手軽に使えてサビ取り効果は明らか 絶版車、旧車ユーザー必見のBAN-ZIのケミカルシリーズ【WebikePlus Vol.06】

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建築業界や工業界で実績を重ねてバイクやクルマでも高評価を獲得

鉄部のサビは見栄えが悪く厄介な存在だ。空気中に酸素と水分がある以上、鉄の酸化＝赤サビは避けられない。ワイヤーブラシで擦っても根絶するのは難しく、恒久的な対策とはならない。

そんな鉄サビを「塗って封じる」のが、水性ベースのサビ転換剤と水性塗料の機能を併せ持つＢＡＮ‐ＺＩ（バンジ）のサビキラープロ。既存のサビ転換剤は油性ベースで、密着性の良さや塗膜の強さはあるが、サビ部分以外の塗装面に密着しない弱点がある。

サビの上から塗るだけでサビ転換剤成分が反応し、赤サビ→黒サビ化することで進行を止めるサビキラープロ。メッキフェンダーやホイールリムの裏側などの防錆に最適。

対してサビキラープロは、水性ベースのサビ転換剤を使用することでサビに対してしっかり浸透し、サビの進行を止める黒サビの中でもより安定した四酸化三鉄を形成する。水性のため水で濡れた部分にも使えて、サビだけでなく塗装面にも密着し、乾燥後はアクリルやウレタン塗料を重ね塗りできるので、再塗装時のサビ止めプライマーとしても使える多機能ぶりが魅力。

同じ鉄サビでも、ガソリンタンク内のサビ取りに最適なのがサビタンキラーだ。鉄素材を酸化させない中性タイプで、水道水で20倍に希釈した溶液が頑固なサビに浸透して根こそぎ除去する。パーツ表面のサビ取り用には、赤サビの原因である酸化第二鉄だけに反応し、クロームメッキや塗装にダメージを与えないサビトルキラーがある。いずれも化学技術を巧みに活用して反応を進行させるのがポイント。

一方で、サビの原因である水分を遮断する目的で開発されたのがサビンラップだ。透明シリコーンゴムの被膜は一般的なワックスやコーティングに比べて厚く強固な防錆被膜となり、クロームめっきの保護はもちろん、カウルのスクリーンに塗布すれば小傷が目立たなくなり撥水効果も得られる。

水性ならではの手軽さと確かな効果を兼ね備えたＢＡＮ‐ＺＩ製品は、鉄部品のサビに悩む旧車や絶版車ユーザーにとって頼れる存在になるはずだ。

用途に応じて色と容量を選択できる

■サビキラープロシルバー
50g（タッチペンタイプ）価格 1804円（税込）
200g 価格2849円（税込）
1kg 価格7612円（税込）
4kg 価格2万4475円（税込）
16kg 価格7万3920円（税込）

油性のサビ転換剤はサビにしか塗れないのに対して、サビキラープロはサビに加えて既存の塗装面にも密着する。塗膜の内側では転換剤が機能して不活性化しているため、これ以上サビは進行しない。

塗装やメッキに反応せずサビを除去

■（右）サビトルキラー 300ml　価格3487円（税込）
■（左）サビトルキラー 100ml　価格2123円（税込）

赤サビにスプレーすると５～10分で反応が進行し、ブラシなどで擦ることなくサビ取りができる。界面活性剤を含有し、サビと一緒に水垢も落ちてメッキ面が輝く効果もある。

素材を傷めない中性タイプ

■サビタンキラー 1リットル 価格6831円（税込）

希釈したサビタンキラー溶液をガソリンタンクに入れるだけで赤サビが除去できる。１リットルの原液を20倍に希釈できるので、大型車用のタンクにも対応できる。

Before

After

透明シリコーンゴムで強力防錆

（右）■サビンラップ 100ml 価格2618円（税込）
（左）■サビンラップ 420ml 価格5654円（税込）

サビンラップをスプレーする際は事前に塗装面を脱脂洗浄してから、薄く塗り重ねる。一般的なシリコーンスプレーよりも明らかに塗膜が厚く、水分を寄せ付けないのが特徴。

サビンラップは樹脂パーツにも有効で、カウルスクリーンにスプレーしてクロスで塗り広げれば撥水コーティングとなり、未塗装樹脂パーツの光沢復活剤としても重宝する。

情報提供元[ BAN-ZI ] 【画像】BAN-ZIのケミカルシリーズ ギャラリーへ (11枚)