
春のモーターサイクルショーでデイトナが展示して好評を博した「モトスマートモニター」が満を持して受注開始!
今やオートバイのツーリングにスマートフォンは無くてはならない存在だが、スマートフォンを車体にマウントすると振動や熱や浸水による不具合が発生するリスクが伴う。
そんなスマホマウントの問題を抜本的に解決するのが、この「モトスマートモニター」だ!
目次
どういった製品なのか?使用方法と特徴
「モトスマートモニター」の最大の特徴はスマートフォン本体を車両にマウントしなくて済む点にある。
スマートフォンは身に着けたままで良く、「モトスマートモニター」とBluetoothでペアリングして使用する。
こうすることで、スマートフォン本体を振動や熱、水濡れから守ることができるオートバイ専用のディスプレイオーディオだ。
もちろんスマートフォンにインストールしてある「Apple CarPlay」や「Android Auto」で連携することで、スマートフォン内のナビアプリをタッチパネルで操作する事が可能。
ヘルメットのインカムとも同時にペアリングすれば、バーチャルアシスタントアプリを使って音声のみで操作することも可能になる。
ようするに、今までハンドル周辺にマウントしていたスマートフォンで操作していた事をこのモニター側で行えるようになる。

「モトスマートモニター」と自分のスマートフォンはBluetoothでペアリングして使用する

「Apple CarPlay」や「Android Auto」で連携すると今までスマートフォンで操作していた事をモトスマートモニターで操作できる
バイクの場合、スマートフォンを守るのは生命に直結する可能性がある
メーカーのセールストークとして『スマートフォン本体を車体マウントしないのでスマートフォンを故障から守れる』、『大きな操作画面で見やすく操作しやすい』という普段使いのメリットを前面に押し出している。
もちろんそれはそうなのだが、メーカーがアピールしていない重大なメリットがこのモトスマートモニターにはあるように思う。
それは転倒や事故の際にスマートフォンが破損する確率を大幅に下げられる事だ。
単独転倒にしろ、他車と衝突する交通事故にしろ、大きな衝撃が加わると車体にマウントしているスマートフォンが破損する可能性は非常に高い。
転倒時に直接路面に当たって破損する可能性はもちろん、衝撃でホルダーから外れてどこかに飛んで行ってしまう可能性もある。
そのような場面ではライダーも無事でない可能性が高いはずだが、スマートフォンが破損したり行方不明になっていると自分自身で救急車が呼べない可能性が高い。
仮にスマートフォンが無事でも、ライダーが動けない場合はスマートフォンのある車体まで辿り着けない可能性もある。
例えば車両が路外に逸脱して谷底に落下した場合などでは、負傷した身体でスマートフォンの場所まで行くのは絶望的なはずだ。
そんな場面でも、モトスマートモニターを使用してスマートフォンを身に着けていれば、取り出すだけで119番通報して救急車を呼ぶ事が可能だ。
事故の際にモトスマートモニターが大破していても、スマートフォンが無事である事が重要なのだ。
ソロツーリングに行くライダー、特に交通量の少ない場所を好んで走るライダーは自身の安全のためにもモトスマートモニターを導入する事を強力に勧めたい。
保険のようなものと考えれるとば納得が行くはずだ。

もしも転倒したバイクがスマートフォンを搭載したまま谷底まで落ちてしまったら・・・
その時に自分が歩ける状態でなかったら、滅多に人通りの無い山奥の道でケガが緊急度の高い状態だったら・・・
スマートフォンが手元にあれば自身で119番通報する事が可能!
モトスマートモニター導入をおすすめする強力な理由の一つだ
カーナビアプリと連携して大画面に表示できる
上で記したようにスマートフォンを車体に直接マウントするのは緊急時に問題となる可能性があるが、そうでない日常の使用でもモトスマートモニターは便利だ。
7インチの大画面はスマートフォンをマウントして使用するより遥かに見やすい。
モトスマートモニターは基本的にBluetoothでペアリングして使用する。
このため、カーナビアプリ「Apple CarPlay(アップル カープレイ)」や「Android Auto(アンドロイドオート)」と連携可能だ。
スマートフォン本体をマウントしていた時と同様、Googleマップによる道案内やAmazon musicなどの音楽再生、電話やLINEなどによるメッセージ送信や通話も可能だ。

