリットなんて、ほぼないんですよ。
あえていうなら、補強が増えてるので強度アップを狙うことが出来るかも。
もうひとつは、アンダーパイプのフロント側取り付け構造が変更されてるので、整備性が変わる

前者については、補強が増えてるには理由があるだろうから、きっと強度アップもしているであろうという希望的観測。取り付け方式を変更したことに由来する補強で、剛性とかを狙ったモノではないという可能性もアリ。
後者は、JA55のアンダーパイプって左右分割されてるので、片側だけ脱着するってことができるのよ。とはいえ分割部分に工具が入りにくいのでめんどくさいけど。左右丸ごと外すならJA55もJA65もそこまでは変わらない、いやカバー部分の爪を外すという行程が増えるからJA65のが手数が多いかも。

一番のメリットは補強パイプのおかげで見た目の印象がちょっと変わるとか、マニアが反応してくれるかもってくらいかな。

あとは、このデイトナのレッグシールド。装甲車みたいですごい好みなんだけど、これがJA65にしか対応してない※。
※と、思ったら記事作ったあとでJA55用がラインナップに追加されてた。詳しくは後程。

JA65のアンダーパイプに交換すれば、このレッグシールドを取り付けることが出来る可能性がある。ただ、実際に検証してみないとわかんないけど。

 

メリットはそれくらいかな。

装着できるか試してみよう

まずは外装をざっくり外しておこう。具体的にはバッテリーリッド、左サイドカバー、左メインパイプカバーを外せばオッケー。
そうしたらパイプロワカバーを外してから、6mmの六角棒レンチと12mmのソケットでアンダーパイプを外せば準備完了。

ここは6mm

 

ここは12mm

 

ちなみにアンダーガードの品番はJA55、JA65ともに共通だったので、パイプ取り付け部のアンダーガード側については問題ないはず。
つまり、フロント側のボルト位置と幅が合えば取り付け出来るといっていいはず。
逆に言えば、フロント側の取付ボルトの間隔が違えば、ポン付けは出来ないわけで。案ずるより産むが易し、やってみよう。

 

あ、ついた。

俄然やる気出てきたので、JA65用の純正カバー類も購入するよ。大丈夫、Webikeなら純正部品も購入可能だよ。
必要なものは以下の通り。
64214-K2E-J10×2
64215-K2E-J10×1
64216-K2E-J10×1
64310-K2E-T00×1

金額的には全部でだいたい2500円くらい。

64310-K2E-T00、つまりアンダーパイプ接続部の下側カバー部分はWebikeでラインナップされてるよ。

 

それ以外の、64214-K2E-J1064215-K2E-J1064216-K2E-J10については、Webikeにも商品ページがないけど大丈夫。
純正部品見積もりページから簡単に注文できるよ。

 

注文の流れとしては、メーカー名と品番、個数を入力して見積もりを確定。そしたらすぐに見積内容確認メールが届く。
その後、「純正部品お見積り」というメールが来るんだけど、メール中のリンクからカートに入れることができるので、あとは普段通り購入するだけ。

 

実際やってみると拍子抜けするくらい簡単だし、在庫のある部品なら返信もかなり早く来るので、ノンストレスで細かな純正部品を手に入れることができるよ。純正流用カスタムや補修の際にはものすごく重宝するのよね。サンキューウェビック。

ちなみにパイプ本体も見積もりから注文できるよ。品番は、64300-K2E-J10ZAね。
値段はおよそ15000円強。

JA65用のパイプ接続部のカバー。JA55と違って分割構造になってる

 

パイプにカバーをかぶせてボルトで仮締め

 

底も仮締め

 

カバーの下部分をはめたら完成

 

 

残念ながらメインパイプロアーカバーはメーカー欠品らしくまだ届いてないけど、それ以外を装着したらこんな感じ。

 

奇しくもJA65ルック車としての完成度が高まってしまった。

詰めの位置が違うので削ったり色々したけど、どうにも隙間ができてしまう

メインパイプロアーカバーには隙間があるけど、追加配線が邪魔してるのか、JA55用なせいなのかは微妙なところ。覗き込まないと見えないから気にならないし、とりあえずはこのままでいいや。JA65用のカバーが届いたら置き換えよう。

さて、せっかくJA65用パイプになったので、デイトナのレッグシールドを検討したい。ところが、デイトナの新商品情報であるところのラブレター2月号を見たらJA55用がラインナップに追加されてた。
なんならウェビックにもJA55用レッグシールドあるじゃん。

まいったなこりゃ。せっかくだからJA65用を検討したいとこだけど、思わぬところで干渉したらもったいないし。またJA55用のパイプに戻すかな。しかしJA65用パイプのビジュアルが気に入ってしまってるのよね。補強入ってるし。
カスタムは難しいね。

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