
EXGEL(エクスジェル)という衝撃吸収性の高いゴムを内蔵することにより、長時間乗車の疲労を軽減するゲル内蔵座布団『ゲルザブ』!
発売以来、長時間のライディングでお尻が痛くなるツーリングライダーの悩みを解決し続け、今や確固たる人気と地位を築いています。
累計販売枚数はなんと13万枚を突破しているとのこと。
そんなゲルザブですが、実は車種専用のシートカバータイプが存在します。
「シートに被せるだけ」なので装着簡単なのが最大の魅力で、対応車種は人気のレブル250/レブル500/レブル1100/カブ系各車用がラインナップ。
名古屋MCショーに展示されていたCT125ハンターカブのデモ車に装着されていた物や、展示されていたレブル用のシートカバーを撮影してきたのでご覧ください。
レブル用は250/500用と1100用の2種類
専用設計なので純正シートを車体から取り外してゲルザブをシートに被せて紐で縛るだけに被せるだけ。
とにかく装着が簡単なので、短距離時は外しておいてロングツーリング時だけ使う……といった事も可能です。
ゲルザブで採用しているEXGEL(エクスジェル)は発泡素材ではなく、水に浮くほど軽いゴム(形状回復性)とゲル(流動性)を併せ持つ特殊柔軟ゴムです。
ウレタンフォーム等に比べて5~10倍の衝撃吸収力がある他、-5~+35℃で硬さの変化がほとんど起こりません。
さらに発泡素材ではないので経年変化が非常に少ないですから、常時取付けたままにしておくのがオススメです。
気になるのは衝撃吸収用のシートを被せる事による足つき性の悪化ですが、シートカバー形式の「ゲルザブC」の厚さは僅か17mm。
座り心地や足つき性も損なわない絶妙な厚さとなっています。
装着していても車体の雰囲気を損ねないデザインになっているので、ロングツーリング以外でもレブルオーナーなら見逃せません。
「レブル250/500用GEL-ZAB [ゲルザブ] C」¥13200(税込)
「レブル1100用GEL-ZAB [ゲルザブ] C」¥13200(税込)

会場で展示されていたレブル専用の「ゲルザブC」(シートカバータイプ)
手前にあるのは衝撃吸収性を体感するための簡易実験セットだ

車種専用なので違和感はほぼ無し
サイドにはEFFEX(エフェックス)のタグも付いている

背面から見ても違和感はない
シートに体重が乗りやすいレブルシリーズなら恩恵はかなりあるはず

シートカバーを裏から見たところ

このようにシートを外してカバーを装着し、最後にヒモを縛るだけ

こちらはレブル1100専用のゲルザブC

レブル1100用はシート形状の関係でカバー裏のゴムベルトが無くなり、被せてヒモで縛るだけで済む

1100用を後ろから見たところ
レブル250/500と同様、こちらも違和感無し

レブル1100用のカバーの被せ方はこのような感じ

ゲルザブCを被せ終わったシートを元に戻せば完成

会場ではカバーを被せたシートを実際に触れるように展示されていた
カブ系用は1種類で多数の車種をカバー
カブ用も専用設計なので純正シートを車体から取り外してゲルザブCをシートに被せて紐で縛るだけに被せるだけ。
シート表面が滑りにくい防水素材になっているので雨の日でも安心して使用可能です。
座り心地や足つき性も損なわない絶妙な厚さとなっているのはレブル用と同様。
年間を通して装着していても車体の雰囲気を損ねないデザインになっているので、通勤通学でお尻の痛くなっていたカブオーナーは要チェックです。
クロスカブ50、スーパーカブC125、CT125 ハンターカブ、スーパーカブ50など、「カブ用GEL-ZAB [ゲルザブ] C」¥11880

会場に展示されていたCT125ハンターカブのデモ車
遠くまでキャンプツーリングに行く状況を想定した展示となっていた

シートカバー装着図
デモ車のゲルザブが「タン」だったのに対し、こちらのゲルザブは「ブラック」となっている、他に「レッド」もラインナップされている

125ccとしては足付き性があまり良くないハンターカブだが、ゲルザブCは厚さ17mmなので装着によって足つき性が大幅に悪化するような事はない

シートカバーはヒモを2箇所で縛るだけで装着可能となっている

単純な形状なのでカバー着脱も簡単そうだ
もっとも、装着しっ放しでも特に問題は無い

カバー内面はこうなっている
開口部が広いので装着で難しい部分は特にない

レブル用のようなタグは無い
代わりにEFFEX(エフェックス)のロゴがシート表面に印刷されている

展示車両のシート部分のアップ
シート上面に衝撃吸収材が入っているのがうっすら見える

デモ車横に置いてあった案内板にもしっかり記載してあった
「カブ用GEL-ZAB [ゲルザブ] C」¥11880
汎用ゲルザブは4種類
レブル250/500/1100用とカブシリーズ用は車種専用設計のカバータイプですが、それら以外の車種に使うには従来型の汎用ゲルザブを使う事になります。
オンロード系の幅広いシート表面に置くのが「GEL-ZAB [ゲルザブ] R」¥11880(税込)
オフロード系の細長いシート表面に置くのが「GEL-ZAB [ゲルザブ] D」¥13200(税込)
ネイキッドのように幅の広いシート表皮の下に埋め込むのが「GEL-ZAB [ゲルザブ] S」¥8800(税込)
SS系の幅の広いシート表皮の下に埋め込むのが「GEL-ZAB [ゲルザブ] SS」¥8250(税込)
最初にも書きましたが、ゲルザブは累計販売枚数が130000枚を突破している定番品です。
ロングツーリングの予定がある方、通勤通学で毎日使用している方、お尻の痛さに悩まされた経験のある方は愛車への導入を検討してみてはいかがでしょう?

幅広いシートに対応した「GEL-ZAB [ゲルザブ] R」の装着例
MT-09にピッタリ

こちらはハーレーに「GEL-ZAB [ゲルザブ] R」を装着したところ
これもピッタリ

タンデムシートにも使える
これは嬉しい

どんな車種でもだいたい上手く載せられることがわかる

シートの細長いオフロード系の車両に使う事をメインターゲットとしている「GEL-ZAB [ゲルザブ] D」は形状が少々特殊

「GEL-ZAB [ゲルザブ] D」の装着例
オフ車でロングツーリングに行くとシート幅が狭いのでお尻が痛くなりがちですが、このようにピッタリ装着する事ができる

シート表皮にはEFFEX(エフェックス)のワンポイントロゴ入り

「GEL-ZAB [ゲルザブ] D」の装着はベルト2本で固定する方式だ

会場にあった「GEL-ZAB [ゲルザブ] R」の展示の様子

シート表皮を剥がして内部に仕込む「GEL-ZAB [ゲルザブ] S」と「GEL-ZAB [ゲルザブ] SS」の様子
シート張り替えが必要なのでハードルは高めだが、一度セットすればズレなどを気にする必要が無いので常に快適に過ごせる
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