
ヤマハ発動機から、2021年に惜しまれつつ生産を終えた「SR400」の「1/6スケール ミニチュアタンク」が発売される。実車と同様の素材、加工工程を踏み、実車と同じラインで塗装、仕上げを受けた、本物のクオリティを追求したコレクターズアイテムだ。販売は300個の数量限定で、シリアルナンバーも刻印される。この製造工程はYoutubeにて詳細な動画として公開中だ。
価格は1万8000円。発売は2023年11月29日(水)12:00から、ヤマハ販売サイトにて受付開始となる。
1/6 SR400ミニチュアタンク 製作映像 ヤマハ発動機
https://www.youtube.com/watch?v=FA4yzJWULuw
ヤマハ発動機ブランドストア
https://globalbrandshop.yamaha-motor.co.jp/products/sr_miniature_tank
僅かな形状変更も許さず追求した匠の技が凝縮
1978年から2021年まで、実に43年もの間親しまれたSR400。販売終了から2年が経った現在もヘリテイジクラシックの代名詞的に語られ、多くのファンに愛され続けている。そんなSR400には様々な特徴があるのだが、中でも大きな印象を残すのは、70年代のスタイルをそのまま残す12Lの涙滴型タンクだ。今回ヤマハから発売されるのは、そんなタンクを忠実に1/6スケールへ落とし込んだミニチュアモデルとなる。
300個の個数限定で発売される「1/16 SR400ミニチュアタンク」。SR独特のティアドロップ型を忠実に再現、素材も本物と同じ圧延鋼板を使用する。
ミニチュアモデルと聞くと、プラスチックやダイカストで作られた単純なオーナメントをイメージする人は多いだろう。しかし、このミニチュアモデルは本物のSRの技術がほとんどそのまま注ぎ込まれたもので、実物と同じSPCE鋼板を3枚のパネルにプレス成型し、左右非対称な独特の造形を再現。さらにパネルの継ぎ目のフランジ、タンクの手前のわずかな凸部といった、オーナーでさえ知らないようなポイントにまでこだわった仕上がりとなった。
塗装ももちろん実車同様。実際に車体の塗装・組み立てが行われているラインを使用し、実車と同じ「ヤマハブラック」でペイントされたボディには、サンバースト塗装とピンストライプを再現する水転写グラフィックが用いられる。エンブレム、タンクキャップももちろん別パーツで、精密に組み上げられてミニチュアが完成となる。
発売は300個限定!シリアルナンバーもレーザー刻印
「この美しいティアドロップを永遠に」という願いを込め、こだわりと匠の技によって実現したミニチュアタンク。販売は1人1個までの300個限定で、タンク下面にはシリアルナンバーがレーザー刻印される。価格は1万8000円で、2023年11月29日(水)12時から受け付けヤマハ販売サイトにて受付を開始。予定販売数に達し次第販売を終了する。また、ミニチュアの実物は磐田市「コミュニケーションプラザ」でも、11月21日(火)から展示中。こちらは販売終了から1週間後までの公開予定で、ファン必見の限定展示となるだろう。
価格は1万8000円。11/21から販売終了まで、静岡県のコミュニケーションプラザに実物を展示予定だ。
1/6 SR400ミニチュアタンク 特設ページ
https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/craftsmanship/plus/sr_miniature_tank/
【画像】圧延鋼板でプレス成型…本物と同じラインで作られる「1/6」SR400ミニチュアタンク 工程画像など (36枚)この記事にいいねする