1946年にランドセルの製造を本格的に開始し、今年でランドセル製造歴78年目を迎えた老舗ランドセルメーカー・セイバンより、スーパカブ愛好家(通称:カブヌシ)専用「ランドセル型サイドバッグ」が登場。3月29日(水)~5月7日(日)の期間限定で、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて予約販売される。
カラーリングは車両やライダーのファッションに合わせてえらべる全4色をラインナップ。
収納力とデザイン性を兼ね備えた「ランドセル型サイドバッグ」は人目を引くこと間違いなし! ひととは違うスタイルを楽しみたいライダーにピッタリのアイテムだ。
目次
見た目はランドセルでも、専用設計だからスマートに装着可能
セイバンは、カブに乗車する際のサイドバッグとして、ランドセルを装着するカブヌシが一定数いることに着目。ランドセルづくりにおいて長い歴史のある同社の製造技術を駆使し本気で「ランドセル型サイドバッグ」を開発すれば、職人達の開発力や遊び心をアピールできる良い機会になると考え今回のプロジェクトがスタートされた。
しかし、ランドセルはもともと子どもの通学用に開発されている鞄であるため、ホンダ・スーパーカブに装着すると、肩ベルトとバイクの接地面に圧力がかかりシワが寄ってしまう、しっかり密着せず安定しないなど、いくつかの課題も…。そこで、プロジェクトの企画段階から自身もカブヌシであり且つデザイナーのJUNBOw氏が協力。幾度に渡る改良、企画会議を重ね、約1年半の期間を経て、安全性や機能性を兼ねそろえたランドセル型サイドバッグが完成した。
写真からは、サイドバッグステーがある車両であればスーパーカブ以外の車両にも取り付けられそうな様子がうかがえる。
こだわりポイント1:日帰り旅行もできる収納力
今回の開発にあたり実施されたアンケート(LINE公式アカウントに登録いただいた264名に実施)では、実に78%ものカブヌシが「カブに装着する収納アイテムを持っている」と回答。カブは日常生活で気軽に乗れるバイクながら収納スペースが少く、多くのカブヌシが収納に対して独自の工夫を行っていることが分かった。
そこで、今回開発された「ランドセル型サイドバッグ」の容量は、日帰り旅行程度の荷物が十分に入るサイズとして約8リットルを設定。日常生活はもちろん、ちょっとしたツーリングまで使えるサイズ感となっている。
こだわりポイント2:ロングセラーランドセル「天使のはね」をベースに新機構搭載
ランドセルの機構は、長年改良を重ねてきた「天使のはねランドセル」をベースに細部を調整。10数回のプロトタイプ製作を通し、専用設計として以下の機能が搭載されている。
・片手で簡単にバッグの開閉ができるワンタッチ錠前
・グローブを装着したままでも簡単にポケットの開閉が可能となるマグネットホック
・走行時に横からの雨などの侵入を防ぐレインカバーを新たに開発
・カブに装着するので背負うための機構を排除し装着ベルトを新たに開発
こだわりポイント3:自分らしさを表現できるランドセルフォルム
カブヌシの中には、カブとランドセルの相性の良さに着目し、通常のランドセルを独自の方法で装着し楽しんでいる人たちが一定数いる。さらに、セイバンが実施したアンケートでは「サイドバックを購入する場合に重要視するポイント」について6割以上のカブヌシが「デザイン」を選択した。
これらをふまえ、セイバンはランドセルの曲線やシンプルさを生かしたデザインを設計。より手軽にランドセルデザインを楽しめるサイドバッグに仕上がっている。
プロジェクト担当者のコメント
▶株式会社セイバン プロジェクト推進担当:大柳氏
「従来のランドセルのデザインはそのままに、ユーザーに配慮した設計・機能性を追求した製品となっております。既にランドセルを装着されている、もしくはランドセルの装着を検討されている方々、ぜひ当社の技術力をご体験いただければと存じます」
▶株式会社セイバン 生産・開発担当:小幡氏
「ランドセルのフォルムを保ちつつ、バイクに取り付けられる仕様にするためさまざまな試行錯誤を繰り返しました。その中でも、プロジェクトのために開発したレインカバーや収納ポケットは、機能やデザイン性にこだわりが詰まっています。
進化し続けているランドセルの機能も詰め込まれた『ランドセル型サイドバッグ』は、ひときわ目を引き、雨の日も大活躍してくれることでしょう!
プロジェクトチーム全員が、街中でこの鞄を見かける日を心待ちにしております」
▶企画・制作監修 JUNBOw氏
「私事ですが、カブヌシとして収納力・デザイン・機能・安全性など兼ねそろえたバッグを探していたのですが、思い描いてるものに出会うことができませんでした。ならばいっそつくってしまえないかとのことで、セイバンへ企画を持ち込み十数回のプロトタイプ制作を経て製品化が実現しました。多くの方々に本製品をご体験いただきたいです」
「ランドセル型サイドバッグ」クラウドファンディング概要
■製品名:ランドセル型サイドバッグ
■カラー展開:4色(ブラック、カーマインレッド、カーキ、ブラウン)
■クラウドファンディング実施期間:2023年3月29日(水)~5月7日(日)
■受付窓口:クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」内ランドセル型サイドバッグページ(3月29日公開)
https://camp-fire.jp/projects/view/658473?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show
※公開前は404エラーが表示されるので注意
※プロジェクトが達成しない場合も支援者には製品が届けられる
※各製品は限定生産とし、販売数が上限に達した時点で販売終了となる
■Instagram アカウントURL:https://www.instagram.com/project_b_official_/
■LINE公式アカウントURL:https://lin.ee/5eAMkWt
株式会社セイバン概要
1919年(大正8年)、現社長の曽祖父にあたる泉亀吉が地元播磨産の皮革を材料に財布やカバン、キセル入れの販売を開始。1946年からは本格的なランドセルの製造に乗り出し2003年には機能性ランドセルの先駆けとなる「天使のはね」を開発。現在に至るまで、市場シェアトップクラスを維持している。「世界中の子どもたちとそのご家族の笑顔の実現」をミッションに掲げ、保育事業やバッグ事業、海外事業にも取り組む。
情報提供元[ セイバン ]
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