
2023年も残り僅か、ということで、コバユリが今年使った中でも特によかったアイテムを紹介する後編です。前編のようなアウトドアメーカーによるキャンプギアではないけれどキャンプで活躍したアイテムを5つピックアップしますので、気になるものがある人は来シーズンに向けてぜひチェックしてください。
目次
FLEXTAILの充電式電動エアポンプ「3 in 1 Tiny Pump X」
前編でもお伝えしましたが、今シーズンは更なる安眠を求めてマットと枕を新調しました。どちらもエアー注入タイプですが、マットには大きなポンプサックが付いているし、枕もさほど大きくないので、膨らませるのに苦労はしません。ただ、一緒にキャンプをする夫が使っているこの電動エアポンプ「3 in 1 Tiny Pump X」がずっと気になっていたので試しに使わせてもらったら、あーら簡単こりゃ便利!
膨らませるときは、付属のノズルの中から空気注入口に合うものを選び、膨らませるものとポンプを接続して、ポンプのボタンをポチッと押すだけ。撤収時は、ポンプの吸気口を片付けたいものの空気注入口に当ててボタンを押せば、完全にとはいきませんが簡単に空気を抜くことができます。さらに、このエアポンプにはランタン機能も備わっているので、夜にも何かと重宝します。一度使ったら手放せず、すっかり借りパク状態です(笑)。
アウトドア向けの家電メーカーによるコンパクトな電動エアポンプ。
フランス生まれのマダニ除去スティック「Tick Twister」
以前、キャンプに出かけるときは救急セットを携帯しよう、という記事を書きました。
その中でも紹介したマダニ除去スティック「Tick Twister」を、今年初めて使う羽目になりました。実際に使いたくてもそうチャンスのないアイテムなので、使った私がお教えしましょう。これは本当に便利です! 一刻も早く、しかも慎重にマダニを取り除かなければならない中、これがなかったらどうなっていただろうと思うと震えるほど、クルクルスポッ!と簡単に対処することができました。
来シーズンに向けて、忘れないうちに今から準備しておくことをおすすめします。それともうひとつおすすめしたいのが対処の“予習”。スティックが手元に届いたら、実際の使い方などをまとめたこちらの記事を読んでおいてくださいね。
大小2本セット。使うたびにきれいに洗って保管すれば繰り返し使えます。
キーンのスリッポン「ハウザー スリー スライド スニーカー」
キャンプ地でリラックス度を高めてくれるアイテムのひとつがサンダル。ライディングシューズから履き替えたときの開放感がたまりませんよね。
これまでいろんなリラックス靴を試してきたのですが、「コンパクトに持ち運べること」「脱ぎ履きしやすいこと」「アッパーに通気穴がなく草地の朝露や夜露に足が濡れないこと」「長時間履いていても足が蒸れないこと」「歩きやすいこと」の希望条件をすべてパスするリラックス靴になかなか出会えずにいました。
しかし今年試してみたキーンのスリッポン「ハウザー スリー スライド スニーカー」が、想像以上の快適さでした。上記すべての条件をクリアする中でも、特に歩きやすさが秀逸で、うっかりこのまま長時間の散歩に出かけてしまったくらい、本気のスリッポン。メンズとレディースで色展開が異なるので、デュオキャンパーなら色違いのペアルックもおしゃれですよね。
このように左右の前後を逆にしてアッパー側を合わせるように重ねるとかさばらずにパッキングができます。
INIUのモバイルバッテリー「10000mAhパワーバンク」
長らく使っていたモバイルバッテリーが寿命を迎えたので、「充電残量表示が猫の肉球なんてカワイイ」くらいの気持ちで特にこだわりなく選んだこちらの「10000mAhパワーバンク」が、毎回キャンプで大活躍。私の場合、スマホとインカムとヘッドランプの充電に使って、2泊3日の連泊でもバッテリー残量に余裕があります。
何気にうれしいのが、おまけで付いてきたLEDライト。付属の収納袋に収まるくらいの小型なのですが、角度調整が自在なので、テント内での読書灯にも持って来い。やっぱり多機能アイテムは荷物を減らしたいバイクキャンパーの強い味方です。
遠藤商事の食用トング「TKG 18-0焼肉トング」
焚き火を熾したら9割方、網焼き料理を楽しみます。肉や魚を扱う食用トングは、これまでごく一般的な万能トングを使っていたのですが、もう少し使い勝手のいいものが欲しくなり、アウトドアメーカーが出しているものを探してみると、気に入った形のものが見つかったものの、私のカトラリーケースには収まらない長さでしょんぼり。それでも諦めずに探し続けたら、業務⽤厨房⽤品を幅広く扱う遠藤商事という会社がヒット。数あるトングの中から、前述のトングほぼそのまんまの形状で、コンパクトなカトラリーケースにも収まる全長24cmという理想形の「TKG 18-0焼肉トング」を発見!
長くもなく短すぎることもない全長24cm。箸と同じくらいの長さなので、コンパクトなカトラリーケースにも収まるのがうれしい。
テーブルなどの上に置いたときにトングの先が浮く形状なので、あちこち汚れません。
万能トングには万能トングのよさがあるものの、こちらのトングではより繊細な扱い方ができるようになり満足。焚き火タイムのテンションも爆上がりです。
お気に入りのギアがあると、キャンプが輪をかけて楽しくなり、どんどん出かけたくなりますね。2024年も魅力的なギアにたくさん出会えますように!
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