文/Webikeスタッフ:コータロー

オフロードバイクを買った!林道・コース・レースデビューしたい!
オススメのウェア・ギアはありますか!?

そんな迷える子羊のあなたに贈る、人気&オススメ&勝手に押し付けな商品をご紹介します!
ウェア・ギアに関してはエントリーモデルとハイエンドモデルでかなりの機能差と価格差があります。松竹梅でグレードを分けたので参考にしてください!

ヘルメット

ヘルメットの選ぶポイントは人によってかなり異なります。軽さ、信用性、値段、公認規格などなど。
他の競技に比べて頭を打ち付けることが多いので、3年ごとに買い換えることが理想ですが、なかなか難しいと思います。。周りを見ていると、国産をちょっと長めに使ったり、海外製をこまめに買い換えたりする人が多いですかね?
購入する際に一番気にした方がいいのは、MFJ公認の有無。レースによってはMFJ公認のヘルメットでなければ出場できない場合があるので頭の隅に置いておくといいです。

【松】SHOEI:VFX-WR シリーズ

VFX-WR

国産&MFJ公認&カタチがカッコイイといえば、VFX-WR一択でしょう。
かなりゴツくて重そうに見えるのですが、被ると重心の取り方が上手いのか軽く感じます!
唯一の欠点は内装のセンターのパッド(おでこの上)の差し込み方法があまりよろしくなく、パカパカ外れるところ。。なぜあんな形にしたのか設計者さんに一度お会いして問いただしたい。

【松】Arai:V-CROSS4 シリーズ

V-CROSS4 シリーズ

シャープなデザイン一択!!となってしまったオフヘル界の中で、頑なに滑らかなRを連続させるデザインを続けているのがAraiです。信念があるっていいですよね。
そしてV-CROSS4のホワイトを被っている人の玄人感は異常。

【竹】FOX:V1 シリーズ

V1 シリーズ

多方向からの衝撃に対する防護システム「MIPS®」を搭載したヘルメットです。
ザックリとした説明ですが、内装が若干スリップすることで衝撃を上手いこと和らげるシステムです。アメリカ系のメーカーが積極的に採用しています。
国産ヘルメットは手が出ないけど、SG/MFJ適合で安全性能が高いものを探しているのであればオススメの商品です。
カラーバリエーションが豊富なのも◎

【竹】BELL:MX-9 MIPS シリーズ

BELL:MX-9 MIPS シリーズ

こちらも「MIPS®」が搭載されていて、SG/MFJ適合のヘルメットです。
この商品の面白いポイントは専用のフィッティングパッドが付属しており、自分の頭に合わせて内装がカスタマイズできるところです。

【梅】THOR:SECTOR SG シリーズ

THOR:SECTOR SG シリーズ

とにかく安いモデルを!でもSG/MFJ適合は欲しい!という欲張りさんにオススメなのがSECTOR SG シリーズです。
1350gとかなり軽量なので、レース時の首への負担も少ないです。

ゴーグル

ゴーグルに関しては各ブランド内でハイエンド・ミドル・エントリーモデルが揃っている場合が多いです。
んじゃ、どれを買えば?となりますよね。購入後の拡張性(レンズカラーやロールオフ)を考えると、これから紹介する100%とSCOTTのミドルグレードを購入することをオススメします。

▼ゴーグルを選ぶ際のポイントや各ブランドの特徴をまとめた記事もありますので、参考にしてください!▼

100%:ACCURI 2 シリーズ

100%:ACCURI 2 シリーズ

100%の中でのベーシックモデルです。
スタンダードモデルのほか、眼鏡対応のOTGモデル、ダブルレンズ標準装備のエンデューロモデル、ロールオフ標準装備モデル(マディ用)があり、幅広いラインナップが特徴のシリーズです。
RACECRAFT 2 シリーズとSTRATA 2 シリーズとレンズが共通です。

▼100%のゴーグルの選び方はこちら▼

SCOTT:フューリー シリーズ

SCOTT:フューリー シリーズ

SCOTTのセカンドモデルです。
スコットレンズロックシステム、3層フェイスフォーム、ノースリップシリコンストラップが装備されています。取り付け簡単な50mm幅のロールオフシステムの装備も可能。
フラッグシップモデルのプロスペクトとレンズが共通なので、もっと良いゴーグルが欲しい!となっても無駄になりません。

ウェア

ぶっちゃけた話、通気性のいいシャツと頑丈な厚手のパンツを履けば、オフロードは走れます。が、運動性能を考えると専用のウェアを着た方が絶対にいいです。
上下で5万円から1.5万円とかなりの振れ幅があるのですが、着心地、動きやすさは価格にしっかりと比例します。
はじめからハイエンドモデルを買う必要はありませんが、いつかは着てみて欲しいです。こんなにも差があるのか!と感動すること間違いなしです。

