バイクパーツ・用品の通販で圧倒的なシェアを誇るWebike(ウェビック)では、ショッピングサイトでどのようなアイテムが購入されているのか、「週間」と「月間」と「年間」に分類して常時掲載しています。つまり12月下旬にこれを確認すれば、「2022年にライダーがWebikeで購入した人気アイテム」がわかるんです。では、ランキング上位に入った製品とは?

※当ランキング記事は12月28日に制作したものになります。ランキングの順位は入れ替わりますのでご了承ください。

メンテグッズとSHOEIが上位独占の傾向

「年間・バイクパーツ・バイク用品の売れ筋商品ランキング」ベスト50 https://www.webike.net/ranking/

 

Webikeでは、バイクに関するパーツや用品のショッピングサイトで、「売れ筋ランキング」と「注目ランキング」と「満足度ランキング」を、週間/月間/年間の期間別にトップ100まで常時掲載しています。こちらは誰でも閲覧可能で、「ショッピング」のメニュー一覧で「ランキング」を選択すると表示されます。このうち「売れ筋ランキング」は、販売数に加えページ閲覧数なども加味した独自のデータ集計システムを用いているランキング。ぜひ、バイクライフをより楽しく充実させる参考にお使いください。

そしてここでは、2022年12月下旬時点での「売れ筋ランキングトップ50」をご紹介。これをチェックすれば、2022年にウェビックユーザーがどんな製品を求めていたのか、定番や流行が見えてきます。

まずトップ50の全体的な特徴として浮かび上がるのは、メンテナンス用品のランクインが非常に多いということ。ランキングをトップ10に絞ると、ウェビックガレージの廃油処理BOXが1位と6位、コスモビューティーのパーツクリーナーが2位、ダンロップのリムバンドが4位でIRCのタイヤチューブが5位、キャブレターに使用するケーヒンのメインジェットが7位でジェットニードルが10位と、トップ10のうち7製品がメンテナンス用品です。

またSHOEIヘルメットの強さも目立ち、3位にはグラムスター(ソリッドカラー)、9位にはZ-8(ソリッドカラー)が入っています。ちなみにSHOEIは、トップ50に7タイプ(ソリッドとグラフィックは別モデルとしてカウント)のヘルメットがランクイン。加えて、オプションのV-480バイザーが27位、CWR-F2シールドが42位に入っています。

 

「年間・バイクパーツ・バイク用品の注目ランキング」ベスト50。売れ筋ランキングとは違い、注目度をもとにランキングしており、売れ筋ランキングとは違う商品が上位に並ぶ。
https://www.webike.net/ranking/hot/

オイル交換やパンク修理やキャブ調整は自分で

年間売れ筋ランキングのトップ50を検証すると、ウェビックユーザーにはエンジンオイル交換やパンク修理あるいはタイヤ交換、キャブレターの調整などを自分でやる人が多いことがわかります。これらの製品には「インプレッション」もかなりの数が掲載されていて、ウェビックユーザーには「簡単な整備なら自分で愛車のメンテナンスをする人」がかなり多いことがわかります。

ちなみに、廃油処理BOXがトップになっているくらいですから、当然ながらエンジンオイルも比較的上位にランクイン。最上位は、ホンダ純正のウルトラG1スタンダード(5W-30)の第11位です。こちらは1L缶なので、一度に複数購入されるユーザーも多く、これも上位ランキング入りの理由でしょう。同様の理由で、メインジェットやジェットニードルも、4気筒の場合は一度に4個必要となるため販売個数は伸びがち。第15位のNGK製スパークプラグも、一度に複数必要となる製品の代表格です。

売れ筋ランキングで想像広がる!?

ではここからは、トップ50にランクインした製品のうち、筆者が気になったアイテムをいくつかピックアップして、その理由を推察したり、驚いたポイントを挙げたりしてみます。

第1位 ウェビック ガレージ/廃油処理BOX 4.5L 作業用手袋セット

エンジンオイル交換で車両から抜いた廃油を、ゴミとして処分できるようになるボックス。こちらはウェビックのオリジナル製品で、リピーターが非常に多い人気アイテムです。第6位には、より小さな2Lサイズもランクイン。両方合わせるとさらに売れ筋トップを爆走します!

第2位 コスモビューティー/パーツクリーナー840ml テラ

こちらも、廃油処理BOXと並んでリピーターが非常に多いウェビック人気アイテム。パーツ&ブレーキクリーナーとして使用でき、840mlの大容量かつバイク整備で必須の“逆さ吹き”が可能な仕様ながら、低価格なのが支持を集め続ける理由。オイル交換時にも使うケミカルですね!

第3位 SHOEI/グラムスター(ソリッドカラー)

全体的に大人気のSHOEIですが、その中でもトップとなったのは売れ筋ランキング総合3位のグラムスター。この製品は年間の注目ランキングでも2位となっていて、ユーザー人気がかなり高く、さらに実際の売り上げにもつながっていることがわかります。

第16位 ワコーズ/CHLチェーンルブ

ウェビックは、自分で愛車のメンテナンスをする人が多数利用している傾向。当然ながら、日常整備の基本であるチェーンの注油も自分でやっているようで、チェーンルブも上位に入っています。トップ10入りを逃したのは、多くの競合製品があるためでしょう。

第20位 ACパフォーマンス/車種別ボルトオンブレーキホースキット

プロテクターやパッド系を除いたいわゆる「カスタムパーツ」の中で最上位となったのは、車種別のボルトオンブレーキホースキット。第22位にはホンダのウルトラBFブレーキフルードDOT4も入っていて、セットで購入してDIYカスタムなんていう流れも想像できます。

第36位 ビーコム/B+COM PLAY

もはやライダーの定番アイテムともなりつつあるのがBluetoothインカム。これを日本で流行させた立役者がビーコムでしょう。こちらの製品は、「注目ランキング」では年間トップ。しかし売れ筋だと36位です。すでにインカムを持っている人が多く、代替を悩んでいる結果でしょうか?

第48位/第49位 ホンダ純正グリップ左側/右側

バイクのハンドルグリップは、定期的に交換したいアイテム。昔から握りやすさに定評あり比較的低価格なホンダ純正グリップは、2022年も人気でした。48位に左側、49位に右側がランクインしていることから、両側同時に交換する人が大半と推測できます。

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