3月17日、大阪モーターサイクルショーでサインハウスが新作のB+COM TALK(ビーコム トーク)を初公開した。2022年に発売し大ヒットしたB+COM PLAYの上位版で価格は税込2万円程を目指している。

インカムツーリング入門のベーシックモデル

もっと手軽にインカムを使ったツーリングを楽しんでもらおうというコンセプトで新たに設定されたのが、B+COM TALK(ビーコム トーク)。TALK(=話す)の名の通り、本来のインカム通話機能を盛り込みつつ低価格に抑えて発売されるベーシックモデルとなる。

サインハウスのB+COMシリーズでは、音楽再生と電話の通話等に機能を絞り込んだB+COM PLAY(プレイ)が2022年に1万2980円という低価格で発売され話題になったが、B+COM TALKはこれの上位機種にあたり、税込2万円程の価格を目指している。

B+COM TALKに追加されたインカム通話機能は3名までで接続は昔ながらのマニュアル方式になり、B+COM PLAY同様に音楽再生や電話の通話にも対応。また、PLAYでは対応していなかったオープンフェイス用のアームマイク仕様もラインナップするのが特徴だ。

ちなみにB+COM TALKの上位版となるB+COM ONE(ビーコム ワン)は、プレミアムスタンダードという位置づけになり、最大6名がB+LINKで簡単に接続できる機能を持つ。また、ユニバーサル通話による他社製との接続やオーディオシェアなどより高機能で3万4980円だ。

B+COM TALKが初公開! B+COM PLAYにインカム通話を追加し2万円程で夏に発売か【モーターサイクルショー2023】

B+COM TALK [SYGN HOUSE] 1名使いに対応して徹底的に機能を絞ったB+COM PLAYにインカム通話を追加して2万円程の低価格で夏の発売を目指すベーシックツーリングモデル。

上がB+COM TALKで下がB+COM PLAY。小ぶりなサイズのPLAYよりも一回り大きいがそれでもインカムとしては小型だ。サイドパネル部分もボタンになっている。

右がB+COM TALKで左がB+COM PLAY。機能が増えて厚さが少し増しているのが分かる。ヘルメットへの着脱はベルクロを採用している。

側面上下と円形のボタンに加えサイドパネル前方と合わせて4つのボタンを配置する。マイクのコネクターはB+COM PLAYと同じように側面前方に用意する。

サイクルショーの展示はこのような様子。小ぶりなパッケージでワイヤーマイクユニット(赤)とアーム状のハイブリッドマイクユニット(青)の2種類を販売予定だ。

B+COM PLAYにはお得な限定パッケージが発売

大阪モーターサイクルショーでもうひとつ初公開されたのは、B+COM PLAYの限定パッケージだ。バイク専用ナビゲーションアプリとして利用者が多いNAVITIME「ツーリングサポーター」のプレミアムコースを3ヵ月無料体験できるのだ。

ツーリングサポーターは唯一のバイク専用ナビならではの排気量別ルート案内などがあり、ナビ初心者には最適のアプリで、スマホを聞くことに特化したB+COM PLAYとのマッチングは抜群のパッケージ。初めてのインカムツーリングが安心して楽しめるのだ。

B+COM PLAY [SYON HOUSE] 限定パッケージは4月発売予定。PLAYは1万2980円という低価格で販売されているカジュアルモデルでアプリも近日リリース予定だ。

大阪モーターサイクルショーでは、プレミアムスタンダードのB+COM ONE(3万4980円)、ベーシックツーリングのB+COM TALK(予想2万円程)とともに選びやすいように展示していた。

ハイエンドモデル B+COM SB6XRは3月24日発売!

サインハウス製インカムの最高峰モデルであるB+COM SB6XをRefine(リファイン=洗練)させて発売されるB+COM SB6X「R」は、24時間に及ぶ連続稼働時間の達成といった性能向上により、使い勝手を従来モデルからさらに高めている。

これが3月17日の発売予定から3月24日に延期しついに発売間近となった。モーターサイクルショーでは、こちらの実機も展示しており体験が可能だ。

B+COM SB6XR(上) [SYGN HOUSE] シングルユニットが4万4000円、ペアで8万5800円。SB6X(下)を細部まで改良し使い勝手が大きく向上している。聴きトーク機能と長時間稼働が特徴だ。

ん、大阪ゴールド仕様のマウントシステム!?

大阪モーターサイクルショーのサインハウスブースにはB+COM以外にも様々な製品がデモ展示されており、サインハウス独自のアルミ削り出しによるマウントシステムも展示されている。そこに、参考出品としてカラーリングされた希少なマウントシステムを見ることができる。

MOUNT SYSEM(マウントシステム) {SYGN HOUSE] 既存ブラック以外にカラーリング仕様が参考出品された。お気に入りのバックステップなどと色を合わせるなんてことができるかも!?

この記事にいいねする

コメントを残す

 
今回紹介したブランドはこちら