【松】FOX:360 シリーズ

FOX:360 シリーズ

FOXの最上級モデルが360シリーズです。素材、耐久性、裁断などなどすべてがハイクオリティで常に最新の技術が投入されています。
自分は1セットに4万円以上払うなら、2万円くらいのものを2セット買った方が良くね?と思っていたのですが、着てみるとその考えは吹っ飛びました。
着てみないとこればかりは体感できないので、いつかは着てみていただきたいシリーズです。

【竹】DFG:ソリッド シリーズ

ソリッド シリーズ

ダートフリークさんのプライベートブランドであるDFG。ついにウェアも登場です。
先日インプレッションをしたのですが、いい意味で、可もなく不可も無くという印象です。超スタンダードとも言いましょうか。DFGウェアがこれからMXウェアの基準点になると思います。
「ソリッド」という名前がついている通り、これ以上引ける機能はないし、足せる機能もない、極限まで突き詰められて性能と価格のバランスを探ったモデルだと思います。

▼ソリッド シリーズのインプレ記事はこちら▼

【梅】THOR:SECTOR シリーズ

THOR:SECTOR シリーズ

オフロードをはじめてみたい。でもずっと続けるかは分からないという初心者にいつも勧めているモデルです。
SECTORシリーズはとにかくコストパフォーマンスにも優れたモデルです。
膝の内側に革が張っていなかったり、伸縮性が悪かったりしますが、その辺は目を瞑ってください。
落ち着いたデザインなので、オフジャージにありがちな派手派手デザインはまだちょっと……という方にもオススメです。

チェストプロテクター

ごく稀に付けていない猛者を見かけますが、どんな時でもチェストプロテクターだけは付けましょう。人間の臓器は簡単に破裂します。
選ぶ際のポイントは大きなものではアウタータイプか、インナータイプか。その他は肩の部分が取り外せるのか、脇腹までカバーしているのかですかね。
最近のトレンドは薄くて着てる感じが出ないインナータイプです。

【松】LEATT BRACE:チェストプロテクター 5.5 PRO HD

LEATT BRACE:チェストプロテクター 5.5 PRO HD

もっと高い商品もありますが、防御力と価格のバランスを考えるとオススメなのがこちらの商品です。
しっかりと脇の部分までプロテクションされていて、あばら骨を守ってくれます。
ド初心者の頃からLEATTのプロテクターを10年近く使いましたが、上半身の怪我をしたことはありませんでしたよ!

【竹】alpinestars:A-6 チェストプロテクター

alpinestars:A-6 チェストプロテクター

インナーにスマートに着こめて、通気性も抜群でオススメです。CEレベル2のプロテクター性能と通気性、軽量化をメッシュ形状で上手く成り立たせています。洗ってもすぐ乾くのもおすすめポイントです。
肩のプロテクターは取り外しが可能なので、スタイリッシュに着たい場合は外すと◎。

【梅】FOX:R3ルーストデフレクター

FOX:R3ルーストデフレクター

インナー・アウターどちらにも着ることができて、肩のプロテクターも取り外し可能な欲張り(?)な商品です。
どちらのタイプが自分に合っているのか分からない場合は、これを買ってどちらも試すのが良いと思います。

ニーブレース・ニーガード

ニーブレースとニーガードって何が違うの?なんでこんなに価格が違うの?となると思います。
超簡単に言うと、靭帯を守れるのがニーブレース、打撲だけを防ぐのがニーガードです。
はじめからニーブレースを買うと、オフ人生が超安全になりますが、簡単に勧められる金額ではないのもたしか。
オフロード遊びは靭帯の損傷率がとてーも高いので、この遊びにハマった!しばらく遊ぶ!と決めたら即購入するのが良いと思います!

▼ニーブレースのススメ&選び方はこちら▼

【松】PODMX:POD K4 2.0 ニーブレース

PODMX:POD K4 2.0 ニーブレース

一番使っている人を見かけるメーカーですね!(俺調べ)
スペアパーツが豊富に用意されており、破損時に自分で修理できることが人気の理由の一つです。他社のニーブレースは輸入元に送って修理なんていうパターンが多いです。
鉄の5倍の強度を誇る『ベクトラン繊維』を心材に柔軟なウレタン樹脂で覆った人工健が、ヒンジに内蔵されており、従来品よりも強度が高く、より滑らかに動きます。
この人工健のシステムはPODが特許を取得している独自のシステムです。

【竹】LEATT BRACE:DUAL AXIS ニーシンガード

LEATT BRACE:DUAL AXIS ニーシンガード

King of ニーシンガード。長年ぶっちぎりの1位です!
ニーガードとニーブレースの中間くらい(ニーガード寄りですが)の機能を持っています。
縦方向は膝が逆パカしないようになっていますが、横方向の力には弱いです。
最初はこれを買って、オフロードにドハマりしたらニーブレースに買い替える人が多いですね!