スマートフォンとBluetoothでペアリングして使用する
これでカーナビアプリ、音楽再生、電話、SNSメッセージ確認などの画面を表示する事が可能になる
画像はヤマハ TRACER GTへの装着例
スマートフォンを守れる
くどいようだがモトスマートモニターを使用する際はスマートフォン本体は身に着けたままで良く、車体に装着する必要が無い。
これによって振動によるカメラの故障や熱暴走、雨による不具合を回避できる。
また、高額なスマートフォンを落下してしまうリスクも大幅に軽減することが可能だ。
近年のスマートフォンは防水仕様な事が多いものの、走行中のバイクの受ける風雨は暴風雨に相当するものなので、そもそも濡らさないというのは非常に有効。
振動低減のためオプション装備も各社から発売されているが、林道などの激しい悪路や不意に現れた大きな段差を乗り越えた衝撃などでスマートフォンのカメラが破損する例が後を絶たない。
モトスマートモニターではスマートフォンを車体にマウントしていないので、単純に破損リスクが減るのは間違いないだろう。
バイクに乗車していれば身体にもある程度の振動は伝わるので『絶対破損しない』ということは無いにしろ、車体からの振動や風雨にスマートフォン本体が直接曝露されなければ故障の可能性を限りなく無くせるはずだ。
高性能化の一途を辿るスマートフォンは今や生活必需品と言えるので、故障すると仕事や私生活に大きな支障を来す。
また、社会人であれば趣味のバイクでスマートフォンが壊れて仕事に支障が出ると非常に問題視されるはずだ。
故障リスクを回避できる「モトスマートモニター」はそれだけでも価値がある。

スマートフォンホルダーからの落下、熱、振動、浸水、ホコリ、キズ・・・
そういった『本体を直接マウントしているから起こるリスク』をほぼ無くせる

いまやスマートフォンは業務にも必要不可欠
趣味のバイクが理由でスマートフォンが壊れてしまい仕事に支障が出るなど、社会人としてあってはならない
バックカメラを標準装備、煽り運転回避にも役立つのでは?
製品に付属している広角カメラを車体後方に設置すれば、撮影した様子をモトスマートモニターに表示可能になる。
カメラ画像への切り替えはワンタッチなので、スムーズかつ安全な後方確認が可能だ。
これによって例えば高速道路での合流時など周囲の交通状況の把握や、車体をバックさせる時のミラーの補助として後方を安全に確認できるようになる。
特に夜間、街灯の少ない道路では暗部が肉眼で視認しにくい事があるが、そういった状況ではカメラで撮影した画像の方が明るく見やすい事が多い。
これは車のバックモニターなどで経験している方も多いのでは?
雨天などでは大きな差となるので安全性確保に大きく寄与するはずだ。
また、メーカーでは特にアピールしていないが、煽り運転被害に合うのをスマートに回避できる可能性があるように思う。
後方から煽り運転を受けた際に、ふり返ったり左右のミラーを見たりして後方確認する挙動を示さず後方確認する事ができる。
これにより、後方確認している素振りを見せないまま(気付いていないフリをして)自然に右左折して後続車をやり過ごす事が出来るので、スマートに危険回避できる可能性が高まるのではないだろうか?
残念ながらモトスマートモニターに録画機能はないが、危険を事前に回避してしまえば録画の必要がないとも言える。

通常であれば後方確認はバックミラーを使えば良いが、夜間や雨や街灯が無いなどの悪条件になると肉眼よりもバックモニターの方が良く見える場合もあるはずだ
また、視線を左右に動かす事なく後方確認できるのは、煽り運転被害にあった際に相手を刺激せずスマートにやり過ごすのに有効だと思う
インカムから音声のみで(運転中でも)操作が可能
スマートフォンをマウントしている方の多くは、ヘルメットにインカムも装着しているのではないだろうか。
モトスマートモニターではヘルメットのインカムとBluetoothを使ってワイヤレス接続することで、ナビゲーションや音楽アプリをタッチパネルで操作が可能になる。
つまり、今までは車体にマウントしているスマートフォン画面から操作していた事が大画面から操作できるようになる。
視認性が上がるので操作性向上は間違いなく、筆者のように老眼の進行している方にはとてもありがたい装備となるはずだ。
さらに、バーチャルアシスタントアプリを活用すれば画面のタッチすら不要で、インカムからの音声のみで操作する事も可能だ。
画面を見て操作する必要が無いので、運転中も安全に操作できる。
同様にインカムを経由した音声操作を利用して、ナビアプリならば目的地や給油など経路追加、音楽アプリの操作も可能だ。
そもそも運転中にスマートフォンやカーナビの画面を注視したり操作する「ながら運転」は違法であり、停止している場合にしか操作できない。
しかしハンズフリー通話であれば運転中でも合法的に操作可能だ。

停車中でなければ画面を注視したりナビ画面を操作したりするのは違法だが、インカムを経由した音声操作なら走行中の操作が可能になる
強度に優れるオールアルミボディを採用
スマートフォン本体を身に着ける事で風雨や熱や振動から守れても、今度はモトスマートモニターが耐えられねば意味が無い。
このため、バイク専用モニターとして過酷な使用環境にも耐えるように設計されている。
防水防塵性能は本体・バックカメラ共にIP66相当。
歩行者にとっては普通の雨であっても高速走行中のバイクでは激しい暴風雨に相当してしまうのだが、IP66相当の防水性能があれば安心だ。
また、7インチという画面サイズは小型タブレットをマウントしているのと同じだが、本体の強度も、頑丈なステーがダブルで装備してある取り付け剛性も、タブレットをスマートフォン用マウントブラケットを使ってマウントしている状況とは全然違う。
モーターショー会場でテスト機を触った事のある方は体感済みだが、剛性感のある強固な本体がグラつかないでガッチリ固定してあると操作性が非常に高い。
走行中に振動で画面がブレる事が無いのでナビ画面の視認性も抜群に良いはずだ。

