文/Webikeスタッフ:tetsu.26

みんな大好きなスパイダーマン。
その中で登場する大人気のvillain(悪役)といえば『ヴェノム』ですよね!
そのヴェノムの顔をグラフィックに落とし込んだのがHJCの『HJH166 RPHA11 MARVEL VENOM 2』です!

HJC HJH166 RPHA11 MARVEL VENOM2(アルファ マーベル ヴェノム2)



カッコイイ……
正面と右側のカットがお気に入り。
ヴェノムが口を開けたデザインが見事にヘルメットに融合してます。

ヴェノムヘルメットを製造したHJCってどこのメーカーだっけ?


HJCは1971年に韓国で創業したヘルメットメーカーです。

工場は韓国とベトナムの2ヵ所にあり、特に韓国工場はRPHA11を始めとしたフラッグシップモデルの製造ラインです。
高品質なヘルメットと言えば日本製のイメージが強いですが、HJCも早くから高い安全性と品質を追求していました。
1992年に北米市場でシェアNo.1に輝いたのを皮切りに、現在では60カ国以上で販売されている世界最大のヘルメットメーカーです。

またヘルメットメーカーでは珍しく、風洞実験室など最新のテスト設備を備えたR&Dを所有しています。

MotoGPでは昨年で引退を表明したカル・クラッチロー選手や、アグレッシブな走りでファンも多かったアンドレア・イアンノーネ選手も使用していました。

HJCのフラッグシップモデル・RPHA11とは?


RPHA11はHJCのハイエンドモデルです。
シェルの素材に強靱かつ軽量なPIM PLUSを使用しています。
また風洞実験より導き出された最適なエアロフォルムと、快適性を高めるエアフローシステムを採用しています。
ヘルメット内の快適性を高めるべく、前頭部から後部に抜けるエアダクトを備えており、
またシールドの曇りを軽減すべく、口元にもエアダクトを装備しています。

MotoGPでもトップライダーが使用していることからも、見た目だけでなくヘルメットとしての性能も折り紙付きです!

気になるRPHA11の仕様は?


【仕様】

  • カラー:VENOM.2(MC1)
  • 本体重量:1,505g (※Lサイズの平均的な重さです)
  • 素材:PIM PLUS(ファイバーグラス)
  • 規格:SG、JIS、MFJ公認


  • 【付属品】

  • スペアシールド(ダークスモーク)
  • アンチフォグレンズ
  • ブレスガード
  • チンカーテン
  • 実際に被ってみた!サイズ感とかどうよ?


    飾っておくだけで十分満足ですが、せっかくなのでツーリングに行きました!
    信号で止まる度に、隣の車の窓ガラスに映るメットのデザインをぼーっと眺めてしまいます……、おっと信号青だ。

    まだまだ気温が低く、シールドの曇りやすい季節ですが、ベンチレーションを開けておけば、シールドが曇ることはありません。
    ただシールドを密閉するにはロックを掛ける必要があり、これが慣れないと少々煩わしい。
    とかなんとか言いながらも山道に入ってしまえば、シールドを開け閉めする必要もないので、完全にそんな事も忘れてしまいました。

    ただここで1つ問題が。
    ツーリングの道中はさして気になることもなかったのですが、夕暮れとともに帰路についたあたりから頭痛のような感覚が。
    風邪でも引いたのかと思いつつ、コンビニで休憩した際にヘルメットを脱ぐと、ピタッと頭痛も収まりました。これはサイズが合ってないというヤツですね。

    自分は普段ショウエイやアライではMサイズを被っていますが、どうもこのヘルメットの横幅が自分には狭いようです。
    参考までにアライの簡易測定器で計測した自分の頭部の値を公開しておきます。

    【Mサイズ相当】

  • 周長:58cm
  • 縦幅:195mm
  • 横幅:158mm
  • ヘルメットサイズが合わないのか? yuriさんにテストをお願いしてみた。



    普段はAGVのK1ヘルメット(Mサイズ)を被っているyuriさん。被った時のファーストインプレッションは、「スポンジが硬いな……、と思いました。
    あと、ヘルメットの入り口が狭いのか、被る時にちょっと押し込む感じになるのが、LS2のヘルメットと似ています。」との事でした。
    また「ただ被った後のフィット感は良く、顔との隙間が無いためか、風切り音も無く快適にライディングに集中出来ました。
    気になっていたサイズ感ですが、頭長部はそれほど問題がありませんでした。ただ頬部分のあたりがきつかったため、Mサイズの帽体でチークパッドを薄くしたいなと思いました。
    ちなみにショウエイのヘルメットを被っていた時は、逆にチークパッドを厚くしていました。」との事です。帽体自体のサイズ感よりは、内装の方が気になったようです。


    結論!


    ひとサイズ小さめなのではというインプレも散見されるHJCヘルメットですが、装着感に関してはやはり人によるのだと思います。
    自分はひとサイズ大きめの帽体を購入して、内装で調節したいと思いました。出来れば購入前に試着してみることを強くおススメします。

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