【梅】FOX:タイタンニーシンガード スポーツ

FOX:タイタンニーシンガード スポーツ

とりあえず傷から膝を守りたい!という場合であれば必要十分です。また、圧倒的なコスパ!
ですが、かすり傷以外の怪我には対応しないのでご注意を。。

ブーツ

オフロードギアを揃えていく時に一番最初に買ってほしいのがブーツです。
ヘルメットもウェアも代用品がありますが、ブーツはありません。
人間の足首は想像以上に弱い&オフロード遊びでの足首の負傷率を考えると、最優先で買ってもらいたいです。切り株にちょっと引っ掛けるだけで……
ブーツを選ぶポイントは、ソールの形状をモトクロス寄りにするかエンデューロ寄りにするか、ピボット付きなのか、防水機能が大きな点でしょうか?
エンデューロタイプのソールでピボット付きで防水のモデルが対応できる幅が広いのでオススメです。

【松】alpinestars:TECH7 シリーズ

alpinestars:TECH7 シリーズ

alpinestarsのブーツ買おうと思うんだけどどれ買えばいい?と聞いたらほぼ100%の確率でTECH7を勧められるでしょう。それくらいマスターピースです。
MXソールモデルとEDソールモデル、EDソールに防水機能を追加したドライスターモデルの3つがあります。自分もドライスターモデルを使っていますが、ジャブジャブと沢渡りをしても浸水しないのでオススメです!
またTECH7は軽さは正義であることを教えてくれますね。包み込むようなフィット感と軽さは感動します。

▼TECH7のインプレ記事はこちら▼

【竹】ACERBIS:X-ROCK MM シリーズ

ACERBIS:X-ROCK MM シリーズ

ハンドガードなどのハードパーツだけでなく、最近はウェア・ギアにもACERBIS製品が続々と登場しています。
定価で4万円半ばなのに、両くるぶしにピボット付き、頑丈なビブラムソールとコスパが大変よろしいです。

【梅】DFG:フレックス シリーズ

DFG:ソリッド シリーズ

他の装備も買いそろえたし、なるべくブーツ予算をおさえたい!という方にオススメなのがDFGのブーツです。
DFGはダートフリークさんのプライベートブランドで、長年たくさんのオフロード商品を扱ってきた経験をフルに生かした商品開発をしています。
必要な装備・条件はクリアしつつ、削れる部分はトコトン削ってロープライスを実現しています。

その他

大物の紹介は終わりましたが、その他にも様々なギアがあります。これも買っておくと幸せになれる商品を紹介します!

VIRUS:コンプレッションアンダーウェア

VIRUS:コンプレッションアンダーウェア

プロテクターの下に着こんでおくといいのが、スポーツ用のアンダーウェアです。肌を守るのはもちろんのこと、速乾性に優れているので快適なライディングができます。
VIRUSのコンプレッションウェアは圧迫・圧縮をすることで、心臓から遠い個所の血流を促し、疲労に繋がる乳酸を筋肉に溜まりにくい状態をつくり集中力の持続にも繋がります。

DFG:アクシス ライディングベルト

DFG:アクシス ライディングベルト

付けているのと付けていないのでは次の日の疲労度がまるっきり変わってくるのが、ウエストベルトです。
腰痛を予防する効果だけではなく、内臓が暴れるのを防ぐ効果もあるので、体への負担を減らすことができます。
プロテクターと一体型になっている商品もありますが、最初の一つ目にオススメなのがこちらの商品です。

USWE:ロウ3 ハイエンドモデル

USWE:ロウ3 ハイエンドモデル

オフロード遊びに忘れてはいけないのがハイドレーションバッグです。
冬だろうがなんだろうが、ちょっとしたキッカケでオフロード遊びは熱中症になります。熱中症は命を落とす場合もあります。
初心者ほどイゴイゴしてしまうので、自分の身を守るためにもハイドレーションは背負っておくようにしましょう。

選ぶ際のポイントは激しい動きにもフィットして動きを妨げないか、ハイドレーションパックの容量、工具などを携帯するのであればツール収納スペースの容量の有無の3点です。
こちらの商品は抜群にフィット、2Lのハイドラパック、携帯工具もある程度入るバランスのいいモデルです。

ACERBIS:DROMY ドリンク ウエストパック

ACERBIS:DROMY ドリンク ウエストパック

ウェアの背中にネーム入れをしていたり、通気性を優先したい!という場合にオススメなウエストポーチ形状のハイドレーションバッグです。
メインポケットの両脇にプラグや鍵などの収納にちょうどいい小型ポケットも装備しており、鍵やタバコを入れておくこともできます。

まとめ

本当はもっと多くの商品を紹介したかったのですが、結構な文章量になってしまったので、この辺で止めておきます。
1から揃えていくとかなりの金額になってしまいますが、オフロード用品は丈夫なものが多く、大切に使えば10年近く使えるものもあるので、思い切って買い揃えてしまいましょう!

▼パーツ編はこちら▼

▼タイヤ編はこちら▼

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら