
Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!フリーライターとして活動している傍ら、モトブロガーとしても活動しているマルチな男、さすライダーです。
とは言っても、チャンネル登録者数が1万人に満たない弱小チャンネルではありますが・・・と、それはさておき、昨今バイクをネタとした動画を撮影して、YouTubeにアップする「モトブロガー」が大人気なので「実はチャレンジしてみたいけど、撮影機材を揃えるのに結構なお金がかかりそうで躊躇している・・・」というライダーが多いのではないでしょうか?
確かにバリバリの最新機材を惜しみなく投入する、人気モトブロガーの動画を見るとそう思うかも知れませんが、実はそれほどお金をかけずとも十分モトブログをはじめられます!
ということで、おそらく撮影機材に最もお金をかけていないモトブロガーの僕が、最低限の出費でモトブログをはじめる方法を解説します。
目次
スマートフォン・アクションカメラ・マウントがあればOK
まずは結論から言うと、モトブログは「スマートフォン・アクションカメラ・マウント」の3点があれば余裕ではじめられます!
しかも、このうち「スマートフォン」は既に多くのライダーが持ってると思うので、つまりは「アクションカメラとマウント」を手に入れれば良いわけです。
おそらく「あれ?意外と必要なものが少ないな?」と拍子抜けしたと思いますが、本当にこれだけでOKです。
スマートフォン
スマートフォンは例えばバイクと景色を入れた動画を撮ったり、立ち寄りスポットの様子を撮るための「バイクを降りている時の動画を撮るためのカメラ」という位置付けです。
そして、撮影した動画を最終的に編集する「動画編集マシン」としての役割もあります!
そうです、そうなんです!実はモトブログをはじめるのに編集用PCは不要なんです、高価なMacBookとか買う必要は全然ありません(僕も最初の1年ほどはスマートフォン編集でした)
しかも、無料の動画編集アプリでそれなりのものが作れちゃうので、アプリストアに課金する必要もありません。
ちなみにおすすめの無料動画編集アプリは、iPhoneユーザーなら「iMovie」Androidユーザーなら「PowerDirector(iPhone/Android)」そしてショート動画の作成なら「InShot(iPhone/Android)」です。
左からiMovie、PowerDirector、Inshotです
アクションカメラ
おそらくモトブログをはじめるに当たっての1番の出費が「アクションカメラ」の入手です。
アクションカメラとは王者GoProをはじめとする、小型・頑丈な作りの動きのある映像を撮影するのに適したカメラで、基本的にモトブログはアクションカメラで撮った走行動画を主軸に作られています。
しかし、これが最新のものだと簡単に5〜10万のお金が飛んでいくので、とてもじゃないけど僕は買えませんし、多くのモトブログ新規参入検討者にとって高い壁となっています。
そこで、僕がおすすめしたいのが「GoProの中古品」もしくは「DJIのアクションカメラ」です。
現在GoProはHERO12までリリースされていますが、僕は未だにそれより7世代も前の「HERO5 session」を使っています。
しかし、YouTubeのコメント欄に「映像が綺麗」というコメントを貰うことがあり、つまりは必ずしも最新のカメラを揃える必要はなく、旧型や中古品でも一定のクオリティの映像を撮れるということです。
確かに最新のものは高画質で美しい映像が撮れますが、編集側としてはそれを保存する大容量のストレージ、高スペックなPC、そして何より視聴者側のディスプレイ環境(解像度など)が問われます。
つまり、最新のカメラで撮った素晴らしい映像をそのまま見れる視聴者は限られているということです。
逆に言えば多くの視聴者にとってカメラの性能はそこまで重要な要素ではなく、ならば型落ちの中古でも十分と結論付けられます。
ちなみにGoProであれば「HERO5〜HERO10」くらいなら中古で2〜4万円くらいで手に入りますし、僕は確か18,000円くらいで手に入れたはずです。
それとドローンの世界的メーカー「DJI」がリリースしているアクションカメラ「Osmo Action(特に1世代前の3)」はGoProに勝るとも劣らない性能でコスパが良いので、新品ならむしろこちらがおすすめです。
マウント
アクションカメラとセットで入手する必要があるアイテムが「マウント」です。
これはアクションカメラをヘルメットや車体に固定するためのアタッチメントで、基本的には「ヘルメットマウント」がおすすめです。
マウントは基本的にGoProを基準として作られているので、GoProのマウントがあれば大抵のアクションカメラで使い回しができます(全てではありません)
ちなみにGoProの純正マウントは結構いいお値段なので、僕は「GLIDER」のマウントをおすすめします。
GLIDERのマウントはGoPro純正品に近いクオリティを保ちながらコスパが良く、まさに費用を抑えたいライダーにはうってつけの存在です!
