
文/Webikeバイヤー:あきら
今回は「スクーターでもスポーツタイヤで走りたい!」と考えているライダーにおススメなタイヤをご紹介します。
その名は
Michelin PILOT MOTO GP
カブカップで一躍有名となったこのタイヤですが、ほかの車種でも装着可能なのです!
カブカップでのインプレッションはこちら!
目次
14インチのラインナップ
14インチのラインナップは
- 100/90-14 57S
- 80/90-14 46S
- 90/90-14 52S
となっています。
筆者はこの14インチのラインナップを見て歓喜しました。
そう……私の愛車、アドレス110に装着できるのです。
アドレス110にCITY GRIP 2を装着する際にはフロントタイヤのラインナップがなかったため、フロントにPILOT STREET 2を装着し、リアにCITY GRIP 2を装着していました。
実際に装着できる車種例
アドレス110のほかに14インチのタイヤサイズが設定されている車種の中でPILOT MOTO GPを前後装着できる車種としては下記となります。
- クリック125
- ディオ110
- PCX125(2010年から17年式)
- PCX150(2012年から17年式)
- アドレス110(2015年式以降)
などがあげられます。
※年式によってタイヤサイズが変わるので装着の際にはご自身の装着タイヤサイズを確認してみてください。
装着しながら観察!
ほかのシリーズと比較してみて。
圧倒的に溝面積が少ないですが、公道使用可能なタイヤとなっています。
溝面積の少ない順番で並び替えてみると
PILOT MOTO GP→PILOT STREET 2→CITY GRIP 2の順番になっています。
コンパウンドの柔らかさに関しては
CITY GRIP 2→PILOT MOTO GP→PILOT STREET 2のように感じました。
PILOT MOTO GPのここがすごい!
溝面積はトレッド全体に対し、8.5%となっておりハイグリップタイヤの様な見た目となっています。
ウェットグリップについては最新のシリカテクノロジーを採用しウェット路面だけでなく、気温が低い場合でも高いグリップ性能を発揮します!
実際に走行して感じたウェットグリップについては、インプレッションで取り上げていきます。
実走インプレッション
まずはドライ路面での感想ですが、摩耗したタイヤからプロファイルの尖った新品タイヤに交換したときに感じる軽快感を強く感じました。
フロントタイヤはPILOT STREET 2→PILOT MOTO GPに変更。
PILOT STREET 2は剛性、コンパウンドともに固く感じていました。それと比較してPILOT MOTO GPは十分な剛性としっかりしたグリップ感を兼ね備えたコンパウンドセッティングで、フルブレーキング時の制動距離が短縮でき、ギャップの吸収性が高くより快適になった印象を受けました。
リアタイヤに関してはCITY GRIP 2→PILOT MOTO GP
コンパウンドに関しては似たような柔らかさを感じましたが、コシがしっかりとしたタイヤでした。
フロント同様、グリップ力が高く、コーナリング時の安定性がかなり高いです。
アドレス110のパワーでは十分すぎるグリップを発揮します。
ウェットグリップ
雨天での走行はCITY GRIP 2までは及びませんが、遜色ないほどのウェットグリップです。
CITY GRIP 2との大きな違いは、マンホールや白線などの特に滑りやすい箇所ではグリップが抜ける傾向があるため、注意して走行する必要があります。
この点に関しては、PILOT MOTO GPが劣っているのではなく、CITY GRIP 2が異常なほどウェットグリップ性能が高いことがあげられます。
低温時のグリップに関しては、10月、11月と使用を続けていますが、朝晩の冷え切った状態でも高いグリップを発揮し安心して走行することができています。
まとめ
サイドウォールにもてを抜かないミシュランらしさと、タイヤの名前に入っている通りMotoGPのロゴがタイヤに描かれており、スポーティーさを演出します。
アジア向けのバイアススポーツタイヤとして開発され、想定している車種としてはエキサイターなどのアンダーボーンクラスを想定したものになります。
日本国内ではアンダーボーン車両はなかなか流通していないため、17インチのミニバイク用に130、140サイズのタイヤが出ればさらに普及しそうなタイヤで、今後のラインナップの追加に注目です!
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