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過酷なレース環境下でもすぐれた始動性が高い評価
ホンダが市販二輪車に純正採用し、ヨシムラスズキの世界耐久選手権レーサーやホンダのダカールラリーワークスマシンにも搭載されているのが、二輪車用リチウムイオンバッテリーのトップブランドとなるエリーパワーの「HYバッテリー」だ。
リチウムイオンバッテリーには、小型軽量で自己放電が少なくて長寿命というメリットがある反面、安全性や低温時のエンジン始動性、低温時の充電による劣化が、一般的なデメリットに挙げられてきた。
しかしHYバッテリーは、独自技術でそれらの課題を解決。-10℃~+65℃という広い温度範囲でエンジン始動が可能で、圧壊試験や過充電テスト、塩水浸漬などの実験でいずれも発煙や発火がない、低温に極めて強くて安全性にすぐれるリチウムイオンバッテリーの開発に成功したのだ。
高価だが、寿命を考えたら納得。抜群の始動性は二輪生活を快適にする!
長寿命
鉛電池が苦手な繰り返し充放電に適しており、鉛電池比で3倍超の長寿命を実現。バッテリー交換の手間も削減できます。
低温始動性
-10℃の外気温でも放電特性にすぐれるため、他社製で必要となる冬場のエンジン始動前にライト点灯などで活性化させる儀式が不要。
国内生産
HYバッテリーは、中身からすべて日本国内の工場で生産される純国産品。ホンダが純正採用することも、併せて安心感につながる。
リチウムイオンバッテリー
HY93-C
●価格:4万1570円(税込)
●サイズ:W112×D70×H93㎜
●重量:約1.1㎏
●Honda CBR1000RR
SP/SP2(17)、CRF450L(18)標準搭載

業界最小クラスの小型&軽量 横112mm×幅70mm×高さ93㎜ 重量1.1kg
HY110
●価格:4万8906円(税込)
●サイズ:W112×D70×H110㎜
●重量:約1.4㎏
●Honda CRF1000Lアフリカツイン(18)標準搭載

二輪車用のHYバッテリーは3サイズ展開。最大容量となるHY110は鉛バッテリーの12~14サイズと互換性あり。
世界と闘うトップチームにも採用された小型&軽量のリチウムイオンバッテリー

過酷なFIM 世界耐久選手権シリーズを闘う「ヨシムラSERT Motul」のGSX-R1000Rレーサーは、エリーパワー製バッテリーを搭載。’21年には世界チャンピオンに輝いた。
Photo credit : YOSHIMURA SERT Motul
市販車の安全基準が厳しいホンダが純正採用

厳しい安全基準を設けているホンダが、17年からCBR1000RR SP/2や市販モトクロッサー、ダカールラリーワークスマシンなどに順次採用。
完全国内生産!! 教えてエリーパワー!

東京本社と滋賀県大津市の技術開発センターと神奈川県川崎市の工場を軸に、研究開発から生産まで日本国内で実施。
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