
【PR】SP忠男
街乗りからレジャー、ロングツーリングまで、さまざまなジャンルで高い適応能力を見せるホンダCT125ハンターカブは、2020年のデビューから原付2種クラストップの人気機種です。2023年モデルは令和2年排出ガス規制に適合した新型エンジンを搭載しているのが大きな特徴で、SP忠男は早速最新モデルに対応したPURESPORTマフラーを開発。新型エンジンの特性を生かしながら「気持ちイー!」を引き出すPURESPORTは、ハンターカブのポテンシャルを引き出す逸品です。
メーカー発表のエンジンスペックの差は僅かでもマフラー開発は完全新規

2023~CT125ハンターカブ(8BJ-JA65)PURESPORTチタンブルー
税抜価格8万9900円
美しいブルーのチタンサイレンサーと上質なステンレス製エキゾーストパイプ、メインパイプを組み合わせたスタイリッシュなPURESPORT。ボリューム感のある純正マフラーに比べて、スリムなスタイルが魅力的だ。

2023~CT125ハンターカブ(8BJ-JA65)PURESPORTカーボン
税抜価格7万6000円
ゴージャスなチタンブルーに対してカーボン仕様はスポーティなイメージが強調される。

純正マフラーエキゾーストパイプからサイレンサーエンドまでヒートガードが装着されているためボリューム感があるが、PURESPORTによって車体全体の軽快感が大幅にアップする。効果的にレイアウトされたプロテクターがライダーの足元を熱から守る。
新聞配達や郵便配達、そば屋の出前などのビジネスユースで圧倒的な人気を博したホンダスーパーカブの派生機種として、1960年代に最初のモデルが登場したのがハンターカブです。
実用車ベースのレジャーモデルの先駆者であるハンターカブが2020年に復活した際には、年齢や性別を超えて多くのライダーがこのモデルを支持し、「気持ちイー!」マフラー開発をモットーとするSP忠男もPURESPORTマフラーで「心地よさ」と「爽快感」を提供してきました。
そのハンターカブが新型エンジンを搭載したニューモデルとなったのが2022年10月。スーパーカブC125やモンキー125、ダックス125から採用が始まった、最新の排出ガス規制に対応する新エンジンは、従来型に対してシリンダーボアを縮小しストロークを延長したロングストローク仕様となっており、最高出力は発生回転数が750rpm低下しながら0.3PS向上、最大トルクは1.1kgf-mを踏襲しながら発生回転数が250rpmアップしました。
数値だけを見ると、エンジン特性は従来型とほとんど変わっていないように感じるでしょう。しかし私たちが2020~2022年モデル用のPURESPORTを2023年モデルに装着してテストしてみると、理想とする特性とは若干異なっていました。
具体的には、トルクの盛り上がりが従来より高回転寄りになっていたのです。2020~2022年モデルではバッチリ決まっていたマフラーが2023年モデルにマッチしないのは、数値上の違いは僅かでも新型のエンジン特性が従来モデルと異なるためです。
2023年モデルで初めてハンターカブに接するユーザーは気づかないかも知れませんが、2020~2022年モデル用で「心地よさ」と「爽快感」を両立したPURESPORTを作り上げた私たちにとっては、2023年モデルでも「気持ちイー!」を実現するために新規で開発を行うのは必然でした。
エキゾーストパイプとマフラーメインパイプの試作を繰り返して理想のトルクラインを獲得

エキゾーストパイプの太さや長さに加えて、理想のトルク特性を実現するために排気ガスを浄化するキャタライザーの位置も微妙に調整。「これでいい」と決めることなく「もっと良くなるかも」と粘り強く開発を行うのがSP忠男製マフラーに共通した特長。

緩やかなテーパーがつけられたメインパイプはボディにぴったりと寄り添い、小柄なライダーがシートにまたがった際の接触を回避できる。

歯切れ良く小気味よいエキゾーストサウンドを奏でるスリムなサイレンサー。サイドへの張り出しが少ないので、ツーリング時にキャリアに荷物を満載しても安心だ。
30年以上にわたるSP忠男のマフラー開発において、まず第一に注目するのはエキゾーストパイプです。ハンターカブはエキゾーストパイプとメインパイプが一体構造なので、マフラーはワンピースタイプになります。しかしスタート直後から心地よいトルク特性を得るためには、エキゾーストパイプが重要です。
原付2種のような小排気量車でマフラーを交換する場合、低速トルクより回転馬力を重視しがちな傾向があります。ですが低い回転数から力強いトルクをフラットに引き出すことで、排気量が小さくても余裕のある爽快な走りができることを経験的に熟知している私たちからすれば、何はともあれエキゾーストパイプが重要なのです。
ハンターカブ用PURESPORTのエキゾーストパイプは、2020~2022年モデル用でもシリンダー横でオーバル形状にループする長さが外観上の特徴でもありました。
2023年モデルではトルクの盛り上がりが高回転寄りであると感じたことから、エキゾーストパイプをさらに長くすることでトルクラインに変化を与え、低回転から沸き上がるトルクを実現しています。
100馬力を遙かに超える1000ccオーバーのスーパースポーツモデルに対して、純正で10馬力に満たない125ccのハンターカブ用のマフラーで「低速域のトルク」や「高速域の伸び」にこだわっても、ライダーに分かるのか?という疑問を持つ方もいるかもしれません。
しかしながら、原付2種でも1000ccオーバーでも、ギヤを1速にシフトして走り始める時には必ず低速トルクを利用します。そしてその領域でのトルクの出方次第で、扱いやすさや扱いづらさを直観的に判断しています。SP忠男のマフラーは「トルクラインを整える」ことを重視しており、開発スタッフはスロットルを操作する右手に対してどのタイミングでどの程度のトルクを引き出すことで心地の良さを感じられるかを熟知しているため、125ccのハンターカブに対しても妥協のない開発を行っています。
低速トルクが豊かになることで林道や田舎道での心地よさは得られますが、一方でバイパスを使って距離を稼ぐようなツーリングに出かけるときには高速域の伸びも必要です。新型ハンターカブの最高出力発生回転数は6250rpmと抑えめですが、その中でも爽快な伸び感を向上させるべく、さまざまな長さや太さのメインパイプ(サイレンサー)も試作してテストを行っています。
もちろんその過程では、低速域から高速域へのつながりやトルクの変動も意識してエキゾーストパイプとメインパイプの長さや太さを微調整しながら、理想のトルクラインを追求しました。
試作とテストを繰り返して開発した2023年ハンターカブ用PURESPORTは、早めにシフトアップしてトップギアに入れたままでもギクシャク感なく走り続けられるトルク特性に仕上がっており、そこからスロットルを大きく開ければ伸びやかに上昇するエンジン回転数とともにパワフルな走りが楽しめます。
新型ハンターカブオーナーはもちろんのこと、CT125ハンターカブやSP忠男製マフラーに興味のあるライダーは、全国のバイク用品店で開催している体感試乗会で「心地よさ」と「爽快感」、SP忠男が提唱する「気持ちイー!」を体験してみて下さい。
忠さんの「マフラー」開発奮闘記
https://sptadao.com/chu/category/ct125-23/
こちらで新型CT125ハンターカブ用マフラーの開発の模様を見ることができます。
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