ヨシムラが東京MCショーで展示していたHayabusaのデモ車を撮影してきました。
注目は近日発売予定とされている「チタン機械曲 R-11Sq Rサイクロン2本出し
デモ車には未装着でしたが、フルエキと同様に近日登場とアナウンスされている「Slip-On R-11Sq Rサイクロン」も基本的にサイレンサー部は同じルックスになります。

デモ車には新作の「High Lineハンドルバーエンド」も装着されていた他、既に発売済みのパーツも満載です。

デモ車の全景

東京MCショー会場で、展示台に上がる前の状態を特別に撮影させてもらった画像がこちら。
今年のヨシムラは全体的にブラックでイメージを統一しており、Hayabusaもブラック外装を纏っていました。

装着されているパーツもブラックをメインカラーにレッドをアクセントとして使用し、全てボルトオンパーツで構成されているとは思えない迫力を出しています。
カスタムの参考としてお手本のような仕上がりはさすがヨシムラ。

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

横から見ると全体的に「軽い」事が予想できる出で立ちになっている
Hayabusaならではの精悍さが増しているのは、やはりフルエキゾーストの視覚効果が大きいのだろう
集合部は4-2-1で、集合直後に左右振り分けされ、左右に触媒(キャタライザー)を装備する事で排気の抜けと排ガス規制の両方に対応しているように見える

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

ところがナナメ後方から見るとイメージは一変、非常にマッシブで、大きな車体を大パワーで突き進ませようとするモンスターマシン感がとても強い
後端がスルム化した事でボディ中央部にマスが集中しているのが要因だろう

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

サイドスタンド側から見るとタンク上面が見える事で更に迫力が増しているように見える、車体前半のボリューム感はさすがHayabusa
華やかさと凄みが同居した外観だが、これが全てボルトオンパーツだけで造られているから驚きだ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

アンダーカウル下からチラリと見える集合部でフルエキゾーストに換装されている事がわかる
これはデモ車なので新品のチタン色だが、実際に走行して熱が入るとチタンらしい焼け色になる事が予想される
スネ部分のためのヒートガードが信号待ちからのスタート時に有効そうな事と、バンク角に余裕がある事も見てとれる

初登場パーツの詳細

デモ車に装着されていた「チタン機械曲 R-11Sq Rサイクロン2本出し」と「High Lineハンドルバーエンド」は初お披露目。
どちらも近日発売とアナウンスされているが、細部を見れば見るほど発売が待ち遠しくなるはずです。

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

「チタン機械曲 R-11Sq Rサイクロン2本出し」サイレンサーエンドのアップ
MotoGP譲りのメッシュカバーとカーボンカバーが目を引く。 カーボンカバーは折り返し部のエッジもシャープだ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

サイレンサーのリベットに注目!
なんと専用リベットを採用しており、円形のプレスが6個デザインされたフランジになっている
ネームプレートとカーボンカバーを止めているリベットはサイズが小さくなっている他、フランジ部も黒くなっている

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

排気口のメッシュカバーにはヨシムラのロゴが刻印されている専用品
サーキットでコースアウトした際に砂利を吸い込んでしまう事を防止する実用性のため、砂利に負けない強度を持つ分厚い素材となっているのがわかる
さらに、メッシュカバーの奥の排気口にもYOSHIMURAの刻印があるのが見える

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

サイレンサー全景を見ると変形四角形の断面形状である事がわかる
サイレンサーカバーは(チタンブルー仕様)で陽極酸化処理した色付きだ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

反射の少ない反対側から見るとサイレンサー前端のカバー部はエキバイ部と同じ仕上げで、サイレンサーカバーのみポリッシュ仕上げである事がよくわかる
非常に見えにくいが、サイレンサーの前にあるカーボン製のヒートガードは側面の四角い凹みの部分にヨシムラのロゴが成形されている

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

サイレンサーカバーに直接リベット止めされているサイレンサーステー(銀色部)に小さなステー(黒色部)が組み合わされている、ブラケットと連結するためのボルトとワッシャーも黒色とする高品質な物だ
シートレールから出ている専用の「サイレンサーブラケット」も近日発売予定

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

反対側のサイレンサーエンド、メッシュ部のアップ
カーボン製のエンドカバーよりも僅かに飛び出ているのが見える。 アフターファイヤーによってカーボンが焼けるのを防ぐように配慮されているのかもしれない

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

「High Lineハンドルバーエンド」のアップ
アルミ削り出しのバーエンドは各社から発売されているが、ヨシムラの「High Lineハンドルバーエンド」は2重構造になっているようだ
ウエイト内蔵などの詳しい機能は不明だが、挿し色が削り出した穴部からチラリと見える仕様なのは確実
もしかすると転倒時には外周のみ回転する事でハンドルバーの破損を防ぐ・・・などの機能が隠されているかも!?