スマートフォンホルダーとは明らかに異なる剛性を持っているのは一目瞭然
電源スイッチなどの操作ボタンが本体上部に並んでいるが防水防塵性能はIP66相当なので問題ない
操作ボタンは小型ながら離れた位置にあるうえ、物理ボタンなのでグローブをしたままでも操作しやすそうだ
様々な衝撃に耐える高い強度
7インチ画面を採用しているモトスマートモニターはアルミ製のボディを採用している。
防水防塵性能IP66相当、70℃の耐熱テスト、マイナス20℃の寒冷テスト、7Gの振動テストをクリアし、振動・衝撃・熱・水・塵に対して規格外の強靭性を実現。
薄くて軽い事が重要なスマートフォンやタブレットよりも明らかに強度と剛性に優れている。
日常的に持ち歩く物ではないからこそ実現できる高性能というわけだ。

樹脂製に見えるが本体もステーもアルミ製だ
本体中央に見えるカバー部の中に電源などのコネクター部が隠されている
堅牢なクランプが落下事故を防止
車体とモニター本体をつなぐクランプも高い強度を誇るアルミ製だ。
マウントバーとの接続はクイックリリース式セパレートハンドルのようにネジ1本で固定できる方式を採用している。
ボディ本体と共に金属製となるので剛性感は最上級となる。
クランプはマウントバーに2箇所で固定するダブルクランプ方式を採用している。
1箇所で支える大多数のスマートフォンホルダーとは比較にならない剛性を出せるので、堅牢で大型のモニターでも走行振動で本体が震えたりしない。
また、クランプは大きくオフセットされた形状となっており、装着の向きを180°反転すると短いバーでもクランプできるように設計されている。
さらに、固定してあるクランプと本体はレバー1つで分離できるクイックリリース機構を採用してる。
車体から本体を取り外すのが簡単なので、オートバイから離れる時は車体から外して持ち運ぶことも可能だ。
ツーリング先の食事などで車体を離れる場合でも盗難の心配が無い。
クランプしている部分、クランプ、本体はそれぞれスライドレール式となっており、仮に固定が緩んだとしても簡単には脱落しない安全設計になっているのも見逃せないポイントだ。

ハンドルバーに直接マウントした例
画像は本体とステーを切り離している取り外しの途中のシーン、レールに沿って上にスライドするだけで外せることと、一旦結合すればガッチリ固定できる事がわかる

車体に残ったステー側と本体を完全に分離したところ
電源コネクターはこの位置にあり、ラバー製のカバーで雨を防いでいる

カバーと本体の合わせ目は溝とピッタリ合うようになっている
コネクター基部もボルト4本止めという堅牢さ

本体に固定してあるステーとハンドルクランプ部の連結を解除するのはクランプ側にあるこのレバーを引き起こすだけ
引き上げる方向でロックが解除されるので、意図せず何かが当たってもロック解除されてしまいにくい構造だ
また、ハンドルポストの間隔が狭い場合でも幅を幅を狭めてマウントできる事がわかる
ステーにある程度の高さがあるので、ステーの向きを180°回転すれば幅を広く取った固定でハンドルポストの上を越える事もできる
商品内容
商品名:モトスマートモニター
商品番号:23333
標準価格:¥66000(税込)
構成部品
モニター本体
クランプx2
マウントA
マウントB
スペーサーφ22.2x2
スペーサーφ25.4x2
スペーサーφ28.6x2
バックカメラ(1.2m)
バックカメラ装着シール
12V電源ケーブル(2.0m)
バックカメラ延長ケーブル(1m)
仕様
サイズ:モニター本体縦115mm×横182mm×厚さ24mm ※画面サイズ7インチ画面(LCD)
重量:モニター本体約520g/クランプ込み約680g
電源:ACC・アース
消費電力:12V3A・PD
本体ケース素材:アルミ
クランプ素材:アルミ
画面素材:強化ガラス
Bluetooth:Ver.4.2
インカム接続:対応(HSP/HFP/A2DP/AVRCP)
防水性能:IP66相当(本体・バックカメラ)
照度センサー:あり
カメラ:画像解像度1280×720/有効画素数220万画素/視野角110°/F値F2.2
本体脱着:ワンタッチで取り外し可能
取付対応幅:約37mmから150mm
対応ハンドル径:φ22.2/φ25.4/φ28.6
対応スマートフォン:無線iPhone8以降 Android11以降/有線iPhone8以降 Android10以降
※特許出願中

セット内容
様々なハンドルバーに固定できるように径の異なるアダプターが付属している
もちろん各社から発売されているマウントバー(φ22.2mm)にマウントする事も可能だ
装着例

HONDA GB350S

YAMAHA YZF-R25
※トップブリッジに装着した「車種別マルチバーホルダー キャップボルトカラーM8ブルー付属(品番:17859) ¥6,050(税込)」に取り付けている

HONDA PCX125

HONDA クロスカブ110
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