文/Webikeバイヤー:凧(たこ)

春夏アパレル。戦いはシーズン前から始まっています。

ライディングウェアって売り切れると二度と手に入らなかったりすることがとてもよくあります。
再生産ってほぼしないので、基本在庫があるお店を探すか来年まで待つかになりがち。
そういう悲しみを味わうことのないようにいまから準備して置くことが大切です。

で、RSタイチの2020春夏アパレルページ公開されました!

タイチは今年もストリートテイスト

タイチのアパレルって結構バイク感薄いと思うんですよ。すごくいい意味で。

最近だとNEW ERAとコラボしたりセイコーとコラボして機械式ダイバーズウォッチ作ってみたり。(NEW ERAコラボの話はまた今度)
幾多のバイクアパレルを見てきた側からすると、スケーターやスノボみたいな横ノリ系Extreme Sportsの、いうなればストリートカルチャーに最も近い位置にいるアパレルブランドという感じがします。
バイクブランド×バイクブランドの組み合わせはよくありますがこういうバイク外のアパレル業界と接点があるのはタイチくらいなんじゃないかな。

新型車種のトレンドもここ数年ストリートカルチャー寄りのモデル(XSRとかVITPILEN 701とか)が結構出てますよね。そういう車両とも合うんじゃないかなと思います。

はい。話がそれましたね。
前述の通りタイチの春夏ウェアが公開されまして、やっぱり今年もヤングな20代~30代のライダーの心をがっちりつかむ仕上がりになってます。

今年の傾向としてはロゴがさらに目立たなくなった。というのがパッと見た感想です。
いいですねぇこういうシンプルでスタイリッシュなスタンス。結局シンプルなデザインが長く着れてコスパ最強ウェアになるんですよ。

RSタイチ春夏ウェア注目商品をちょっと紹介


ここでは僕がおすすめしたいタイチの新製品をさらっとご紹介したいと思います。
一部Webike入荷済みの商品は購入は可能なので気に入ったウェアがあれば今のうちに購入しておくことをオススメします。
夏になってか売り切れで買えないとか悲しいじゃないですか……。

RSJ324 DRYMASTER フィールドパーカ


優れた透湿防水機能を誇るタイチオリジナル素材ドライマスターを使用したパーカータイプのウェアです。
各ブランド必ず出してくるマウンテンパーカーライクなデザインのウェアですが、タイチのフィールドパーカーはそのまま街中に着て行っても遜色ないくらい完成されてるのでは?

タイチもどうやらそのことを想定済みのようで、なんとプロテクターが装着されているのはインナージャケット側。つまりインナーを取り外せば普段着として使えちゃうんです。

バイク用ではありますが、せっかく春夏ウェアを買うなら幅広いシーンで活躍できるウェアがおすすめです。
冬用ジャケットの話ですが、僕の友達はタイチのウェアでスノボ行ってました。

RSJ330 コーデュラフーディ

こちらは最近のトレンド。スウェット生地を採用したライトなストリート向けジャケット。
見た目はライジャケ感ゼロですが、プロテクションはCE規格のちゃんとしたものが入るという。ストリート派のライダーにおすすめです。

パーカーあるある走行時の風圧でフードの紐がバタつく問題ですが、このジャケットはちゃんと止め具がついているのでバタつきも抑えられる。
こういう細かい所でライダー視点なのはうれしいポイント。

このタイプのジャケットはクシタニにもラインナップされていますが、例年早い段階で売り切れるので見つけたら買っておくのが吉。

ちなみに僕の今季ライジャケほしいものリスト上位でもあります。

RSJ319 ビエントエアー ジャケット


なにこれめっちゃかっけぇじゃん!!

今季のダークホース的ジャケットがこちら。


正直、HP見るまで僕はノーマークだったんですが、この黒とかほとんどロゴが見えないレベルのシンプル具合で、かなりいいんじゃないでしょうか。

もちろん夏にうれしいメッシュとCE規格Level2をクリアしたプロテクタを装備しているのでガンガンアクティブに走るヤングなライダーにおすすめです。

RSJ328 エアーパーカ


タイチの定番エアーパーカー。僕も昔着てました。
メッシュ素材採用で涼しく快適。プロテクタ装備で人気のマウンテンパーカースタイル。
やっぱりこれもロゴは小さくなっているような気がする。

鉄板のブラックのほかにカモ柄や鮮やかなイエロー、デジタルな柄もある。カラバリで選びたい派にオススメ。
ヤマハのMT系やKTMのDUKEとかストリートファイターテイストのバイクに似合いそうですね。

RSタイチ実は創業してから40年超の老舗だったりします


RSタイチは1975年にスズキ、ホンダのワークスから全日本選手権や世界GPに参戦していたプロレーサー吉村 太一氏が始めたライダーズスポットタイチという大阪のショップから始まりました。
そうです。RSタイチのRSとはライダーズスポットという言葉だったんですね。

当時からレーサーらしくチャレンジングな精神の宿るタイチはアシックスとコラボしたライディングシューズを開発したり結構チャレンジングなブランドでした。

意外や意外、タイチがレーシングシーンから始まったこと、40年以上続く老舗だってこと。アシックスのコラボが今見てもイケてたってこと。知らないライダーは多いと思います。
こういうブランドのバックグラウンドを知っていると今までと違った見方や、楽しみ方ができますよね。

画像・情報出典:RSタイチ2020春夏ウェアページ※RSタイチ公式ページに飛びます

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