既に販売中のパーツも山盛り

販売中のパーツも可能な限り装着されていました。
特にハンドル周辺は秀逸で、もともとコクピット感の強かったHayabusaではあるものの、僅かなパーツを交換する事で見事なドレスアップ効果を発揮していました。

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

発売以来大人気となっているX-TREAD(エックストレッド)ステップキット(税込定価:¥71500)
ガンコート塗装を思わせる渋いカラーアルマイト色(スレートグレー)と、切削加工によって抜群のグリップを誇るステップバーの組み合わせが人気の秘訣だ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

X-TREAD(エックストレッド)ステップキットのステップバーのエッジは鋭く、素手で握ると皮膚が切れそうなほどだ
ボルトの頭が飛び出ていないことや、ヨシムラロゴ入りのヒールプレートに分厚い素材が採用されていて激しいライディングでも「しなり」などの不安に感じる要素が無いのが特徴。 極めて実戦的なのだ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

リアアクスルブロックキット(税込定価:¥8580)と、リアスタンドブラケットセット「High Line」(税込定価:¥6300)
ドレスアップ効果が高い他、リアスタンドブラケットは表から見えるアルミパーツと内側の樹脂パーツが別体となっており、スタンドを掛ける際には樹脂パーツのみが空転する事でキズ防止と軽く操作できる効果がある

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

リアアクスルブロックも単なる機能だけに留まらず、軽量化のための肉抜き形状もデザインされた物だ
注目すべきは加工精度の高さで、アクスルシャフトの切り欠きとブロックの形状が純正とは比較にならないほどピッタリ合っている

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

ものすごいコクピット感があるハンドル、メーター周り
しかし実は変更されているのはマスターシリンダーキャップ(税込定価:¥7150)とステムナット(税込定価:¥3300)だけだ
ステムナットの視覚効果が素晴らしい事がよくわかる

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

エンジンケースガードキット ジェネレーターカバー 「PRO SHIELD」(税込定価:¥19800)
車体からの張り出しを最小限に抑えつつ、アルミと樹脂で効果的にエンジンを守る
公道走行時も万が一の転倒に備えてぜひ装着しておきたいパーツだ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

オイルフィラーキャップ(税込定価:¥3300)もアクセントとして定番だ
ぜひ参考にして欲しいのはワイヤリング処理の方法で、ワイヤー終端の処理も含めてとにかく美しく完璧

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

レーシングスライダーキット「PRO SHIELD」(税込定価:¥35200)
ハイスピードに対応した流線形となっているのが特徴で、カウルの加工を減らすためにHayabusa専用設計だ

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

レーシングスライダーキット「PRO SHIELD」はアルミと樹脂の組み合わせで構成されている
特殊形状の樹脂(POM)は削り出しだ、薄く残る切削痕が見えるだろうか

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

スライダー内部にもヨシムラのロゴが刻印されている(黄色矢印部分)

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

ツーピース構造のレバーガード(税込定価:¥13200)
本来はレースレギュレーションに対応するための物だが、サーキット走行会などに参加する際でも装着してあると安心だ

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リムステッカーも隠れた人気商品

ヨシムラのHayabusaデモ車に近日発売予定のフルエキ2本出しが装着!新作バーエンドなども要注目!

定番のフェンダーレスキット(税込定価:¥41800)
テール周りが複雑な造形となっているHayabusaなので、アルミ板を曲げただけの安易なキットを組むと貧弱感が出てしまうが、ヨシムラのキットであればご覧のとおり
非常に高価だが、高速走行にも耐える高い剛性を確保するべくアルミ削り出しのステーを採用している

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他社では薄いアクリル製が多いなか、このウインドアーマー(税込定価:¥30800)は2mm厚のポリカーボネイト製となっている
高速走行中に跳ね石などが直撃した際でも割れてしまう事が無いように配慮されているのかもしれない
スクリーンの高さは純正から40mmアップなのでHayabusaのシルエットを崩さないまま高い防風効果向上を実現している

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