
2023年モデルでマイナーチェンジして新エンジンを搭載したCT125ハンターカブ、その新エンジンに対応したヨシムラ『Tacticalサイクロン(タクティカル サイクロン)』が登場しました。
昨年のモーターサイクルショー2022では試作タイプが公開されていたのでずっと待っていた人も多いはずですが、待った甲斐のある見事な仕上がりです。
新作という事で形状も話題ですが、ヨシムラはマイナーチェンジ前の旧エンジンにも対応しているのがポイント。
購入時に年式を間違えていて装着できないという悲劇を防げる他、旧エンジンオーナーの人は新型に乗り換えても買い直す必要が無いのは嬉しいところ。
東京モーターサイクルショーでデモ車が展示されていたので装着イメージの参考にしてみてください。
試作品のクランクケースカバーも装着されていたので要チェックです。
製品の特徴
アウトドアテイストを満載し、ワイルドなキャラクターを印象付ける新型のサイレンサー『タクティカルサイクロン』が最大の注目ポイント。
タクティカル専用エンブレムを装備している他、排気口にはYOSHIMURAロゴが入っていて、真後ろから見てもスタイリッシュに仕上がっています。
付属のヒートガードはレーザーマーキングによるヨシムラのロゴ入り。
擦れやすい部分なのでプレート等では引っ掛かる可能性がありますしステッカーでは剥がれやすい場所なのですが、レーザーマーキングならそういった心配は無用。
使い込んでヒートガードのエッジが擦り減って来たころが最も迫力が出るのでは?
また、上で記したように年式を問わずにCT125全車に対応しているのもポイントです。
エンジン形式の異なる車両の場合、『付く/付かない』以前の問題として『違うエンジン形式の排出ガス規制に適合させる』必要がありますが、ヨシムラならではの技術でこれに対応、22年までの2BJ型と23年以降の8BJ型のどちらにも対応させてあります。
■商品名:機械曲 Tacticalサイクロン
■商品番号:110A-46G-C4510
■定価:¥121,000(税込)
■素材:ステンレス
■近接排気騒音:
75dB/3125rpm:(23)
78dB/3500rpm:(20-22)
■加速走行騒音
76dB:(23)
75dB:(20-22)
■特記事項
政府認証マフラー
排出ガス規制適合品 騒音規制適合品
製品メーカー2年保証
ドレンボルト脱着可能
オイルフィルター脱着可能
純正センタースタンド対応
■対応車種
CT125 年式:20-22 【車両型式】2BJ-JA55【エンジン型式】JA55E
CT125 年式:23 【車両型式】8BJ-JA65【エンジン型式】JA65E
どちらにも対応

機械曲 Tacticalサイクロンを装着したデモ車全景
レース向けマフラーとは全く異なるアピアランスとなっている

横から見たところ
マフラーに付いているヒートガードが特徴的で、非常にタフでワイルドなイメージを出している

サイレンサーを覆うヒートガードのアップ。表面はヘアライン加工されており、単なる無骨一辺倒ではない
「Tactical(タクティカル=戦術的)」専用のエンブレムが新しい

艶消し黒仕上げのエキパイが非常にカッコイイ
ありがちな半艶ではなく、近年の新作マフラーとしては非常に珍しい完全な艶消しとなっている

エキパイ中間部分にあるヒートガードのアップ
ヒートガードの表面は半艶仕上げとなっているほか、レーザーマーキングによるヨシムラロゴ入り

ステンレス製のヒートガードの表面は、黒ニッケルメッキが施されており、会場の照明の反射で様々な表情を魅せる。こうして見るとヘアライン仕上げである事がわかる

ヒートガードとエキパイ部を更にアップで見る
ガードの断面はレーザーカットと思われる

近日発売予定のアルミエンジンケースガードキットの一つ「クランクケースカバー」が良く見えるショット
23年以降の新エンジン対応で、予価は16500円とアナウンスされている

デモ車にはカーボンナンバープレートホルダーも装着されていた
照明の関係でヨシムラロゴがオレンジになっているが、実際はもちろん赤色

ヨシムラオリジナルのメーターバイザーは塗装済みが17380円、未塗装が10780円だ
デモ車には貼られていなかったが黒色のゼッケンベース風大型ステッカーも付属している

デモ車に装着されている各種パーツの解説はチラシとして配布されていた

デモ車のフレームカバーにはYOSHIMURAの文字がステンシルでペイントされていた
これだけでミリタリーテイストが一気に向上するので、この手法は流行るかもしれない
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