特にアクションカメラを首からぶら下げる「ネックマウント」が人気商品で、これは映像の中にヘルメットを映したくないライダーにおすすめです。
補足:モバイルバッテリー
ここまで紹介した「スマートフォン・アクションカメラ・マウント」があれば十分モトブログを作れますが、撮影時は「モバイルバッテリー」を用意しておくと安心です。
というのも、スマートフォンはともかくアクションカメラは基本バッテリーの持ちがそんなに良くはないので、いざという時にバッテリー切れ・・・なんてことが多々あります(モトブロガーあるある)
ということで、スマートフォンと同じくモバイルバッテリーは既に持っているライダーが多いと思うので、撮影の際は一緒に持って行くことをおすすめします!
僕は例えばお昼ご飯を食べる時などに、アクションカメラをモバイルバッテリーで補充電しています。
ちなみに僕のおすすめのモバイルバッテリーは「Anker PowerCore 10000」で、これはバッテリー容量が10,000mAと大容量で高品質なのに、税込2,990円とコスパ抜群です。
余裕があれば揃えたいアイテム
ここまで紹介したアイテムだけで十分モトブログを作れますが、次に余裕があれば更に揃えたいアイテムを紹介します。
それこそチャンネル登録者数が1,000人を超えて、YouTubeの広告収入が入ってくるようになってからの投資案件としておすすめのアイテムです。
折りたたみ式の小型三脚
これは主にスマートフォンでの撮影の場合ですが、三脚があるとブレのない綺麗な映像を撮ることができます。
また、自撮りをする際の「持ち手」としても機能するので、特に自分を入れた動画を作りたいライダーは三脚を手に入れると撮影が捗ります!
おすすめはバイク用のボディバッグに入るくらいのサイズの「折りたたみ式の小型三脚」で、これはネット通販で「スマートフォン、三脚、折り畳み」などと検索すれば、2,000〜3,000円くらいのものがゴロゴロ出てくるのでそれで十分です。
アフレコ用のマイク
これはあくまでPCで動画編集をする場合の機材ですが、アフレコを入れたい場合は専用のマイクがあると綺麗に録音できます。
これは大体3,000円くらいから良いものだと数万、数十万とかなりピンキリですが、個人的には5,000円前後のものを買えば問題ないという認識です。
ちなみに僕は「Anker PowerCast M300」というマイクを使っています(税込6,980円)
モトブログは最低3万円くらいからスタートできる!
一般的には10万円くらいの初期投資が必要と思われているモトブログですが、それは「あなたが普段見ているのは人気モトブロガーの動画だから」です。
確かに彼らの撮影機材を揃えようとすれば、10万円はおろか数十万円かかってもおかしくありません。
ただし、これは1モトブロガーとして自信を持ってお伝えしますが「よほど秀でた才能がない限りは、最初の1年間はそれほど視聴者が付かないので、まずは最低限の機材でスタートしましょう、何よりはじめることが大切です」ということです。
今回説明した通り、まずは「中古アクションカメラ+格安マウント=3万円くらい」を揃えればモトブログはスタートできます!
今回紹介した機材だけ作った動画(編集はPC)
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あ、この記事は「機材にお金かけなくてもこれくらいの動画は撮れます!こうやるんです!」じゃなくて「機材はコレです!あとは知らんけど!」って事ね
しかも最後に(編集はPC)って…そこは「さっき言った内容でやってみた」だろw
いやー、貴重な時間を割かせていただいてありがとうございますー
機材がりっぱでも,紹介している内容がしょぼいのが,さすライダーの記事。
あちこちの映像を見ても,天気が悪い日に撮っているから残念な絵が多い。
たまには絶景を見せてくれ。
とても参考になります!しかし、PCを持っていない場合アクカメで撮った映像はスマホにSDを入れ換えてスマホで編集するのですか?