2023年のバイク用品のトレンドを分析!

閲覧数をベースに算出される注目ランキングですが、2023年の人気商品の傾向はどんな特徴があったのでしょうか。ここでは、筆者が気になったポイントをまとめてみました。

分析その1 ヘルメットは2023年もSHOEIが優勢

「注目ランキング」の年間トップ50までをチェックしてみると、ヘルメット本体でランクインしているのは5製品。このうちなんと4製品がSHOEIと、圧倒的な人気を誇っています。SHOEIでトップになったのは、第12位のグラムスター(ソリッドカラー)。供給量の問題からか、「売れ筋ランキング」のトップ100にヘルメット本体は1製品も入っていませんが、グラムスターは2022年の「売れ筋ランキング」では第3位に輝いた実績があります。ちなみに、SHOEIは本体だけでなくオプションあるいはメンテナンス用の部品も注目度高めで、「注目ランキング」の第31位にはCWR-F2 ミラーシールド、第32位にはZ-7内装セットがランクインしています。

分析その2 「売れ筋」ナンバーワンは「注目」ランキングでも第6位

2023年12月22日現在、「売れ筋ランキング」ではウェビックの下取りキット(着払伝票・注意書)がトップに立っています。こちらは、ウェビックが新たに展開するガレージセールに申し込む際に必要な着払伝票と注意書きのセットで、販売価格は1円。そしてこちらのキットは、「注目ランキング」でも第6位をマークしています。

分析その3 エンジンオイルはやっぱり注目度も高め

ウェビックユーザーの傾向を調査すると、エンジンオイル交換やパンク修理あるいはタイヤ交換、キャブレターの調整などを自分でやる人が多いことが「売れ筋ランキング」のデータからわかります。2023年12月22日現在でも、「売れ筋ランキング」トップ10にはエンジンオイルが5製品、廃油処理ボックスが2製品、パーツクリーナーが1製品ランクインしています。そしてエンジンオイルが上位を占める傾向は、「注目ランキング」も同じ。例えば第4位には、ヤマルーブ(ヤマハ純正)のプレミアムシンセティック【10W-40】、第9位にはホンダ純正のウルトラG2 スポーツ (ULTRA G2 SPORTS) 【10W-40】が入っています。

分析その4 ドラレコとインカムは今後さらに伸びそう

現代ライダーの必須アイテムになりつつあるのが、仲間とのコミュニケーションや音楽鑑賞などに活躍するインカム。また、クルマでは必須アイテムとなったドラレコを、バイクにも装着したいと考えているバイクユーザーも増えているようです。「注目ランキング」では、トップ50圏内にインカムとドラレコを合わせて5製品が名を連ねています。ちなみに、第5位にランクインしたタナックスのスマートライドモニターAIO-5Liteは、スマホと Apple CarPlayまたはAndroid Autoで接続して使用できるサブモニターですが、カメラも同梱されており、前後ドラレコにもなります。発売間もない製品ですが、「週間」や「月間」の「注目ランキング」ではいずれもトップに立っており、「年間」でも上位に食い込んでいます。

 

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